get in gear
発音
/ɡɛt ɪn ɡɪər/
get in GEAR
💡 「ゲット・イン・ギア」と区切らず、繋げて発音すると自然です。「ギア」を特に強く、長く発音することで、表現に勢いが加わります。
使用情報
構成単語
意味
本腰を入れる、本格的に活動を始める、調子を出す
"To start working effectively and with greater energy or enthusiasm; to become more organized, efficient, or productive."
💡 ニュアンス・使い方
「get in gear」は、文字通り「ギアに入れる」という車の操作から派生した表現で、物事や人が停滞している状態から、加速して効率的に動き始める様子を表します。単に始めるだけでなく、「本気で、積極的に、効果的に」取り組む、あるいは「調子を上げていく」というニュアンスが含まれます。 主に、誰かに「もっと頑張れ」「さっさと始めろ」と促したり、自分自身に「そろそろ本気を出さなければ」と言い聞かせたりする際に使われます。組織やプロジェクトがスムーズに動き始めた際にも使えます。 フォーマル度は「neutral」に近く、ビジネスの文脈でも同僚や部下に対しては使われますが、目上の人に対して使うとカジュアルすぎる印象を与えることもあります。友人や家族との日常会話で使われることも非常に多いです。 ネイティブは、特に生産性が低い状況や、行動を起こす必要がある状況で、テコ入れや活性化を促す際にこのフレーズを使います。しばしば、多少の焦りや期待を込めて使われることがあります。
例文
We need to get in gear if we want to finish this project on time.
このプロジェクトを期限内に終わらせたいなら、本腰を入れなければなりません。
Come on, team, let's get in gear and win this game!
さあ、みんな、調子を出してこの試合に勝とう!
I really need to get in gear and start studying for my exams.
そろそろ本気を出して試験勉強を始めないと。
The new marketing campaign is finally getting in gear.
新しいマーケティングキャンペーンがようやく本格的に動き始めました。
It's Monday morning, time to get in gear and face the week.
月曜の朝だ、さあ気合を入れて一週間を乗り切ろう。
After the holiday, it takes a few days to get in gear at work.
休暇の後、仕事で調子を出すには数日かかります。
The whole department needs to get in gear to meet the quarterly goals.
四半期の目標を達成するには、部署全体が本腰を入れる必要があります。
Let's all get in gear and finish this task before lunch.
みんなで協力して、昼食までにこのタスクを終わらせましょう。
Our startup is slowly but surely getting in gear, attracting more investors.
我々のスタートアップは、ゆっくりですが着実に動き出し、より多くの投資家を惹きつけています。
He spent the morning relaxing, but now he needs to get in gear for his presentation.
彼は午前中リラックスして過ごしましたが、今からプレゼンテーションのために本腰を入れる必要があります。
類似表現との違い
「get started」は単に物事を「始める」ことを意味しますが、「get in gear」は「本格的に、効率的に、精力的に」動き出す、つまり「調子を上げて取り組む」というニュアンスが加わります。後者の方が、より強い行動や改善を促す際に使われます。
「buckle down」は「本腰を入れて真剣に努力する、集中して取り組む」という、努力や集中に重点を置いた表現です。「get in gear」は「動き出す、起動する」という、停滞状態から活動状態への移行に重点を置きます。どちらも真剣に取り組むことを意味しますが、焦点が異なります。
「get the ball rolling」は「物事を始める、動き出しを作る」という、開始のきっかけを作ることに焦点を当てています。「get in gear」は、開始に加えて、その後「効率的に、勢いよく機能し始める」という、より活動的な状態への移行を意味します。
「shape up」は「改善する、まともになる、ちゃんとする」という意味で、しばしば悪い状態から良い状態へ変化することを指します。「get in gear」が主に「活動を開始する、調子を出す」ことを指すのに対し、「shape up」は行動の質や態度そのものの改善を求めるニュアンスが強いです。
よくある間違い
一般的に「ギアに入れる」という比喩的な意味では前置詞は "in" を使います。"into" も使われることがありますが、"in gear" の方が慣用的な表現です。
句動詞のように動詞と前置詞の間に対象を入れるのではなく、「get in gear」という一つのまとまった慣用句として使われます。
学習のコツ
- 💡「ギアに入れる」という車の操作をイメージすると意味を覚えやすいです。
- 💡命令形「Get in gear!」で、誰かを鼓舞したり、自分に言い聞かせたりする際によく使われます。
- 💡停滞している状況から「勢いをつける」ニュアンスがあることを意識しましょう。
対話例
新しいプロジェクトのキックオフ会議
A:
Okay team, we've discussed the plan thoroughly. Now it's time to get in gear and make it happen.
さて、皆さん、計画は十分に議論しました。いよいよ本腰を入れて、実行に移す時です。
B:
Agreed. Let's assign tasks and get this project moving.
賛成です。タスクを割り当てて、このプロジェクトを動かしましょう。
試験勉強を始める友人同士の会話
A:
I've been procrastinating all day. I really need to get in gear and hit the books.
一日中ぐずぐずしてたよ。そろそろ本腰を入れて勉強しないと。
B:
Me too. Let's start with chapter one together.
私もだよ。一緒に第1章から始めようか。
スポーツチームのハーフタイム
A:
We're down by two goals. We have to get in gear and play harder in the second half!
2点差で負けている。後半はもっと調子を出して、頑張らないといけないぞ!
B:
You're right. Let's not give up!
その通りだ。諦めずにいこう!
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