/ɡɛt ˈɒn wɪθ ɪt/
get ON with it
💡 「get」と「on」がつながって「ゲロン」のように聞こえることがあります。「on」に強勢を置き、一気に発音するイメージです。「with it」もリンキングして発音されることが多いです。
"To start or continue doing something, especially after an interruption or delay, or to encourage someone to proceed with a task or discussion without further procrastination."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、何か作業が滞っている時、決断が遅れている時、休憩が長引いている時、会議で議論が堂々巡りになっている時など、「さあ、早く進めよう」と行動を促す場面全般で使われます。効率を重視する気持ち、少しの焦りや苛立ち、時には諦め(「もういいから、とりあえずやろう」)を表すこともあります。しかし、必ずしもネガティブな感情だけでなく、単に「さあ、始めよう」という軽い促しとしても使われます。フォーマル度はインフォーマルからニュートラル。命令形「Get on with it!」で使うと、直接的で強い響きがあり、相手によっては失礼に聞こえることもあるため注意が必要です。友人や同僚、家族との間で頻繁に耳にする、日常的で率直な表現です。
Come on, stop complaining and get on with it!
さあ、文句はもうやめて、さっさと始めなさい!
We've had enough discussion; let's get on with it and make a decision.
議論はもう十分です。さっさと進めて、決定を下しましょう。
I know it's tough, but you just have to get on with it.
大変なのはわかるけど、とにかくそれを進めるしかないよ。
After the break, we need to get on with the next agenda item.
休憩の後、次の議題に進む必要があります。
Stop wasting time. Get on with your homework.
時間を無駄にするのはやめなさい。宿題をさっさとやりなさい。
The project is behind schedule. We really need to get on with it.
プロジェクトが予定より遅れています。本当に急いで進める必要がありますね。
I'm tired, but I have to get on with this report.
疲れているけど、このレポートをさっさと仕上げないと。
Alright team, enough brainstorming. Let's get on with implementing the plan.
よし、みんな、ブレインストーミングはここまで。計画の実行に移りましょう。
She told herself to stop procrastinating and get on with the cleaning.
彼女は、ぐずぐずするのをやめて、掃除をさっさと片付けようと自分に言い聞かせた。
We can't dwell on the past; we have to get on with our lives.
過去に囚われてはいられません。私たちは人生を先に進めなければなりません。
The chairperson urged the committee to get on with the voting process.
議長は委員会に、投票プロセスを迅速に進めるよう促しました。
We appreciate your input, but for the sake of time, let's get on with the presentation.
ご意見ありがとうございます。しかし時間の都合上、プレゼンテーションを先に進めましょう。
「さあ行こう」「さあ始めよう」という、より一般的な出発や開始の促しです。get on with it は、特に「中断していたことの再開」や「遅延していたことの推進」に重点が置かれ、少し苛立ちや効率性を求めるニュアンスを含むことがあります。
「急いで」「早くしなさい」と、行動の速度を上げるよう直接的に促す、より緊急性の高い表現です。get on with it は、必ずしも「急ぐ」ことよりも「(ぐずぐずせずに)進める」ことに重点があります。
「さあ」「頼むよ」と、行動を促したり、不満や催促を表したりする非常に幅広い場面で使えるフレーズです。get on with it は、具体的なタスクや活動の継続・開始に特化しており、より具体的な行動を要求します。
「次へ進む」「移動する」「(話題などを)切り替える」といった意味で、物理的な移動や精神的な区切り、話題の転換に使われます。get on with it は、まだ手をつけていない・中断しているタスクや目の前の問題に取り組むことに焦点を当てます。
前置詞 with が抜けると、「(物理的に)それに乗る」や「(インターネットなどで)それに取りかかる」といった、全く異なる意味になることがあります。文脈によっては get on it もあり得ますが、「物事を進める」という意味では with が不可欠です。
get on to it も「それに取りかかる」という意味で使われることがありますが、get on with it の方が「(中断・遅延なく)物事を進める」というニュアンスにおいて一般的です。get to it とも似た意味になります。
A:
You've been talking about learning guitar for months. Why don't you just get on with it?
もう何ヶ月もギターを習うって言ってるじゃない。さっさと始めれば?
B:
I know, I just haven't found the time. But you're right, I should just start.
わかってるんだけど、なかなか時間がなくて。でも、そうだね、始めないと。
A:
We've discussed this for too long. Let's get on with it and decide on the next steps.
この件についてはもう十分に議論しました。先に進んで、次のステップを決定しましょう。
B:
Agreed. We need to move forward and finalize the plan.
同意です。前へ進んで計画を確定させる必要があります。
A:
Kids, we're going to be late if you don't get on with it! Put your shoes on.
みんな、ぐずぐずしてると遅れるわよ!靴を履きなさい。
B:
Okay, Mom! Just a minute.
わかったよ、ママ!もうちょっと待ってて。
get on with it を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。