fustian

/ˈfʌstʃən/

英検1級C2TOEIC
学術文学コミュニケーション批評

意味

名詞

大げさでけばけばしい言葉、空疎な演説、うぬぼれた表現

名詞

厚手の綿布、ファスシャン織物

形容詞

大げさな、けばけばしい、見え透いた、空虚な

形容詞

厚手の綿布製の、ファスシャン織物の

発音

/ˈfʌstʃən/

FUStian

💡 最初の音節「フス」は短く、2番目の「チャン」を強く発音します。日本人には「ファスチャン」と聞こえがちですが、「ス」の後の「チュン」という音を意識するとより英語らしい発音になります。

例文

His speech was pure fustian.

カジュアル

彼の演説は全くの大言壮語でした。

She disliked his fustian rhetoric.

カジュアル

彼女は彼の大げさなレトリックを嫌いました。

The play's dialogue felt fustian.

カジュアル

その劇の台詞は大げさに感じられました。

He speaks in such fustian.

カジュアル

彼はとても大げさに話します。

That argument is sheer fustian.

カジュアル

その議論は全くの空虚な言葉です。

Ignore his pompous, fustian talk.

カジュアル

彼の気取った、大げさな話は無視してください。

Avoid fustian language in reports.

ビジネス

報告書では大げさな言葉を避けましょう。

No more fustian, just facts.

ビジネス

もう大げさな言葉は結構、事実だけを。

Critics called his prose fustian.

フォーマル

批評家は彼の散文を大げさだと評しました。

The old novel had fustian style.

フォーマル

その古い小説は仰々しい文体でした。

変形一覧

名詞

複数形:fustians

文法的注意点

  • 📝名詞としては不可算名詞的に使われることが多いですが、特定の種類を指す場合は可算名詞として"fustians"となることもあります。
  • 📝形容詞として使う場合、比較級・最上級はありません。

使用情報

フォーマリティ:フォーマル
頻度:時々使われる
使用場面:
学術文学批評議論歴史政治文化

よくある間違い

He wore a fustian suit.
His speech was full of fustian.

fustianを「派手な」という意味で衣類に使うと、元の布地の意味ではなく、「大げさな言葉」という抽象的な意味と混同されがちです。布地を指す場合は 'a suit made of fustian' のように明確にしましょう。通常、'fustian' は大げさな言葉遣いを指します。

派生語

語源

由来:古フランス語、中世ラテン語
語根:
fust (木の幹、木材)

📚 元々は、中世にエジプトのフスタートで作られた厚手の綿と麻の混紡織物の名前でした。この布は安価で耐久性がありましたが、その派手な見た目から、やがて「見かけ倒し」「大げさな言葉」という意味に転じました。布地そのものを指すこともありますが、現代では「大げさな言葉」という意味で使われることが多いです。

学習のコツ

  • 💡この単語は、文芸批評や学術的な文脈でよく使われます。
  • 💡「大げさな」「空虚な」といったネガティブなニュアンスがあることを覚えておきましょう。
  • 💡元の意味が厚手の布地だったという語源を知ると、言葉が派手な見かけ倒しに転じた経緯が理解できます。
  • 💡同義語のbombastやgrandiloquenceと一緒に覚えると効果的です。

Memorizeアプリで効率的に学習

fustian を含む、すべての英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。

App Storeからダウンロード
無制限の単語登録
音声再生対応
📱
オフライン学習