意味
修辞学、弁論術、説得力のある言葉遣いや表現技法、雄弁
内容や実質を伴わない、表面的な言葉、空虚な議論、美辞麗句
発音
/ˈrɛtərɪk/
RHEToric
💡 最初の「re」に強勢を置き、「レ」と強く発音します。中間の「t」は、アメリカ英語では舌を軽く弾く「D」に近い音(フラップT)になることがあります。最後の「ic」は「イック」と短く発音しましょう。
例文
Avoid empty rhetoric in your report.
報告書では空虚な修辞を避けましょう。
Political rhetoric can be divisive.
政治的なレトリックは分裂を招きかねません。
Focus on facts, not just rhetoric.
言葉だけでなく、事実に焦点を当てましょう。
His rhetoric moved the crowd.
彼の弁論は群衆を動かしました。
She mastered the art of rhetoric.
彼女は修辞学の技術を習得しました。
変形一覧
名詞
文法的注意点
- 📝「rhetoric」は、修辞学や言葉遣いという意味では不可算名詞として扱われるのが一般的です。例: 'too much rhetoric'
- 📝特定の修辞技法や理論体系を指す場合は、例外的に複数形「rhetorics」を用いることがあります。
- 📝通常、a/anなどの冠詞はつきません(不可算の場合)。
使用情報
よくある間違い
「rhetoric」は名詞で「修辞、弁論術」を意味します。「修辞的な」という形容詞として使う場合は、「rhetorical」を用いるのが適切です。
「rhetoric」は「修辞学」や「言葉遣い」という抽象的な意味では不可算名詞として扱われることがほとんどです。具体的な修辞技法や議論の形式を指す場合にのみ複数形「rhetorics」が使われます。
類似スペル単語との違い
「oratory」は「雄弁術、演説」を意味し、特に公共の場での話し方や演説の技術に焦点を当てます。「rhetoric」はより広範に、言葉による説得の技術全体や、そのために使われる言葉遣いを指します。oratoryがパフォーマンス的な側面が強いのに対し、rhetoricは言葉の構造や効果に注目します。
「eloquence」は「雄弁、流暢で説得力のある話し方」を意味し、話し手の才能や美しさに重きを置きます。自然な話し方や書き方による説得力を指すのに対し、「rhetoric」は意図的な戦略や技術としての言葉遣いを指すことが多いです。
「bombast」は「大言壮語、誇張した言葉、仰々しい言葉遣い」を意味し、中身がないのに大げさで気取った言葉を使うことを指します。この点では「rhetoric」が持つ「空虚な言葉」という否定的な意味合いと類似しますが、「bombast」はより明確にネガティブなニュアンスが強く、誇張された言葉遣いに限定されます。
派生語
語源
📚 古代ギリシャの弁論術(修辞学)に由来します。もともとは公の場で説得力のある話し方や書き方を教える技術を指し、その語源は「話す人」や「弁論家」を意味する言葉から来ています。
学習のコツ
- 💡「rhetoric」は、単に言葉巧みという意味だけでなく、内容の伴わない表面的な言葉遣いという批判的なニュアンスを含むことがあります。
- 💡主に学術的、政治的、文学的な文脈でよく使われます。
- 💡「empty rhetoric」(空虚なレトリック)という形で、批判的な意味合いで使われることが多いです。
- 💡単語自体が高度な表現なので、フォーマルな場面での使用が適切です。
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