fundamental right
発音
/ˌfʌndəˈmɛntl raɪt/
fundaMENTAL RIGHT
💡 "fundamental" の「メン」に強勢があり、「ライト」もはっきりと発音します。「ファンダメンタル」は /tl/ の音が続くので、滑らかに発音する練習をしましょう。
使用情報
構成単語
意味
人間が生まれながらにして持つ、生命、自由、幸福追求などに関する基本的な権利。多くの場合、憲法や国際法によって保障されている。
"A basic and inherent right that every human being possesses, such as the right to life, liberty, or freedom of expression, often protected and guaranteed by a constitution or international law, and considered indispensable for human dignity and well-being."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、特定の国家や政府によって与えられるのではなく、人間である限り誰もが持っているとされる、最も根源的で不可侵な権利を指します。法律、政治、哲学、人権に関する議論で頻繁に用いられる非常にフォーマルな表現です。感情的な訴えよりも、論理的・原則的な主張をする際に使われます。ネイティブは、この言葉を聞くと、その権利が極めて重要で普遍的なものだと認識します。主に複数形 (fundamental rights) で使われることが多いです。
例文
Freedom of speech is a fundamental right protected by the constitution.
言論の自由は、憲法によって保護された基本的人権です。
The right to a fair trial is considered a fundamental right in democratic societies.
公正な裁判を受ける権利は、民主主義社会における基本的人権と見なされています。
Access to education should be recognized as a fundamental right for all children.
教育を受ける権利は、全ての子どもたちの基本的人権として認識されるべきです。
Many countries enshrine fundamental rights in their national constitutions.
多くの国が、基本的人権を自国の憲法に明記しています。
Violation of fundamental rights is a serious concern for human rights organizations.
基本的人権の侵害は、人権団体にとって深刻な懸念事項です。
The debate centers on whether healthcare is a fundamental right or a privilege.
その議論は、医療が基本的人権なのか、それとも特権なのかを中心に展開されています。
International treaties aim to protect fundamental rights globally.
国際条約は、世界中で基本的人権を保護することを目指しています。
Even in emergencies, certain fundamental rights must be upheld.
緊急事態においても、特定の基本的人権は擁護されなければなりません。
The court ruled that personal privacy is a fundamental right.
裁判所は、個人のプライバシーは基本的人権であるとの判決を下しました。
Ensuring the fundamental rights of all citizens is the government's primary duty.
全ての市民の基本的人権を保障することは、政府の主要な義務です。
類似表現との違い
「人間が生まれながらに持っているとされる権利全般」を指す表現です。「fundamental right」も「human right」の一種ですが、「fundamental right」は特にその権利が極めて根源的かつ不可侵であるというニュアンスを強調します。全ての「fundamental right」は「human right」ですが、全ての「human right」が「fundamental」と呼ばれるわけではありません。
「基本的な権利」という意味では似ていますが、「fundamental right」の方がより強く、普遍的で、憲法や国際法によって保障されるべき不可侵の権利であることを強調します。「basic right」は、より一般的な「基本的な権利」という広い意味で使われることがあります。フォーマル度は同程度かやや低いこともあります。
特定の国家の国民(市民)が、その国家の法の下で享受する権利を指します。例えば、選挙権や平等な扱いを受ける権利などです。「fundamental right」は国家や国籍を超えた普遍的な権利を指すのに対し、「civil right」は特定の国家の枠内で保障される権利という違いがあります。フォーマル度は同程度です。
学習のコツ
- 💡「fundamental right」は、主に法律や政治、哲学の文脈で使われる非常にフォーマルな表現だと理解しましょう。
- 💡「fundamental rights」と複数形で使われることが非常に多いです。単数形と複数形の使い分けに注意してください。
- 💡「human right」との違いを理解すると、より正確なニュアンスを掴むことができます。
対話例
大学の倫理学の授業での議論
A:
Today, we're discussing whether internet access should be considered a fundamental right.
今日は、インターネットアクセスが基本的人権と見なされるべきかについて議論します。
B:
It's a complex issue. While access is crucial for modern life, classifying it as a fundamental right would imply universal governmental obligation.
複雑な問題ですね。アクセスは現代生活において不可欠ですが、それを基本的人権と分類すると、普遍的な政府の義務を伴うことになります。
人権に関する国際会議での質疑応答
A:
Many argue that the right to safe drinking water must be recognized as a fundamental right.
多くの人が、安全な飲料水を得る権利は基本的人権として認識されるべきだと主張しています。
B:
Indeed. Without it, other fundamental rights, like the right to health, become impossible to realize.
全くその通りです。それがなければ、健康への権利のような他の基本的人権も実現不可能になってしまいます。
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