/ˈfʊlsəm ˈkɒmplɪmənts/
FULsome COMpliments
「フルサム」の「フル」と「コンプリメンツ」の「コン」をそれぞれ強く発音します。「fulsome」はやや古風な響きがあり、現代では通常否定的な意味合いで使われることを意識すると良いでしょう。
"Compliments that are excessive, insincere, or unpleasant because they seem intended to gain favor or are too flattering. They often imply a lack of sincerity, an ulterior motive, or cause discomfort due to their over-the-top nature."
ニュアンス・使い方
このフレーズは、誰かが相手の気分を害するほど過剰に、または裏があると感じさせるようにお世辞を言っている状況を批判的に描写する際に使われます。直接相手にお世辞を言っている場面で使う表現ではなく、その褒め言葉を評価・批判する側が「これは信用できない」「わざとらしい」と感じる時に用います。表面的には褒め言葉ですが、実際には不快感、不信感、軽蔑といったネガティブな気持ちを表す際に用いられます。ややフォーマルで批評的な文脈で使われることが多いですが、口語で皮肉を込めて使われることもあります。ネイティブは、この表現を聞くと「下心がある」「胃もたれするような甘さ」「嘘くさい」といった否定的な印象を強く持ちます。
Her fulsome compliments about the boss's new car made everyone roll their eyes.
上司の新しい車への彼女の過剰なお世辞に、みんなはうんざりした目を向けた。
He tried to win her over with fulsome compliments, but she saw right through him.
彼は過剰なお世辞で彼女を振り向かせようとしたが、彼女にはお見通しだった。
Don't fall for his fulsome compliments; he just wants something from you.
彼の不誠実な褒め言葉に騙されないで。彼はただ君に何かを求めているだけだよ。
She always gives fulsome compliments whenever she needs a favor.
彼女は何か頼み事がある時に限って、いつも過剰なお世辞を言う。
The client's fulsome compliments on our competitor's product were quite telling.
顧客が競合製品に送った過剰な褒め言葉は、非常に意味深だった。
We suspect his fulsome compliments hide an ulterior motive to secure the contract.
彼の度を越したお世辞は、契約獲得のための下心を隠していると私たちは疑っている。
The presentation was met with rather fulsome compliments from the board, which felt a bit insincere.
そのプレゼンテーションは役員からかなり過剰な褒め言葉で迎えられたが、それが少し不誠実に感じられた。
The reviewer dismissed the novel's overly simplistic plot, despite the fulsome compliments it received from certain critics.
批評家は、一部の批評家からの過剰な称賛にもかかわらず、その小説のあまりに単純な筋書きを退けた。
Historians noted the fulsome compliments paid to the emperor, often masking underlying political tensions.
歴史家たちは、皇帝に捧げられた過剰な賛辞が、しばしば根底にある政治的緊張を覆い隠していたことを指摘した。
「flattery」は単に「お世辞」全般を指し、良い意味でも悪い意味でも使われ得ます。一方、「fulsome compliments」は常に「度を越して不誠実な」という否定的なニュアンスが強調され、受け手に不快感を与えるようなお世辞を意味します。
「excessive praise」は純粋に褒めすぎている状態を指し、必ずしも不誠実さや下心を伴うとは限りません。「fulsome compliments」は、褒め言葉の裏に不誠実さや隠れた動機があることを強く示唆し、その過剰さが不快感につながる点が異なります。
「insincere praise」は「不誠実な褒め言葉」という意味で、「fulsome compliments」と非常に近いですが、「fulsome」が持つ「過剰さ」や「不快感」のニュアンスまでは含みません。より直接的な表現です。
「sycophantic remarks」は「ごますり的な発言」という意味で、権力者に取り入ろうとする魂胆が見え見えな発言を指します。「fulsome compliments」は、このような発言の具体的な形の一つとして使われることが多く、ほぼ同義とみなせます。
「fulsome」は現代英語では、過度で不誠実、または不快なほどのお世辞や賞賛を指す否定的な意味合いで使われます。「とても褒められて嬉しかった」というポジティブな文脈で使うと誤解を招きます。ポジティブな意味合いで「豊かな」と言いたい場合は、「abundant」や「generous」など、別の形容詞を使うべきです。
A:
Did you hear how Maria was talking to the boss today? All those fulsome compliments were really hard to listen to.
今日、マリアがボスに話していたの聞いた?あの過剰なお世辞は聞いてて本当にうんざりしたよ。
B:
I know, right? She always lays it on thick when she wants something. It's so transparent.
うん、だよね?彼女、何か欲しい時にはいつもああやっておだてるんだ。まるでお見通しだよ。
A:
I read a review of that new sci-fi movie, and it was filled with such fulsome compliments, it made me suspicious.
あの新作SF映画のレビューを読んだけど、過剰な褒め言葉ばかりで、かえって疑わしくなったよ。
B:
Yeah, sometimes when the praise is too effusive, you wonder if the reviewer has a hidden agenda or is just trying to be trendy.
ああ、確かに。賞賛があまりにも熱烈だと、批評家に何か裏があるのか、あるいはただ流行に乗ろうとしているだけなのか、疑問に思うよね。