flounder for words
発音
/ˈflaʊndər fər wɜːrdz/
FLOUNDER for WORDS
💡 flounderの'fl'は「フロ」ではなく「フラ」に近い音で、rの音は舌を巻くように発音します。wordsの's'は「ズ」と濁ります。
使用情報
構成単語
意味
適切な言葉が見つからず、口ごもったり、言葉に詰まったりする。特に、緊張、困惑、感情の高ぶりなどが原因で言葉が出てこない状態。
"To struggle to find suitable words to express oneself, often due to nervousness, confusion, emotional distress, or difficulty in articulation."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、話者が言葉を探してもがいている、あるいは途方に暮れている様子を表します。単に「言葉を失う」というよりは、「もがきながら言葉を探しているが、見つからない」というニュアンスが強いです。緊張や戸惑い、あるいは喜びや悲しみといった強い感情が原因で、思考がまとまらず、適切な表現が出てこない状況で使われます。フォーマル度は中程度で、日常会話からビジネス、少し改まった文脈まで幅広く使うことができますが、客観的な描写によく用いられます。ネイティブは、相手が困っている状況を説明したり、自分が言葉に詰まった経験を振り返ったりする際に使うことが多いです。
例文
She started to explain, but then floundered for words, her face turning red.
彼女は説明を始めたものの、言葉に詰まり、顔を赤らめました。
He was so nervous during the presentation that he kept floundering for words.
彼はプレゼンテーション中とても緊張していて、何度も言葉に詰まっていました。
When asked about his feelings after the victory, the athlete just floundered for words.
勝利後の気持ちを尋ねられると、その選手はただ言葉に詰まっていました。
I tried to apologize, but I just floundered for words, unable to express my regret clearly.
謝罪しようとしましたが、言葉に詰まってしまい、はっきりと後悔の念を伝えられませんでした。
Facing the unexpected and difficult question, she floundered for words for a moment.
予期せぬ難しい質問に直面し、彼女は一瞬言葉に詰まりました。
During the Q&A session, the speaker seemed to flounder for words when challenged with a highly technical query.
質疑応答中、講演者は非常に専門的な質問をされた際、言葉に詰まっているようでした。
The CEO briefly floundered for words when pressed on the company's recent controversial decision.
最近の会社の物議を醸す決定について問い詰められた際、CEOは一瞬言葉に詰まりました。
In his closing remarks, the diplomat appeared to flounder for words, reflecting the gravity of the international situation.
閉会の辞で、外交官は国際情勢の重大さを反映して、言葉に詰まっているように見えました。
After hearing the tragic news, she could only flounder for words, deeply saddened and shocked.
悲劇的な知らせを聞いて、彼女は深く悲しみ、衝撃を受けて、ただ言葉に詰まっていました。
He paused, floundering for words to accurately describe the complex and sensitive issue.
彼は立ち止まり、複雑でデリケートな問題を正確に説明するための言葉を探してもがきました。
The witness floundered for words under cross-examination, making her testimony seem less credible to the jury.
証人は反対尋問の下で言葉に詰まり、その証言は陪審員にとって信憑性が低いものに映りました。
類似表現との違い
「言葉を失う」という意味で、感情の高ぶりや驚き、ショックなどで何も言えなくなる状態を表します。'flounder for words'が言葉を探してもがく努力を指すのに対し、こちらは言葉自体が完全に停止してしまうようなニュアンスが強いです。感情的な側面がより強調されます。
「言葉を探しもがく、不器用に言葉を選ぶ」という意味で、'flounder for words'と非常に似ています。'fumble'は「手探りする」「不器用に扱う」という物理的なニュアンスも含むため、少しぎこちなく、たどたどしい様子がより強調されることがあります。
「適切な言葉を見つけるのに苦労する」という意味で、'flounder for words'とほぼ同じ状況を表しますが、より直接的で説明的な表現です。'flounder'は比喩的なニュアンスを持つ動詞であるため、'flounder for words'の方がややこなれた、あるいは客観的な描写に適しています。
「口ごもる」「どもる」という意味で、緊張や恥ずかしさからうまく話せない、言葉が出ない状態を指します。'flounder for words'は適切な言葉が見つからないことに焦点を当てるのに対し、'be tongue tied'は発語そのものが困難である点に重きが置かれます。
「話の筋道を見失う」という意味です。言葉に詰まる原因の一つではありますが、'flounder for words'は必ずしも話の筋道を見失うわけではなく、単に適切な表現が見つからない状況を指します。こちらは思考の連鎖が途切れることに焦点があります。
よくある間違い
「〜でもがく」と考えるかもしれませんが、このフレーズでは「言葉を求めて」という目的を意味する前置詞'for'が適切です。'with'を使うと「言葉と格闘する」といった不自然な響きになります。
'flounder'は自動詞として使われることが多く、この文脈では直接目的語を取りません。「言葉」という目的を指すには前置詞'for'が必要です。
学習のコツ
- 💡動詞'flounder'の基本的な意味「もがく、苦労する」を理解すると、フレーズの意味が覚えやすくなります。
- 💡'for words'は「言葉を求めて」というイメージで捉えると、全体像を理解しやすいです。
- 💡緊張、困惑、感情の高ぶりなど、話者が何らかの困難に直面している状況で使うことが多いと覚えておくと良いでしょう。
対話例
会議での予期せぬ質問
A:
Can you elaborate on the potential risks of this new strategy, specifically regarding market volatility?
この新しい戦略の潜在的なリスクについて、特に市場の変動性に関して詳しく説明していただけますか？
B:
Well, that's a good question... I'm a bit unprepared for that level of detail. I seem to be floundering for words here.
ええと、それは良い質問ですね…その詳細レベルについては少し準備不足です。ここでは言葉に詰まってしまっているようです。
友人との感情的な会話
A:
How did you feel when you finally achieved your dream?
ついに夢を達成した時、どんな気持ちでしたか？
B:
It was overwhelming. I was so full of emotion that I just floundered for words, unable to properly express my joy.
圧倒されるような気持ちでした。感情でいっぱいで、言葉に詰まってしまい、喜びを適切に表現できませんでした。
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