feel around

句動詞英検準2級B1TOEIC ★★★TOEIC 600点目標

発音

/fiːl əˈraʊnd/

feel aROUND

💡 「feel」は「フィーゥ」とLの音をしっかり発音し、「around」は「アゥラゥンド」のように自然につなげます。特に「around」の「ra」の部分に強勢を置きます。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:よく使われる
使用場面:
日常会話ビジネス計画・戦略研究・開発人事・採用危機管理探偵・調査

構成単語

意味

(暗闇などで)手探りで何かを探す、まさぐる。

"To search for something, especially in the dark or without being able to see clearly, by using your hands or feet to feel objects."

💡 ニュアンス・使い方

視界が悪い、あるいは全くない状況で、触覚を使って物を探す物理的な行動を指します。探し物が見つからない不確かさや、慎重さが伴うことが多いです。焦りや戸惑いの感情を伴うこともあります。日常会話でよく使われる、比較的カジュアルな表現です。

例文

It was so dark in the room that I had to feel around for the light switch.

カジュアル

部屋がとても暗かったので、電気のスイッチを手探りで探さなければなりませんでした。

She felt around in her bag for her phone, but couldn't find it.

カジュアル

彼女はバッグの中をまさぐって携帯を探しましたが、見つかりませんでした。

I dropped my keys under the sofa. I'll feel around for them.

カジュアル

ソファの下に鍵を落としちゃった。手探りで探してみるよ。

Can you feel around on the floor? I think I lost my earring.

カジュアル

床を手で探してくれる?ピアスをなくしたみたいなんだ。

After the power went out, we had to feel around for candles.

カジュアル

停電した後、私たちは手探りでろうそくを探さなければなりませんでした。

He felt around the wall for the secret door, just like in the movie.

カジュアル

彼は映画のように、隠し扉を手で壁を探った。

During the inspection of the old warehouse, we had to feel around for the circuit breaker in the dim light.

ビジネス

古い倉庫の検査中、薄暗い中で私たちはブレーカーを手探りで探さなければなりませんでした。

(人々の反応や状況などを)探る、打診する。

"To try to discover information about a situation or a person's opinions or reactions, often cautiously or indirectly."

💡 ニュアンス・使い方

物理的に触れるのではなく、比喩的に「探る」という意味で使われます。新しいアイデアや提案をする前、あるいは重要な決断を下す前に、周囲の意見や市場の反応、可能性などを慎重に探る際に用いられます。直接的な質問を避け、感触を確かめるようなニュアンスがあり、ビジネスシーンでも頻繁に使われます。フォーマル度はニュートラルです。

例文

I'm thinking of asking for a raise, but I'll feel around first to see what the boss's mood is.

カジュアル

昇給を頼もうと思ってるんだけど、まず上司の機嫌がどうかなって様子を探ってみるよ。

Before I suggested we go camping, I felt around to see if anyone else was interested.

カジュアル

キャンプに行こうと提案する前に、他に興味がある人がいるか探ってみた。

He's feeling around for a new job opportunity in a different industry.

カジュアル

彼は別の業界で新しい仕事の機会を探っています。

Let's feel around to see what our friends think about our plan before finalizing it.

カジュアル

計画を最終決定する前に、友達が私たちの計画についてどう思うか探ってみようよ。

Before launching the new product, we need to feel around for market demand and potential customer feedback.

ビジネス

新製品を発売する前に、市場の需要と潜在的な顧客のフィードバックを探る必要があります。

We should feel around for potential partners before making a final decision on the acquisition.

ビジネス

買収に関する最終決定を下す前に、潜在的なパートナーを探るべきです。

The company is feeling around for ways to cut costs without significantly affecting product quality.

ビジネス

その会社は、製品の品質に大きな影響を与えることなくコストを削減する方法を探っています。

The committee is feeling around for consensus on the proposed policy changes among its members.

フォーマル

委員会は、提案された政策変更に関するメンバー間の合意形成を探っています。

Diplomats often feel around for common ground during initial negotiations to avoid premature conflict.

フォーマル

外交官は、時期尚早な衝突を避けるために、初期交渉中に共通の基盤を探ることがよくあります。

類似表現との違い

grope for中立

「feel around」と「grope for」はどちらも手探りで探すことを意味しますが、「grope for」はより強い「手探り感」や「不確かさ」、あるいは困難を伴う状況を強調します。また、性的な意味合いで使われることもあるため、文脈によっては注意が必要です。

sound out中立

「sound out」は、主に人に対して、その人の意見や意図を慎重に探る、打診するという意味で使われます。「feel around」よりも、特定の個人やグループの反応に焦点を当てる傾向があります。

「test the waters」は、何か新しいことを始める前に、それが成功するかどうか、あるいは人々がどう反応するかを事前に探る、という比喩的な表現です。「feel around」よりも、結果に対する期待やリスクヘッジのニュアンスが強い慣用句です。

「probe into」は、より詳細に、深く、調査的に何かを探るという意味合いが強いです。しばしば秘密や隠された情報を暴くような、より踏み込んだ調査のニュアンスを持ちます。

よくある間違い

I felt around on my phone in my bag.
I felt around in my bag for my phone.

「feel around」の後に直接探し物を置くのではなく、「in 場所」の後に「for 探し物」という構造をよく用います。「on my phone」は「電話の上で手探りした」という誤解を生みます。

We need to feel around about the market.
We need to feel around for market demand.

「〜について探る」という場合、「about」ではなく「for」を使うのが自然です。「feel around for A」で「Aを探る/Aの感触を確かめる」という意味になります。

I felt around to see his opinion.
I felt around to see what his opinion was.

「to see」の後には、完全な疑問文節(what his opinion was)が続くのがより自然です。「his opinion」だけでは文が不完全になります。

学習のコツ

  • 💡「feel around」には、暗闇で物を探す物理的な意味と、状況や人々の反応を探る比喩的な意味の2つがあることを覚えておきましょう。
  • 💡比喩的な意味で使う場合、「慎重に」「間接的に」というニュアンスが含まれていることを意識すると、より自然な文が作れます。
  • 💡「〜を探る」という際には、「feel around for (何か)」という形で使われることが多いので、この前置詞「for」をセットで覚えると良いでしょう。
  • 💡暗い場所で探し物をする時や、会議で新しいアイデアを出す前に同僚の反応を伺う時など、具体的なシーンを想像しながら学習すると記憶に残りやすくなります。

対話例

停電した家で懐中電灯を探す場面

A:

Oh no, the power just went out! It's completely dark.

ああ、停電した!真っ暗だよ。

B:

Don't worry, I know there's a flashlight in this drawer. I'll feel around for it.

大丈夫、この引き出しに懐中電灯があるはず。手探りで探してみるね。

A:

Be careful not to cut yourself on anything sharp.

何か鋭いもので怪我しないように気をつけてね。

新規プロジェクトの企画会議で、チームの反応を探る場面

A:

I have a new project idea, but I'm not sure how the team will react to it.

新しいプロジェクトのアイデアがあるんですが、チームがどう反応するか分かりません。

B:

Before making a formal proposal, why don't you feel around for their initial thoughts during our next casual meeting?

正式な提案をする前に、次の気軽な会議で彼らの最初の考えを探ってみてはいかがですか?

A:

That's a good approach. I'll bring it up subtly.

いいアプローチですね。それとなく切り出してみます。

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