feel up to
句動詞英検準2級B1TOEIC ★★★TOEIC 600点目標
発音
/fiːl ˈʌp tuː/
feel UP to
💡 「feel」は「フィーゥ」のように少し長く発音し、「up」を強く「アップ」と発音します。「to」は弱く「タ」や「トゥ」となります。
使用情報
フォーマリティ:中立
頻度:よく使われる
使用場面:
日常会話医療・健康趣味・娯楽ビジネス学校・教育家族関係
構成単語
意味
〜する気がある、〜できる状態にある、〜する元気がある
"To have the energy, health, or inclination to do something; to feel well enough or strong enough for an activity."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主に体力や精神的な状態、気分などを考慮して、「ある行動をするだけの準備ができているか」「その行動を受け入れるだけの元気や意欲があるか」を尋ねたり、答えたりする際に使われます。特に否定形「I don't feel up to it/doing something」で使われることが非常に多く、「気が乗らない」「体調が優れない」「疲れている」といった理由で何かを断る際に、直接的すぎず、しかし明確に伝えることができる便利な表現です。友人とのカジュアルな会話から、職場での軽い断りまで、幅広く使えますが、非常にフォーマルなビジネスシーンではより直接的な表現を選ぶこともあります。ネイティブは、相手を気遣う時や、自身のコンディションを婉曲に伝える時に自然に用います。
例文
I don't feel up to going out tonight. I'm really tired.
今夜出かける気分じゃないんだ。すごく疲れているんだよ。
Are you feeling up to a long walk after lunch?
ランチの後、長い散歩に行く気分ですか？
She wasn't feeling up to the presentation after a sleepless night.
徹夜明けで、彼女はプレゼンテーションをする元気はありませんでした。
I don't think I feel up to cooking dinner tonight. Let's order takeout.
今夜は夕食を作る気になれないな。テイクアウトを頼もうよ。
After the surgery, it took him a while to feel up to doing strenuous exercise again.
手術後、彼が再び激しい運動をする気力が戻るまでしばらく時間がかかりました。
The manager asked if I felt up to taking on the new project.
マネージャーは私が新しいプロジェクトを引き受ける気があるか尋ねました。
I'm not feeling up to any heavy lifting today. My back hurts.
今日は重いものを持つ元気がないんです。腰が痛くて。
Do you feel up to discussing this matter in detail now, or should we reschedule?
今この件を詳しく話し合う準備ができていますか、それともリスケジュールしましょうか？
He said he didn't feel up to attending the meeting due to a sudden illness.
彼は急な体調不良のため、会議に出席する気がしないと言っていました。
Despite the bad weather, they felt up to continuing their hike.
悪天候にもかかわらず、彼らはハイキングを続ける気力が湧いていました。
I hope you're feeling up to celebrating your birthday next weekend!
来週末の誕生日、お祝いする元気があるといいですね！
類似表現との違い
「be in the mood for」は、何かをしたいという「気分」や「欲求」に焦点を当てます。体調や能力に関わらず、純粋に「気が向くかどうか」を表します。一方、「feel up to」は、体調、体力、気力なども含めた全体的なコンディションを考慮し、「〜する元気や能力があるか」というニュアンスが強いです。例えば、疲れていても気分が乗れば "I'm in the mood for pizza." と言えますが、体調が優れない時に "I don't feel up to pizza." はあまり使いません。
「have the energy to」は、文字通り「〜するエネルギーがある」という意味で、体力的な側面や具体的な気力に焦点を当てます。より直接的で、エネルギーの有無が行動の可否を決定する状況で使われます。「feel up to」はもう少し広範な意味で、単にエネルギーだけでなく、気分や精神的な準備も含みます。体調が悪い時だけでなく、精神的に疲れていたり、気が乗らなかったりする時にも使える表現です。
「be able to」は「〜できる」という一般的な能力や可能性を表します。一時的なコンディションではなく、恒常的な能力や状況を指すことが多いです。例えば、"I can speak English."（英語を話せる）は能力。「feel up to」は、その時々の体調や気分、気力といった一時的なコンディションに基づいて「〜できる状態にあるか」を問います。能力があっても、その日のコンディションでできない場合に「I don't feel up to it.」を使います。
よくある間違い
❌I don't feel up to go out.
✅I don't feel up to going out.
「to」はここでは前置詞なので、動詞が続く場合は動名詞（-ing形）を使います。名詞が続く場合はそのまま名詞を使用します。
❌Are you feeling up for it?
✅Are you feeling up to it?
このフレーズでは「up to」で一つの句動詞として機能します。前置詞は「to」が正しく、「for」は使いません。
学習のコツ
- 💡「to」の後は必ず動名詞（-ing形）か名詞が来ることを覚えましょう。
- 💡否定形「I don't feel up to...」で使うことが非常に多い表現です。
- 💡体調や気分が優れない時に、誘いや依頼を穏やかに断る便利な表現として活用できます。
対話例
友人が週末のキャンプに誘っている
A:
Hey, we're planning a camping trip this weekend. Do you feel up to joining us?
ねえ、今週末キャンプ旅行を計画してるんだけど、一緒に来れる？
B:
Oh, that sounds fun, but I'm not sure if I feel up to it. I've been a bit under the weather lately.
あー、楽しそうだね、でも行けるかどうか自信がないな。最近ちょっと体調が悪いんだ。
同僚が追加の仕事を手伝ってほしいと頼んでいる
A:
Sarah, I'm really swamped. Would you feel up to helping me with this report tonight?
サラ、本当に忙殺されてるんだ。今夜このレポートを手伝ってもらえる元気はあるかな？
B:
I appreciate the offer, but I don't feel up to staying late today. I have an early appointment tomorrow.
お誘いはありがたいのですが、今日は遅くまで残る気力がありません。明日早いアポイントがあるんです。
病気から回復中の友人を見舞う
A:
How are you doing? Are you feeling up to having some visitors today?
調子はどう？今日は訪問客を迎える元気はある？
B:
Not quite yet, but maybe tomorrow. I'm just feeling a bit weak still.
まだちょっとね、でも明日ならいいかも。まだ少し体が弱くて。
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