/fɔːn ɒn/
FAWN on
💡 「フォーン・オン」のように発音します。「fawn」を強く、はっきりと発音し、「on」はやや軽めに添えるように発音します。口語では「on」が「aan」に近い音になることもあります。
"To praise someone excessively and be overly friendly to them in order to gain a favor, special treatment, or personal advantage, often in a way that is insincere or subservient."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、誰かが自分の利益のために、目上の人や権力のある人に対して、不誠実にお世辞を言ったり、過度に友好的に振る舞ったりする様子を表します。日本語の「ごますり」や「へつらい」に近く、話者は通常、その行為に対して否定的な感情や軽蔑の念を抱いています。フォーマルな場でも使われますが、その行為自体を批判する文脈がほとんどです。ネイティブは、この表現を使うことで、対象となる人物の行動が自己中心的で品位に欠けると見なしていることを示唆します。
He's always fawning on the boss, hoping for a promotion.
彼は昇進を期待して、いつも上司に媚びへつらっています。
It's disgusting how some colleagues fawn on the senior manager during meetings.
会議中、一部の同僚が上級管理職に媚びる様子は見ていて不快です。
The young actor was seen fawning on the director, probably trying to get a bigger role.
その若手俳優は監督に媚びているのが目撃されました。おそらく、もっと大きな役を得ようとしていたのでしょう。
Don't fawn on me; just tell me what you really think.
私にごますりしないで、あなたが本当にどう思っているか教えてください。
Many sycophants fawn on political figures to gain influence.
多くの追従者が影響力を得るために政治家にごまをすります。
The new employee seemed to fawn on the team leader, praising every decision.
新入社員はチームリーダーに媚びているようで、あらゆる決定を褒め称えていました。
It's annoying when people constantly fawn on celebrities.
人々が有名人に常に媚びへつらっているのを見るとイライラします。
She refused to fawn on her clients to secure the deal, preferring to rely on her merits.
彼女は取引を確保するために顧客に媚びることを拒否し、自分の実力に頼ることを選びました。
He tried to fawn on the professor to get a better grade, but it didn't work.
彼は良い成績を取るために教授に媚びようとしましたが、うまくいきませんでした。
The media often fawns on popular idols, overlooking their flaws.
メディアは人気アイドルによく媚びへつらい、彼らの欠点を見過ごしがちです。
「suck up to」は「fawn on」よりも口語的で、非常にカジュアルな「ごますり」を意味します。より強い軽蔑や嫌悪のニュアンスを含み、しばしば下品な表現と受け取られます。日常会話で頻繁に使われます。
「butter up」は、誰かの気分を良くして、何かを頼みやすくしたり、自分の有利な状況に持っていったりするために、お世辞を言ったり、優しく接したりする意味です。「fawn on」ほど露骨な下心や不誠実さが強調されない場合もありますが、目的のために人を操るニュアンスはあります。
「brown nose」は、誰かに媚びへつらうことの非常に下品で口語的な表現です。文字通り「お尻を嗅ぐ」ようなイメージで、最大限の軽蔑や嫌悪を込めて使われます。「fawn on」よりもはるかに強い不快感や侮辱の感情を伴います。
「grovel」は、地面にはいつくばるようにして、誰かに許しを請うたり、服従を示したりする意味です。「fawn on」が精神的な媚びへつらいを指すのに対し、「grovel」は物理的な態度を含み、より深刻な屈辱や嘆願の状況で使われます。
「flatter」は、お世辞を言う、褒めちぎる、という意味です。必ずしも悪い意味ばかりではなく、相手を喜ばせるために使われることもあります。「fawn on」が持つような、露骨な自己利益のための不誠実な媚びへつらいのニュアンスは「flatter」には強くありません。ただし、過度なお世辞には不誠実な意味合いも生じます。
A:
Did you see Mark today? He was really fawning on the new director.
今日マークを見た?新しい部長にものすごく媚びてたよ。
B:
Oh, not surprised. He's always trying to get ahead by charming the bosses.
ああ、驚かないね。彼はいつも上司に取り入って出世しようとしてるからね。
A:
I can't stand that TV personality. She just fawns on whoever is in power.
あのテレビタレント、我慢できないわ。権力のある人に誰にでも媚びへつらうんだから。
B:
Yeah, it's pretty transparent. You can tell it's not genuine.
うん、かなり見え透いてるよね。本心じゃないって分かるよ。
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