fatalism

/ˈfeɪtəlɪzəm/

英検1級C2TOEIC
学術哲学心理学社会科学

意味

名詞

運命論、宿命論、すべては運命によって定められており、人間の努力や意志ではその結果を変えることができないという考え方や信念。

発音

/ˈfeɪtəlɪzəm/

FEY-tə-li-zəm

💡 最初の音節「FEY(フェイ)」に最も強いアクセントを置きます。「tə」は曖昧母音で弱く、最後の「li-zəm(リズィム)」も比較的弱く発音します。日本人には「フェイタリズム」と棒読みに聞こえがちですが、強弱を意識し、特に「fa」を強く発音することが重要です。

例文

He believes in fatalism.

カジュアル

彼は運命論を信じています。

She showed a hint of fatalism.

カジュアル

彼女はわずかに宿命論的な考えを見せました。

His quiet fatalism was clear.

カジュアル

彼の静かな運命論は明らかでした。

It isn't healthy fatalism.

カジュアル

それは健全な運命論ではありません。

This is a kind of fatalism.

カジュアル

これは一種の運命論です。

Don't give in to fatalism.

ビジネス

宿命論に屈してはいけません。

Challenge the concept of fatalism.

ビジネス

運命論の概念に挑みなさい。

Historical fatalism is widely discussed.

フォーマル

歴史的運命論は広く議論されています。

Philosophical fatalism has deep roots.

フォーマル

哲学的な運命論は根深いものです。

Such fatalism affects policy.

フォーマル

そのような宿命論は政策に影響を与えます。

変形一覧

名詞

複数形:fatalisms

文法的注意点

  • 📝fatalismは基本的に不可算名詞として扱われます。特定の種類の運命論を指す場合を除き、複数形や冠詞(a/an)は通常つけません。

使用情報

フォーマリティ:フォーマル
頻度:時々使われる
使用場面:
学術・教育哲学・思想宗教・神学歴史文学・評論社会学心理学

類似スペル単語との違い

determinism

fatalismとdeterminism(決定論)は、どちらも未来が事前に決まっているという点で共通していますが、ニュアンスが異なります。fatalismは人間の努力が運命を変えられないという「無力感」や「諦め」の側面が強いのに対し、determinismは「原因と結果の法則によって全てが決まっている」という、より科学的・哲学的な法則性を強調します。

派生語

語源

由来:ラテン語
語根:
fatum (運命、定められたこと)-ism (主義、説)

📚 ラテン語の「fatum」(運命、定められたこと)に、主義・主張を表す接尾辞「-ism」が結合して形成されました。17世紀頃から英語で使われ始め、人間の自由意志と対立する概念として哲学や神学の議論で重要な役割を担ってきました。

学習のコツ

  • 💡「fatalism」は「宿命論」や「運命論」と訳され、人間の努力では運命を変えられないという考え方を指します。
  • 💡類義語の「determinism(決定論)」と混同されがちですが、fatalismはより人間の努力の無力さに焦点を当てることが多いです。
  • 💡哲学や宗教、文学などの文脈でよく登場する単語です。
  • 💡「fate (運命)」という単語が語源になっていることを知ると覚えやすいでしょう。

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