familiar territory
発音
/fəˈmɪliər ˈtɛrətɔːri/
faMILIar TERRItory
💡 「familiar」は「ファミリアー」のように真ん中の「li」にアクセントを置き、「territory」は最初の「te」を強く発音し「テリトリー」という感じです。どちらもカタカナに引きずられず、リズムを意識しましょう。
使用情報
構成単語
意味
慣れ親しんだ領域、よく知っている分野、勝手知ったる場所や状況。
"A subject, area, or situation that one knows well, is skilled in, or feels comfortable with due to previous experience."
💡 ニュアンス・使い方
自分がよく知っていて、自信を持って対処できる分野や状況を指す表現です。新しい挑戦や未知の状況に直面した際に、それと比較して「これは自分の得意なことだ」「慣れているから安心だ」という安心感や自信を表すときに使われます。仕事や学業、趣味など、様々な文脈で用いられます。特に、未知の領域に踏み出すことへの不安と対比されることが多いです。フォーマル度はニュートラルで、ビジネスシーンから日常会話まで幅広く使えます。ネイティブは、自分の専門分野や得意な作業、あるいは慣れた環境について話す際によく用います。
例文
After years of coding, debugging felt like familiar territory to him.
長年プログラミングをしてきた彼にとって、デバッグ作業は慣れたものだった。
Playing board games is familiar territory for our family on weekends.
ボードゲームをするのは、週末の我が家ではおなじみの光景です。
When it comes to cooking, baking is more familiar territory for me than making savory dishes.
料理に関して言えば、私はしょっぱい料理を作るよりも、お菓子作りが得意です。
She's always happy when the conversation drifts into the familiar territory of classic rock.
会話がクラシックロックという彼女の得意分野に移ると、彼女はいつも楽しそうだ。
Once we got past the new software, using the old system was familiar territory.
新しいソフトウェアを乗り越えれば、古いシステムを使うのは慣れたものだった。
For the experienced researcher, statistical analysis was familiar territory.
経験豊富な研究者にとって、統計分析は慣れた領域でした。
Our team prefers to stick to familiar territory with proven technologies.
私たちのチームは、実績のある技術という慣れた分野に留まることを好みます。
The lawyer was confident as the case fell into familiar territory of corporate law.
その弁護士は、その事件が会社法という得意分野に入ったため自信を持っていた。
Exploring new markets requires moving beyond familiar territory.
新しい市場の開拓には、慣れ親しんだ領域から踏み出すことが求められます。
After several international assignments, project management in a diverse team felt like familiar territory.
いくつかの国際的なアサインメントを経て、多様なチームでのプロジェクト管理は慣れた領域に感じられた。
類似表現との違い
「comfort zone」は「心地よいと感じる範囲、慣れた環境」を指し、そこから出たくないというニュアンスを含むことが多いです。「familiar territory」は単に「よく知っている領域」であり、必ずしも心地よさに焦点を当てているわけではありませんが、多くの場合安心感と結びつきます。「comfort zone」はより個人的な感情や心理的な範囲を指す傾向があります。
「area of expertise」は「専門分野、得意領域」とはっきりとプロフェッショナルなスキルや知識に特化した表現です。「familiar territory」は専門分野に限らず、個人的な趣味や日常の状況など、より広範な「慣れた領域」を指すことができます。
「old stomping ground」は「昔よく行っていた場所、馴染みの場所」という意味で、物理的な場所や地域を指すことが多いです。「familiar territory」は物理的な場所だけでなく、知識の分野や状況など、より抽象的な「領域」を指すことができます。また、「old stomping ground」はよりカジュアルな響きがあります。
学習のコツ
- 💡「familiar」と「territory」はそれぞれ独立した単語ですが、組み合わさることで「慣れた分野・領域」という特別な意味合いを持ちます。
- 💡新しいことや未知の状況と対比して「これは得意だ」「慣れている」と表現したいときに便利な表現です。
- 💡ビジネスシーンでも、自分の専門分野や得意な業務範囲を説明する際によく使われます。
- 💡動詞の後や前置詞の後に名詞句として使うのが一般的です。(例: enter familiar territory, move into familiar territory)
対話例
新しいプロジェクトの担当について話す同僚
A:
This new project involves a lot of AI development. Are you comfortable with that?
この新しいプロジェクトはAI開発がたくさん含まれているね。君は大丈夫?
B:
It's a bit outside my comfort zone, but the data analysis part is familiar territory. I can definitely handle that.
少し専門外だけど、データ分析の部分は慣れた領域だよ。それは間違いなく担当できる。
友人と新しいスポーツについて話す
A:
I'm thinking of trying rock climbing next month. Have you ever done it?
来月、ロッククライミングを試してみようと思ってるんだ。君はやったことある?
B:
Not really. Hiking is more familiar territory for me. Climbing seems a bit intimidating!
あまりないかな。ハイキングの方が私には慣れたものだよ。クライミングは少し怖そう!
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