epic fail

慣用句英検準2級B1TOEIC ★★★TOEIC 600点目標

発音

/ˌepɪk ˈfeɪl/

epic FAIL

💡 「エピック(epic)」は比較的弱めに、続く「フェイル(fail)」を強く、そして少し長めに発音すると自然です。特に「フェイル」の母音と「L」の音を意識しましょう。

使用情報

フォーマリティ:カジュアル
頻度:よく使われる
使用場面:
日常会話趣味・娯楽学校・教育SNSユーモア批判・皮肉インターネット

構成単語

意味

とてつもない大失敗、決定的な失敗、致命的な失敗。特に、期待が大きかったり、状況が滑稽だったりする場合に使う、口語的で皮肉な表現です。

"A spectacular, embarrassing, or disastrous mistake or failure, often one that is highly visible or widely publicized. Used informally, often with a sense of ironic amusement or dismay."

💡 ニュアンス・使い方

このフレーズは、元々インターネットミーム(特に2000年代後半)から広まった表現です。直訳の「壮大な失敗」よりも、そのスケールや滑稽さ、あるいは致命的な結果を伴う「とんでもない大失敗」という意味合いが強いです。驚き、失望、落胆、皮肉、ユーモア、あるいは呆れといった多様な感情を表します。 日常会話、友人とのやり取り、SNS、オンラインゲーム、失敗談を語る時、あるいは他人の失敗を面白おかしく指摘する際(皮肉を込めて)に使われます。非常にインフォーマルな表現であり、ビジネスやフォーマルな場では絶対に使用しません。ネイティブは若い世代を中心に広く浸透している表現として認識しており、多くはユーモラスな文脈で使われます。ただし、相手の失敗を直接的に「epic fail」と指摘すると、非常に失礼にあたる可能性があるので注意が必要です。自虐的な使い方や、モノ・システムの失敗に対して使うのが一般的です。

例文

My attempt to bake a fancy cake for the party turned into an epic fail.

カジュアル

パーティー用に凝ったケーキを作ろうとしたんだけど、とんでもない大失敗に終わったよ。

He tried to impress everyone with a backflip, but it was an epic fail.

カジュアル

彼はバク宙でみんなを驚かせようとしたけど、大失敗だったね。

The presentation slides were completely messed up. That was an epic fail on my part.

カジュアル

プレゼンのスライドが完全に間違っていた。私の大失敗です。

Trying to assemble this IKEA furniture without instructions was an epic fail.

カジュアル

説明書なしでイケアの家具を組み立てようとしたのは、とんでもない大失敗だった。

The internet connection died in the middle of my online exam. Total epic fail!

カジュアル

オンライン試験の途中でネット接続が切れた。まさに大失敗だよ!

I tried to make a viral TikTok, but it was an epic fail. Only three views.

カジュアル

バズるTikTokを作ろうとしたけど、大失敗だった。再生回数たったの3回だよ。

His attempt to jump over the fence ended in an epic fail when he tripped and fell.

カジュアル

彼がフェンスを飛び越えようとした試みは、つまずいて転んだことで壮絶な失敗に終わった。

The software update completely crashed the system. A real epic fail by the development team.

ビジネス

ソフトウェアのアップデートでシステムが完全にクラッシュした。開発チームのまさに大失敗だ。

The launch of our new product without proper market research was nothing short of an 'epic fail'.

ビジネス

適切な市場調査なしでの新製品ローンチは、まさに「大失敗」としか言いようがなかった。

類似表現との違い

「total failure」は「完全な失敗」という意味で、「epic fail」と同様に大きな失敗を指しますが、「epic fail」が持つインターネットスラング由来のユーモラスさや皮肉めいたニュアンスは薄いです。より一般的で幅広い文脈で使えます。

disaster中立

「disaster」は「災害、大惨事」を意味し、物理的な損害や深刻な結果を伴う失敗に使われることが多いです。「epic fail」が指す失敗は必ずしも深刻な物理的損害を伴うとは限らず、滑稽さや期待外れ感に焦点が当たることがあります。

blunder中立

「blunder」は「大失策、へま」という意味で、しばしば注意不足や判断ミスによる愚かな間違いを指します。「epic fail」は規模の大きさや結果の滑稽さを強調するのに対し、「blunder」は間違いそのものの性質に焦点を当てます。

「catastrophe」は「大惨事、破滅的な結末」という意味で、非常に深刻で広範囲に影響を及ぼす事態に使われます。「epic fail」よりもはるかに深刻な状況を指し、ユーモラスな要素はほとんどありません。

よくある間違い

This project was an epic fail in the board meeting.
The project did not meet our expectations, leading to a significant setback.

"Epic fail"は非常にインフォーマルな表現であり、ビジネス会議のようなフォーマルな場では適切ではありません。フォーマルな状況では、「significant setback (重大な後退)」や「complete failure (完全な失敗)」のような言葉を選ぶべきです。

You are an epic fail!
That attempt was an epic fail.

"Epic fail"は通常、人そのものではなく、その人の行動、試み、あるいは物事の結果に対して使われます。人に対して直接使うと非常に失礼で攻撃的な印象を与えます。自分の行動を自虐的に言う場合は問題ありません。

学習のコツ

  • 💡友人との会話やSNSなど、カジュアルな場面で使いましょう。
  • 💡自分の失敗を自虐的に言うときに使うと、ユーモラスな印象になります。
  • 💡他人の行動やシステムの失敗に対して使う際は、皮肉や批判のニュアンスが含まれることを意識してください。
  • 💡ビジネスやフォーマルな場では、絶対に避けるべき表現です。
  • 💡インターネットスラング由来なので、その文化的な背景も理解しておくと、より適切に使いこなせます。

対話例

友人がオンラインゲームで大きなミスをした時

A:

Did you see that? I totally messed up the last boss!

見た?ラスボス戦で完全にやらかしちゃったよ!

B:

Yeah, that was an epic fail! You had it almost won.

うん、あれはとんでもない大失敗だったね!もうほとんど勝ってたのに。

料理の失敗について話す時

A:

My attempt to make soufflé yesterday turned into an epic fail. It just collapsed.

昨日スフレ作ろうとしたんだけど、とんでもない大失敗に終わったんだ。ぺしゃんこになっちゃって。

B:

Oh no, that's disappointing! Soufflé is hard to get right.

あら、それは残念!スフレは作るの難しいものね。

新しいガジェットの操作で苦戦している時

A:

I tried to set up this smart home device, but I think I just broke it. Epic fail!

このスマートホームデバイスを設定しようとしたんだけど、壊しちゃったかも。とんでもない大失敗だよ!

B:

Let me take a look. Sometimes these things are trickier than they seem.

ちょっと見せて。こういうのって見た目より複雑な時があるからね。

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