enigmaticalness

/ɪnɪɡˈmætɪkəlnəs/

英検1級C2TOEIC
学術文学芸術哲学抽象

意味

名詞

謎めいていること、不可解さ、神秘性、不可解な性質。

発音

/ɪnɪɡˈmætɪkəlnəs/

inigmATicalness

💡 この単語は長く複雑ですが、強勢は「マ」の音節(-mat-)にあります。そこを最も強く、高く発音しましょう。それ以外の音節は比較的弱く、軽く流すように発音すると英語らしく聞こえます。日本人は各音節を平坦に発音しがちなので注意が必要です。

例文

The book's enigmaticalness surprised me.

カジュアル

その本の謎めいた性質に私は驚きました。

Her smile held enigmaticalness.

カジュアル

彼女の笑顔には謎がありました。

His silence showed enigmaticalness.

カジュアル

彼の沈黙は不可解さを示しました。

This puzzle's enigmaticalness is fun.

カジュアル

このパズルの不可解さは面白いです。

I love its enigmaticalness.

カジュアル

私はその神秘性が好きです。

That story had enigmaticalness.

カジュアル

その物語には謎めいた部分がありました。

The report's enigmaticalness caused doubt.

ビジネス

その報告書の不可解さが疑念を生みました。

The problem's enigmaticalness needs study.

ビジネス

その問題の不可解さには調査が必要です。

The painting's enigmaticalness drew gazes.

フォーマル

その絵の不可解さが注目を集めました。

We noted its inherent enigmaticalness.

フォーマル

我々はそれに固有の不可解さを認識しました。

変形一覧

名詞

文法的注意点

  • 📝この単語は不可算名詞として扱われることが多いですが、特定の「謎めいた性質」を指す場合は可算名詞として「an enigmaticalness」のように使われることもあります。
  • 📝抽象的な性質を表すため、通常は定冠詞の 'the' や所有格を伴って使われたり、前置詞句の中で用いられたりします。
  • 📝非常に硬い表現なので、カジュアルな文脈で使うと不自然に聞こえる可能性があります。

使用情報

フォーマリティ:フォーマル
頻度:時々使われる
使用場面:
学術文学芸術・文化哲学評論抽象的な議論心理学

よくある間違い

The situation was full of enigmatical.
The situation was full of enigmaticalness.

「enigmatical」は形容詞で「謎めいた」という意味です。「謎めいた性質」という名詞として使いたい場合は、「enigmaticalness」が適切です。形容詞「enigmatical」を直接名詞として使うことはできません。

He showed great enigma.
He showed great enigmaticalness.

「enigma」は「謎そのもの、謎の人/物」を指しますが、「enigmaticalness」は「謎めいた性質、不可解さ」という抽象的な特徴を指します。文脈によって使い分けが必要です。

類似スペル単語との違い

mystery

「mystery」は一般的に「謎」や「秘密」といった、まだ解明されていない事柄や現象全般を指します。一方、「enigmaticalness」は、人や物事の「謎めいた性質」や「不可解さ」という、より抽象的な特徴や状態に焦点を当てた、非常にフォーマルで文学的な表現です。mysteryが具体的な謎を指すのに対し、enigmaticalnessはその性質を指すことが多いです。

enigma

「enigma」は「謎そのもの」や「不可解な人・物」を指す名詞です。例えば、「彼はenigmaだ(謎の人物だ)」のように使います。対して「enigmaticalness」は、その「謎めいた状態や性質」という抽象的な概念を表します。enigmaは具体的な実体を示し、enigmaticalnessはその実体が持つ特性を示します。

inscrutability

「inscrutability」も「不可解さ、測り知れなさ」という意味で「enigmaticalness」と非常に近い意味を持ちます。しかし、「inscrutability」は特に「見通せない、理解しがたい、探ることができない」というニュアンスが強く、人間関係や計画の複雑さなど、より深いレベルでの不可解さを指す傾向があります。どちらもフォーマルですが、inscrutabilityは特に「探ることができない」点に重きを置きます。

派生語

語源

由来:ギリシャ語、ラテン語
語根:
aenigma (謎、なぞなぞ)-al (〜的な、形容詞語尾)-ness (〜であること、名詞語尾)

📚 この単語は、古代ギリシャ語の「aenigma」(謎、なぞなぞ)に由来するラテン語「aenigma」が、形容詞「enigmaticus」(謎めいた)を経て、英語の「enigmatic」(謎めいた)に変化しました。さらに、形容詞を作る接尾辞「-al」と、抽象名詞を作る接尾辞「-ness」が付いて、「謎めいた性質」という意味の「enigmaticalness」が形成されました。

学習のコツ

  • 💡この単語は非常にフォーマルで文学的な響きを持つため、日常会話ではほとんど使われません。
  • 💡類似語の「enigma」(謎そのもの)や形容詞の「enigmatic」(謎めいた)と合わせて覚えると、意味の広がりが理解しやすくなります。
  • 💡語源から、謎、なぞなぞといったコアの意味を理解することで、単語のイメージが定着しやすくなります。
  • 💡抽象的な概念を表す名詞であり、特に文章や学術的な議論で「不可解な性質」を強調したい場合に有効です。

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