efface an error
発音
/ɪˈfeɪs ən ˈɛrər/
effACE an ERRor
💡 「イフェイス」と「エラー」という音を意識しましょう。特に'face'と'er'の部分に強勢を置いて発音すると自然です。
使用情報
構成単語
意味
誤りを完全に消し去る、過ちの痕跡を抹消する、間違いを帳消しにする。
"To remove, blot out, or erase an error completely, making it seem as if it never existed or to nullify its impact."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは非常にフォーマルで、主に書き言葉や学術的、法的、歴史的な文脈で用いられます。「間違いを修正する」というよりは、「間違いの痕跡や影響を完全に消し去る」「過ちをなかったことにする」という強いニュアンスを含みます。単なる訂正や修正ではなく、その間違いが存在した事実を記録から抹消したり、道徳的な過ちを償いによって帳消しにしたりする際に使われます。日常会話で使うと非常に不自然に聞こえるため、使用する場面を選ぶ必要があります。ネイティブは、このフレーズを聞くと、公式な文書や深刻な状況での発言だと感じます。
例文
The historian's goal was to efface historical errors from the revised textbook.
その歴史家の目標は、改訂版教科書から歴史的な誤りを抹消することでした。
It is often difficult to efface an error once it has been widely disseminated.
一度広く拡散されてしまった間違いを完全に消し去ることは、往々にして困難です。
The company worked diligently to efface the error in its financial reports before the audit.
その企業は、監査前に財務報告書の間違いを消し去るために懸命に働きました。
Through years of public service, he tried to efface the errors of his youth.
長年の公共奉仕を通じて、彼は若き日の過ちを帳消しにしようと努めました。
The software patch was designed to efface critical errors that had been affecting system stability.
そのソフトウェアパッチは、システム安定性に影響を与えていた致命的なエラーを消し去るために設計されました。
The government attempted to efface the error in the official decree, but copies had already been distributed.
政府は公式の布告の間違いを抹消しようとしましたが、すでに نسخ が配布されていました。
Literary critics discussed how the author managed to efface plot errors in later editions.
文学評論家たちは、著者が後の版でどのように筋書きの誤りを消し去ったかについて議論しました。
While impossible to truly efface all past errors, one can always strive for improvement.
過去の全ての過ちを完全に消し去ることは不可能ですが、人は常に改善を目指すことができます。
The meticulous editor ensured that all grammatical errors were effaced from the manuscript.
几帳面な編集者は、原稿から全ての文法的な誤りが抹消されることを確実にしました。
類似表現との違い
最も一般的で、単に間違いを「修正する」「訂正する」という意味です。物理的な消去や痕跡の抹消という強いニュアンスは持ちません。フォーマルからカジュアルまで幅広く使われます。
「誤りを是正する」「正す」という意味で、`efface an error` と同様にフォーマルな表現です。しかし、`efface` が「消し去る」ことで間違いをなくすのに対し、`rectify` は「正しい状態に戻す」ことに重点が置かれます。
「間違いを消す」という意味で、`efface an error` に近いですが、より物理的な消去や視覚的な削除に焦点を当てることが多いです。`efface` はより抽象的に「存在しなかったかのようにする」というニュアンスを含みます。
特に法律、文書、契約書などで「誤りを修正する」「変更する」という意味で使われます。間違いそのものを消し去るというよりは、より正確な情報に置き換えたり、不適切な部分を改めたりする際に用います。
特にコンピュータの操作などで、「間違いを取り消す」「元に戻す」という意味で使われます。行動の結果を無効にするニュアンスが強く、`efface`のような深い抹消の意味合いはありません。
よくある間違い
`efface an error` は非常にフォーマルで、カジュアルな日常会話や友人とのメールには不自然です。単なる訂正であれば `correct an error` や `fix an error` を使うのが適切です。
`efface` は通常、文書、記録、記憶、抽象的な概念などの「誤り」や「痕跡」に対して使われます。物理的な汚れを「消し去る」には `remove` や `wipe off` などが適切です。
学習のコツ
- 💡このフレーズは「非常にフォーマルで文語的」という点を常に意識しましょう。
- 💡「間違いを修正する」というより「痕跡を完全に消し去る」という強い意味合いを理解しておきましょう。
- 💡論文、報告書、歴史書、法律文書など、格式の高い文書で遭遇することが多いです。
- 💡日常会話では `correct`, `fix`, `erase` など、より一般的な動詞を使いましょう。
対話例
学術会議での歴史的記録に関する議論
A:
The recently discovered documents reveal a significant historical inaccuracy. We must decide how to address it.
最近発見された文書は、重大な歴史的不正確さを明らかにしました。我々はどう対処すべきか決定しなければなりません。
B:
Indeed. Our primary objective should be to efface this error from all future publications and official records, ensuring future generations receive accurate information.
全くです。我々の最優先目標は、将来の世代が正確な情報を受け取ることを確実にするため、全ての将来の出版物および公式記録からこの誤りを抹消することです。
法務部門での契約書修正に関する協議
A:
I've reviewed the draft contract, and there are a couple of clauses that require revision. How should we proceed?
契約書の草稿を確認しましたが、いくつかの条項が修正を要します。どのように進めますか?
B:
We need to ensure we completely efface any legal errors before finalization. Let's schedule a meeting with the legal team to go over the specifics.
最終化する前に、法的な誤りを完全に抹消する必要があります。詳細について法務チームと会議を予定しましょう。
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efface an error を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。