duplicitous nature

コロケーション英検1級C2TOEIC TOEIC 900点目標

発音

/djuːˈplɪsɪtəs ˈneɪtʃər/

duPLIcitous NAcher

💡 「duplicitous(デュプリシタス)」は「プリ」に、そして「nature(ネイチャー)」は「ネイ」にそれぞれ強勢を置きます。特に「duplicitous」は発音が難しい単語なので、ゆっくりと各音節を意識して練習しましょう。

使用情報

フォーマリティ:フォーマル
頻度:時々使われる
使用場面:
倫理・道徳ビジネス人間関係文学・芸術社会・政治心理学法律

構成単語

意味

裏表のある性質、二枚舌な性格、欺瞞的な本質

"A character trait or inherent quality of being deceitful, dishonest, and tending to hide one's true intentions through misleading words or actions, often for personal gain."

💡 ニュアンス・使い方

このフレーズは、人の性格や行動が誠実さに欠け、他者を欺く傾向があることを強く非難する際に使われます。表面的な言動と内面的な意図が異なり、信用できない人物の本質を指します。非常にネガティブな意味合いを持ち、批判的な文脈で用いられることが多いです。日常会話で頻繁に使うような表現ではありませんが、人の本質的な不誠実さや欺瞞性を指摘する際に、強い言葉として選ばれます。フォーマルな議論や、人物評価、文学作品などで見られます。

例文

I can't trust him; his duplicitous nature always comes out eventually.

カジュアル

彼を信用できないよ。彼の二枚舌な性格は結局いつも表に出てくるからね。

The CEO's duplicitous nature led to a significant loss of investor confidence.

ビジネス

CEOの裏表のある性質が、投資家の信頼喪失という大きな事態を招きました。

We discovered the vendor's duplicitous nature during the negotiation process, which complicated the deal.

ビジネス

交渉の過程で、そのベンダーの不誠実な本質が明らかになり、取引を複雑にしました。

Historians often debate the duplicitous nature of the politician's wartime diplomacy.

フォーマル

歴史家たちは、その政治家の戦時外交における欺瞞的な性質についてしばしば議論します。

The play explores the duplicitous nature of human ambition and power struggles.

フォーマル

その劇は、人間の野心と権力闘争に潜む裏表のある性質を探求しています。

Her duplicitous nature was revealed through a series of contradictory statements and actions.

フォーマル

彼女の不誠実な本質は、一連の矛盾した発言や行動によって露呈しました。

The report highlighted the duplicitous nature of the organization's financial dealings.

フォーマル

その報告書は、その組織の金融取引における欺瞞的な性質を浮き彫りにしました。

Such a duplicitous nature makes it difficult to forge genuine and lasting relationships.

フォーマル

そのような裏表のある性格では、真の永続的な人間関係を築くのは困難です。

To overlook his duplicitous nature would be a grave mistake in any partnership.

フォーマル

彼の欺瞞的な本質を見過ごすことは、いかなるパートナーシップにおいても重大な過ちとなるでしょう。

The film vividly portrays the duplicitous nature of superficial appearances in society.

フォーマル

その映画は、社会におけるうわべだけの外見が持つ二面性を鮮やかに描いています。

類似表現との違い

「deceitful character」は「欺瞞的な性格」と直訳でき、「duplicitous nature」と意味は非常に近いですが、やや口語的で、個人が持つ特定の性格特性を指すことが多いです。「nature」が持つ「本質」や「生まれつきの」という深いニュアンスは薄まります。

「hypocritical tendency」は「偽善的な傾向」を意味し、他人に示す表向きの態度と内心が異なる点を強調します。「duplicitous nature」は、単なる偽善を超え、より意図的に他者を欺こうとする本質的な不誠実さを指す点で異なります。「hypocritical」はモラル的な非難が強いです。

two facednessカジュアル

「two facedness」は「二枚舌」や「裏表があること」という意味で、「duplicitous nature」に非常に近いですが、こちらはより口語的でカジュアルな表現です。フォーマルな文脈や書き言葉では「duplicitous nature」の方が適切とされます。「two facedness」は動詞「be two faced」の名詞形です。

「dishonest streak」は「不誠実な一面」や「 dishonestな傾向」を意味します。「streak」は一時的な、あるいは部分的な傾向や性質を指すため、「nature」が表す根深く本質的な性格とはニュアンスが異なります。より軽いニュアンスで、特定の状況で現れる不誠実さを示す際に使われます。

よくある間違い

duplicity nature
duplicitous nature

「duplicity」は名詞で「二枚舌、欺瞞」を意味します。「nature」も名詞なので、名詞と名詞をそのまま並べるのは不自然です。「nature」を修飾するには形容詞「duplicitous」を使う必要があります。

学習のコツ

  • 💡「duplicitous」は、人の性格や行動が「裏表がある」「欺瞞的である」という、非常に強いネガティブな意味合いを持つ形容詞です。
  • 💡「nature」は「本質」や「性質」という意味で、その人の根深い部分を表します。この組み合わせで、根深い不誠実さを表現します。
  • 💡フォーマルな文脈や、人物評価、文学作品などで使われることが多い、洗練された表現です。
  • 💡類義語の「deceitful」や「dishonest」よりも、より本質的で、意図的な欺瞞性を示唆する表現です。
  • 💡「duplicitous」は発音が難しい単語なので、IPAを確認し、音節ごとにゆっくり発音練習することをお勧めします。

対話例

企業の重役会議での人事評価

A:

We need to consider his leadership qualities carefully. Some reports indicate a duplicitous nature in his past dealings.

彼のリーダーシップ資質を慎重に検討する必要があります。いくつかの報告では、過去の取引において彼の裏表のある性質が指摘されています。

B:

That's a serious concern. Trust is paramount for this position.

それは重大な懸念ですね。この役職には信頼性が最も重要です。

文学研究会での登場人物分析

A:

The author masterfully portrays the protagonist's duplicitous nature, which ultimately leads to a tragic downfall.

作者は主人公の二枚舌な性格を見事に描き出し、それが最終的に悲劇的な破滅へとつながっています。

B:

Indeed. His outward charm sharply contrasts with his manipulative intentions throughout the novel.

全くその通りですね。彼の外見上の魅力と、小説全体を通して見られる操ろうとする内面の意図が鋭く対比されています。

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