/dɪsˈkleɪm rɪˌspɒnsɪˈbɪlɪti/
disCLAIM responsiBILITY
💡 「disclaim」は「ディスクレイム」という感じで、「-claim」の部分を強く発音します。「responsibility」は「リスポンシビリティ」という感じで、「-bil-」の部分を強く発音し、全体的に長めの単語なので、はっきりと発音するように心がけましょう。
"To formally state that you are not legally or morally responsible for something, often to avoid blame, obligation, or liability for potential negative outcomes."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、非常にフォーマルで、主に書面や公式な場で使用されます。契約書、利用規約、企業からの公式声明、法的文書などで、特定の事柄に対する責任の範囲を明確に限定したり、将来的な責任を事前に免除したりする目的で用いられます。 **どんな場面で使うか**: 契約締結時、製品やサービスの利用規約、ウェブサイトの免責事項、保険契約、公的機関の声明、法廷での陳述など、厳密な言葉遣いが求められる状況で使われます。 **どんな気持ちを表すか**: 責任を回避したい、負いたくない、潔白を主張したい、あるいは、予め責任の範囲を明確にしておきたいという意図を表します。 **フォーマル度**: 非常にフォーマルです。日常会話で使われることはほとんどありません。 **ネイティブがどう感じるか**: 堅苦しく、やや法律的・事務的な響きを持つ表現だと感じます。企業や組織がリスク管理の一環として用いる印象が強く、個人の感情を表す言葉としては適切ではありません。
The company clearly disclaimed responsibility for any data loss due to user error.
その会社は、ユーザーの過失によるデータ損失について一切の責任を負わないと明言しました。
Our terms and conditions disclaim responsibility for items left unattended in the facility.
当社の利用規約では、施設内に放置された物品に対する責任を放棄しています。
The website operator disclaims all responsibility for the accuracy of information posted by third parties.
ウェブサイト運営者は、第三者が投稿した情報の正確性について一切の責任を負いません。
In case of unexpected delays, the airline disclaims responsibility for any resulting inconvenience.
予期せぬ遅延が発生した場合、航空会社はいかなる不便に対しても責任を負いません。
He attempted to disclaim responsibility for the errors in the financial report, blaming his subordinate.
彼は部下のせいにして、財務報告書のエラーに対する責任を否認しようとしました。
A notice at the entrance stated that the management disclaims responsibility for vehicles parked on the premises.
入り口の掲示には、敷地内に駐車された車両に対する管理側の責任を放棄する旨が記載されていました。
The government disclaimed responsibility for the damages caused by the unforeseen natural disaster.
政府は、予期せぬ自然災害によって引き起こされた損害について責任を否認しました。
The contractor explicitly disclaimed responsibility for structural issues not caused by their workmanship.
その請負業者は、彼らの工事に起因しない構造上の問題については明確に責任を否認しました。
It's common for event organizers to disclaim responsibility for personal belongings lost or stolen during an event.
イベント主催者が、イベント中に紛失または盗難にあった私物について責任を負わないとすることは一般的です。
A clause in the software license agreement allowed the vendor to disclaim responsibility for incompatibilities with other systems.
ソフトウェアライセンス契約の条項により、販売元は他のシステムとの互換性に対する責任を放棄できました。
「deny responsibility」は「責任を否定する」という意味で、「disclaim responsibility」よりもやや口語的です。自分の行動や結果に対する責任を単純に「否定する」ニュアンスが強く、公式声明というよりは個人的な主張や反論に使われることもあります。disclaimが法的な責任の範囲を「宣言して放棄する」のに対し、denyは「事実として責任がないと主張する」という違いがあります。
「evade responsibility」は「責任を回避する」という意味で、ネガティブな響きがあります。本来負うべき責任から巧みに逃れようとする、後ろ向きな行動を指すことが多いです。「disclaim responsibility」が公式かつ合法的に責任の範囲を明確にするのに対し、「evade responsibility」は非難されるべき行動を伴う可能性があります。
「reject liability」は「賠償責任を拒否する」という意味で、「disclaim responsibility」と非常に近いですが、特に金銭的な賠償義務や法的責任に焦点が当てられます。disclaimはより広範な責任(道徳的、義務的など)をカバーし得ますが、reject liabilityは「法的賠償責任」に特化した表現です。両者ともフォーマルな文脈で使われます。
「denounce」は「非難する、公に悪であると宣言する」という意味で、責任を否定する文脈では使いません。「disclaim responsibility」は責任の放棄や否認を公式に表明する際に用います。
「disclaim responsibility」は通常、「for」を伴って「〜に対する責任を否認する」という形で使われます。「about」は不適切です。
disclaim responsibility を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。