difficult to approach
発音
/ˈdɪfɪkəlt tuː əˈproʊtʃ/
DIF-fi-cult to ap-PROACH
💡 「difficult」は最初の「ディ」を強く、その後はやや弱めに発音します。「approach」は「プロー」を強く発音し、「to」は弱く「トゥ」と発音すると自然です。
使用情報
構成単語
意味
話しかけにくい、近寄りがたい、とっつきにくい。物理的・心理的な距離感や、物事の複雑さからくる理解や対処の困難さを指します。
"Describing someone or something that is not easily accessible, friendly, or understandable, making it challenging to interact with, establish a relationship with, or solve."
💡 ニュアンス・使い方
人間関係において、性格が内向的、威厳がある、あるいは単に無表情であるために他者が話しかけにくいと感じる場合に用いられます。また、学術的な概念、複雑な問題、あるいはアクセスが制限されている場所など、物理的または概念的に「近づくこと」が難しい状況にも適用されます。 相手や対象に対する心理的な壁、または困難さを感じている気持ちを表します。ネガティブなニュアンスを持つことが多いですが、人の性格描写として客観的に使われたり、問題の複雑性を中立的に表現したりする場合もあります。例えば、初対面の人に対しては、「話しかけにくい」という印象はネガティブになりがちですが、権威ある人物に対して「近寄りがたい」という場合は、尊敬の念を含むこともあります。 比較的フォーマルでもカジュアルでも使用できる中立的な表現です。ビジネスの場では、特定の人物や課題の特性を説明する際に使われます。 ネイティブは自然で一般的な表現として広く認識しており、特定の状況における困難さを具体的に示すため、会話や文章で頻繁に用いられます。相手への配慮や慎重さを示す際にも使われることがあります。
例文
The new manager seems a bit difficult to approach at first.
新しい部長は最初は少し話しかけにくい雰囲気がありますね。
Some cats are very friendly, but others can be quite difficult to approach.
猫にはとても人懐っこい子もいますが、かなり近寄りがたい子もいます。
The famous artist was known for being brilliant but also very difficult to approach.
その有名な芸術家は、天才であると同時にとても近寄りがたい人物として知られていました。
That historical topic is difficult to approach without prior knowledge.
その歴史的テーマは、予備知識なしでは理解しにくいです。
I found it difficult to approach him about the sensitive issue.
そのデリケートな問題について彼に切り出すのは難しいと感じました。
The old house on the hill looked somewhat difficult to approach, especially at night.
丘の上の古い家は、特に夜には少し近寄りがたく見えました。
Our CEO is very busy, making her difficult to approach for casual chats.
私たちのCEOは非常に忙しいので、気軽に話しかけるのは難しいです。
This complex legal matter is proving difficult to approach without expert consultation.
この複雑な法的案件は、専門家の助言なしでは取り組むのが難しいと判明しています。
The client's demands are quite specific, making the project difficult to approach from a standard perspective.
クライアントの要求はかなり具体的で、プロジェクトを標準的な視点から取り組むのを難しくしています。
Philosophical concepts can often be difficult to approach for those unfamiliar with the field.
哲学的な概念は、その分野に不慣れな人にとっては理解しにくいことが多いです。
The issue of global poverty remains difficult to approach due to its multifaceted nature.
地球規模の貧困問題は、その多面的な性質から解決が依然として困難です。
類似表現との違い
ほぼ同じ意味で使われますが、"unapproachable" は形容詞1語で「近寄りがたい」「とっつきにくい」という、人や場所の永続的な性質や状態をより直接的に表します。「difficult to approach」は「〜するのが難しい」という行為や試みの困難さに焦点を当て、一時的な状況や特定の側面についても使える柔軟性があります。
この表現は「話しかけるのが難しい」という、コミュニケーションの具体的な側面を特に強調します。「difficult to approach」は、物理的な距離感、心理的な壁、または問題への取り組みの困難さまで含む、より広範な「近づきにくさ」を表現します。人間関係では似たニュアンスで使われますが、後者の方が適用範囲が広いです。
「威圧的で近づきがたい」という、相手に恐怖や畏敬の念を抱かせるような、より強いネガティブな感情を伴う場合に用いられます。"difficult to approach" は、単に内向的で話しかけにくい、または物事が複雑で理解しにくいといった、もっと穏やかな状況や客観的な評価にも使えます。
「よそよそしい」「超然とした」といった、人に対して意識的に距離を置く態度や性格を表す形容詞です。これは「近づきがたい」という結果につながることが多いですが、"aloof" がその人の内面的な態度や気質を指すのに対し、"difficult to approach" はその結果としての他者からの「近づきにくさ」という客観的な状況に焦点を当てます。
よくある間違い
「〜するのが難しい」という構造では、"difficult for [人] to [動詞]" または "difficult to [動詞]" の形を使います。"for approach" は文法的に不適切です。
to不定詞の後には動詞の原形が続きます。動名詞（-ing形）は使いません。
学習のコツ
- 💡人に対して使う場合は、親しくなりにくい、話しかけにくいというニュアンスになります。
- 💡物事や概念に対しては、解決しにくい、理解しにくいといった意味で使われます。
- 💡"difficult" の代わりに "hard" を使うことも可能で、"hard to approach" も同様に自然な表現です。
対話例
新しい部署の部長について話す同僚
A:
What do you think of the new department head?
新しい部署の部長、どう思いますか？
B:
Well, she seems very competent, but I find her a bit difficult to approach for casual questions.
そうですね、とても有能な方だとは思いますが、ちょっとした質問をするのに話しかけにくいと感じます。
A:
I agree. She has a very serious aura.
私もそう思います。とても真面目な雰囲気がありますよね。
プロジェクトの課題について話し合うチームメンバー
A:
We're facing a critical challenge with the data integration. It's proving quite difficult to approach.
データ統合に関して、重大な課題に直面しています。かなり対応が難しいと判明しています。
B:
Yes, the system architecture is more complex than we anticipated. We might need specialized help.
ええ、システムのアーキテクチャが予想以上に複雑です。専門的な助けが必要かもしれませんね。
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