devour a book
発音
/dɪˈvaʊər ə bʊk/
deVOUR a BOOK
💡 「devour」は「ディヴァウアー」のように発音し、「v」の音を意識しましょう。「a」は弱く「ア」と発音され、「book」は短く「ウ」の音で発音します。全体的にスピード感を持って発音すると、意味合いが伝わりやすくなります。
使用情報
構成単語
意味
本を非常に熱心に、または素早く読むこと。夢中になって読み進め、あっという間に読み終える様子。
"To read a book very quickly and eagerly, often because it is very interesting or engaging, consuming it as if it were food."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、単に本を読むだけでなく、「貪り食う」という動詞devourを用いることで、読書に対する強い情熱や興奮、または読み進めるスピード感を強調します。非常に面白い本に出会って、続きが気になり止まらなくなる、まるで本の中の世界に没頭しているような状態を表します。 どんな場面で使うか:主に、面白い小説、引き込まれる物語、興味深いノンフィクションなどを読んでいる状況で使われます。読書好きが自分の体験を語る際や、人におすすめの本を紹介する際にも適しています。 どんな気持ちを表すか:読書への強い興味、夢中になっている気持ち、満足感、あるいは読み終えた達成感を表現します。「あっという間に読み終えてしまった」「やめられなかった」といった感覚です。 フォーマル度:比較的カジュアルな表現ですが、趣味の話としてビジネスシーンで使うことも可能です。フォーマルな文書や学術論文では、より直接的な表現が選ばれることが多いです。 ネイティブがどう感じるか:非常に自然で一般的な表現であり、読書愛好家の間で頻繁に使われます。聞く側も、話し手がその本にどれほど夢中になったかを感じ取ることができます。
例文
I couldn't put down that mystery novel; I devoured it in one day.
そのミステリー小説は途中でやめられなくて、一日で貪り読んでしまいました。
My son devours comic books every weekend.
私の息子は毎週末、漫画本をむさぼり読んでいます。
She loves fantasy novels and devours them as soon as they come out.
彼女はファンタジー小説が大好きで、発売されるとすぐに読み漁ります。
I spent my entire vacation devouring a stack of books.
休暇中は本を山ほど貪り読むのに費やしました。
He's always devouring books on history; he's a real history buff.
彼はいつも歴史の本を読み漁っています。本当に歴史好きなんです。
When I was a kid, I used to devour adventure stories.
子供の頃、冒険物語をむさぼり読んでいました。
After a stressful week, I like to relax by devouring a good novel.
ストレスの多い週の後は、良い小説を貪り読んでリラックスするのが好きです。
He devours books on leadership and business strategy to stay ahead in his field.
彼は自分の分野で優位に立つため、リーダーシップやビジネス戦略に関する本を読み漁っています。
The professor encouraged his students to devour classic literature for deeper understanding.
教授は学生たちに、より深い理解を得るために古典文学を貪り読むよう勧めました。
She consistently devours academic journals, always seeking new insights.
彼女は常に新しい洞察を求めて学術誌を読み漁っています。
類似表現との違い
「devour a book」は「熱心に」「素早く」といった感情や行動の激しさを内包しているのに対し、「read a book quickly」はより直接的に速さを述べる表現です。devourの方が、その行為に対する情熱や夢中度が強く伝わります。
「engrossed in」は「~に夢中になっている」状態を表す点で似ていますが、「devour」は読み進める行為自体に焦点を当て、本を「消費する」勢いを強調します。engrossedは静かに没頭しているイメージ、devourはもっと積極的に読み進めるイメージです。
「fly through a book」は「あっという間に読み終える」という、読み終える速さに焦点を当てた表現です。Devourは速さに加えて、「熱心さ」や「夢中度」といった感情的な側面も強く含みます。
「tear through a book」は「急速に、精力的に読み進める」という点で似ていますが、「tear through」は何かを素早く終わらせるという広範な意味も持つフレーズです。Devourは「食い入るように」という情熱がより強調されます。
「get lost in a book」は「本の世界に没頭する、読みふける」という、心境に焦点を当てた表現です。Devourは「貪り読む」という物理的な行為と、その熱中度を強調するニュアンスがあります。
よくある間違い
動詞 'devour' は他動詞で、目的語(a book)を直接取ります。間に 'with' のような前置詞は不要です。
'devour' は「~をむさぼり食う」という意味の他動詞なので、目的語が必要です。「in a book」のような前置詞句を直接後に続けることはできません。本そのものを目的語として直接置きます。
'devour' の後に直接不定詞 'to read' を続けるのは不自然です。「本を読むこと」という行為を指す場合は 'devour a book' が自然な表現です。
学習のコツ
- 💡「devour」は元々「むさぼり食う」という意味なので、読書への熱中度合いを力強く表現できます。
- 💡面白い小説や読み応えのある本を読んだ感想を述べる際に効果的です。読書体験の興奮を伝えられます。
- 💡食事だけでなく、情報や知識などを「貪る」意味でも使われます(例: devour information)。幅広い文脈での応用を意識しましょう。
- 💡過去形「devoured」で使うことで、夢中になって読破した達成感や興奮を表現できます。
対話例
友人との週末の過ごし方について話す場面
A:
How was your weekend?
週末はどうだった?
B:
It was great! I finally got to devour that new fantasy novel I bought last week.
最高だったよ!先週買ったあの新しいファンタジー小説を、ついに貪り読むことができたんだ。
同僚との休憩時間の会話で、眠そうな理由を尋ねる場面
A:
You look like you haven't slept much. What kept you up?
あまり寝てないみたいだね。何がそんなに夢中にさせたの?
B:
This incredible historical biography. I couldn't stop myself; I just had to devour the whole thing in one go!
この素晴らしい歴史伝記だよ。止められなかったんだ、一気に全部貪り読まなくちゃ気が済まなかったんだ!
本屋で店員におすすめの本を尋ねる場面
A:
Any recommendations for a gripping thriller that I can just get lost in?
夢中になれるような、引き込まれるスリラーでおすすめはありますか?
B:
Definitely 'The Silent Patient.' I devoured it in a single sitting and couldn't put it down!
間違いなく『サイレント・ペイシェント』ですよ。一気に貪り読んじゃって、もう手放せなかったんです!
Memorizeアプリで効率的に学習
devour a book を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。