deliver an oration
発音
/dɪˈlɪvər ən ɔːˈreɪʃən/
deLIVER an oRAtion
💡 「deliver」は真ん中の「li」に、「oration」は「ra」に強勢が置かれます。「oration」は「オレーション」のように発音し、「r」の音に注意しましょう。特に「oration」はフォーマルな響きがあります。
使用情報
構成単語
意味
(公式で格式高い)演説を行う、祝辞を述べる、雄弁を振るう
"To give a formal public speech, especially one delivered on a ceremonial or significant occasion, often with a carefully prepared and rhetorical style."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、単に「スピーチをする」以上の、非常にフォーマルで儀式的な状況で使われる「演説」を指します。卒業式、記念式典、追悼式典、政治集会、学術会議など、特定の重要なテーマや目的のために、大勢の聴衆の前で行われる、準備された格式高いスピーチに対して用いられます。日常会話で使われることはほとんどなく、この表現を用いること自体が、その演説の重要性や厳粛さを強調します。ネイティブにとっては、やや古風で、歴史的な文脈や非常に厳粛な場面で使われる特別な表現だと感じられます。
例文
The president was invited to deliver an oration at the university's commencement ceremony.
大統領は大学の卒業式で演説を行うよう招待されました。
He delivered a passionate oration on human rights at the international conference.
彼は国際会議で人権に関する情熱的な演説を行いました。
During the memorial service, a renowned historian delivered a moving oration.
追悼式では、著名な歴史家が感動的な演説を行いました。
She was chosen to deliver the keynote oration at the annual summit.
彼女は年次首脳会議で基調演説を行うために選ばれました。
The scholar will deliver an oration tracing the history of democracy.
その学者は民主主義の歴史をたどる演説を行う予定です。
Lincoln's Gettysburg Address remains one of the most famous orations in American history.
リンカーンのゲティスバーグ演説は、アメリカ史上で最も有名な演説の一つとして残っています。
It is a great honor to deliver an oration on such a significant occasion.
このような重要な機会に演説を行うことは大変光栄です。
The CEO delivered a powerful oration outlining the company's vision for the next decade.
CEOは今後10年間の会社のビジョンを概説する力強い演説を行いました。
The founder delivered an emotional oration to commemorate the company's 50th anniversary.
創設者は会社の50周年を記念して感動的な演説を行いました。
The ancient philosopher was known for his ability to deliver compelling orations in the agora.
その古代の哲学者は、アゴラで説得力のある演説を行う能力で知られていました。
類似表現との違い
最も一般的な「スピーチをする」という表現で、フォーマルからインフォーマルまで幅広く使えます。「oration」のような厳粛さや、歴史的・儀式的な格式高さはありません。
「give a speech」と同様に一般的ですが、やや「準備されたスピーチ」のニュアンスが強いこともあります。しかし、「deliver an oration」のような歴史的・儀式的な意味合いは薄いです。
「聴衆に語りかける」「演説をする」という意味ですが、「oration」のように特定の記念日やテーマでの格式高い演説というよりは、一般的な聴衆への話しかけや講演を指します。
最もカジュアルな「話をする」「講演をする」という表現です。インフォーマルからニュートラルで、専門的な内容の短い講演などにも使われます。「oration」のような厳粛さは全くありません。
よくある間違い
「oration」と「speech」は意味合いが異なります。「deliver a speech」は間違いではありませんが、「oration」の持つ「格式高く、入念に準備された演説」という意味合いは薄まります。「an oration」を使う場合はその意味を意識しましょう。
「oration」という名詞は動詞「deliver」と共起することが非常に自然です。「make an oration」は完全に誤りではありませんが、慣用的な表現ではありません。
学習のコツ
- 💡「oration」は非常にフォーマルで、歴史的・儀式的な文脈で使われる特別な言葉です。日常会話では「give a speech」を使うのが一般的だと覚えておきましょう。
- 💡このフレーズを使うことで、そのスピーチが単なる「話」ではなく、内容が深く、聴衆に強く訴えかける「演説」であることを強調できます。
- 💡特に、歴史上の人物が行った重要な演説について語る際に非常に適した表現です。
対話例
大学の学長と教授の会話
A:
Who will deliver the oration at the upcoming graduation ceremony this year?
今年の卒業式では、どなたが演説を行う予定ですか?
B:
We've invited Dr. Eleanor Vance, a distinguished alumni and prominent scholar, to deliver it.
著名な卒業生であり、高名な学者であるエレノア・ヴァンス博士にご依頼しました。
歴史の授業での学生同士の会話
A:
I'm writing a report on ancient Greek rhetoric. Do you know of any famous figures who were skilled at delivering powerful orations?
古代ギリシャの修辞学についてレポートを書いています。力強い演説を行うのが得意だった有名な人物を知っていますか?
B:
Certainly! Demosthenes comes to mind. His speeches against Philip II are legendary examples of impactful orations.
もちろんです!デモステネスが思い浮かびます。彼のフィリッポス2世に対する演説は、影響力のある演説の伝説的な例です。
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