degree of complicity
発音
/dɪˈɡriː əv kəmˈplɪsɪti/
deGREE of comPLIcity
💡 「degree」は2音節目「-gree」、「complicity」は2音節目「-pli-」を特に強く発音します。「complicity」はやや長めの単語ですが、リズム良く発音することを意識しましょう。
使用情報
構成単語
意味
共犯の度合い、関与の深さ
"The extent to which someone is involved in an illegal, unethical, or morally questionable act; the level of participation in wrongdoing."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主に犯罪、不正行為、倫理に反する行為など、ネガティブな文脈において、ある人物がどの程度その行為に関与していたか、その責任や罪の重さを評価する際に使われます。非常にフォーマルな表現であり、法律、ジャーナリズム、調査、学術的な議論といった厳粛な場面で用いられることがほとんどです。 **どんな場面で使うか**: 法廷での審理、捜査報告書、ニュース記事、倫理委員会の調査、学術論文などで「誰が、どの程度悪事に加担したか」を客観的に分析する際に適しています。 **どんな気持ちを表すか**: 客観的かつ冷静に、対象者の責任や関与の度合いを評価する姿勢を示します。個人的な感情や非難のニュアンスは含まれず、事実に基づいた分析を促します。 **フォーマル度**: 非常にフォーマルです。日常会話で使われることはほぼありません。 **ネイティブがどう感じるか**: 法律用語や学術的な響きがあり、深刻な状況でのみ使用される堅い表現だと認識します。カジュアルな会話で使うと、不自然で場違いな印象を与えるでしょう。
例文
The court will determine the degree of complicity of each suspect in the fraud.
裁判所は、詐欺における各容疑者の共犯の度合いを決定するでしょう。
Investigators are still assessing his exact degree of complicity in the conspiracy.
捜査官たちは、その陰謀における彼の正確な共犯の度合いをまだ評価している最中です。
The report detailed the former CEO's degree of complicity in the financial scandal.
その報告書は、元CEOが金融スキャンダルにどの程度関与していたかを詳述していました。
It's difficult to ascertain the full degree of complicity without all the evidence.
全ての証拠なしに共犯の全容を特定するのは困難です。
The politician denied any degree of complicity in the illegal lobbying activities.
その政治家は、違法なロビー活動へのいかなる関与も否定しました。
Determining the precise degree of complicity is crucial for assigning appropriate penalties.
正確な共犯の度合いを決定することは、適切な罰則を科す上で極めて重要です。
Experts debated the varying degrees of complicity among the corporate executives involved in the wrongdoing.
専門家たちは、不正行為に関与した企業幹部たちの共犯の様々な度合いについて議論しました。
An internal audit aims to uncover the degree of complicity among employees in the data breach.
内部監査は、データ漏洩における従業員間の関与の度合いを明らかにする目的で行われます。
類似表現との違い
「extent of involvement」も「関与の度合い」を意味しますが、「complicity」が「共犯」や「不正行為への関与」というネガティブなニュアンスを強く含むのに対し、「involvement」はより中立的で、良いことにも悪いことにも使える「関与」を指します。そのため、「extent of involvement」はより広範な状況で使えます。
「role in the crime」は「犯罪における役割」と訳され、誰がどのような立場で犯罪に関与したか、その具体的な役割に焦点を当てます。「degree of complicity」が「共犯の度合い」という抽象的な関与の深さや責任の重さを指すのに対し、「role」は具体的な行動や担当を示します。
「level of participation」は「参加の度合い」という意味で、ある活動や出来事への関与の深さを指しますが、「complicity」のような不正行為のニュアンスは全くなく、非常に中立的です。会議への参加度やプロジェクトへの貢献度など、ポジティブな文脈でも使われます。
よくある間違い
「共犯の度合い」を表現する際、「level」も使えないことはありませんが、「degree」の方がこの特定のコロケーションとして一般的で自然な表現です。特に公式な文書や議論では「degree」が好まれます。
不正行為や犯罪への「関与の度合い」を指す場合、「involvement」はやや中立的すぎるため、「complicity」を使う方が文脈に合致し、より正確な意味を伝えます。「involvement」は良いことにも悪いことにも使える一般的な関与を指します。
学習のコツ
- 💡「degree of complicity」は、法律、ニュース、学術論文などのフォーマルな文脈でしか使われないことを覚えておきましょう。
- 💡「degree of ○○」という形で、「○○の度合い」を表すコロケーションの一つとしてまとめて覚えると良いでしょう。
- 💡「complicity」は「共犯、共謀」というやや難解な語彙なので、このフレーズを学ぶことで語彙力も向上します。
- 💡文脈が「不正行為や犯罪への関与」である場合に限定して使うよう意識しましょう。
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