deep apprehension
発音
/diːp ˌæprɪˈhɛnʃən/
deep APpreHENsion
💡 deepは「ディーープ」と長く伸ばし、apprehensionは「アプ・リ・ヘン・ション」のように、特に「ヘン」の部分を強く発音します。
使用情報
構成単語
意味
将来の出来事や状況に対する強い不安や懸念。根深い危惧や恐れ。
"A strong feeling of fear or worry about a future event or situation; profound concern or unease regarding a potential negative outcome."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、単なる「心配」を超えた、心の中に深く根差した、深刻な不安や懸念を表します。特に、将来起こりうる悪い結果や危険に対する漠然とした、しかし強い恐れの感情を指すことが多いです。非常にフォーマルな文脈で用いられ、個人的な会話よりも、ビジネス、政治、学術、法律などの専門的な議論や書面で使われるのが一般的です。ネイティブスピーカーは、この表現を聞くと、話者が非常に深刻な状況について語っており、その懸念が根深いものであると感じます。
例文
The board expressed deep apprehension about the proposed merger's long-term impact.
役員会は、提案された合併の長期的な影響について深い懸念を表明しました。
There is deep apprehension within the scientific community regarding the ethics of this new technology.
この新技術の倫理について、科学界では深い危惧の念が抱かれています。
The diplomat conveyed his nation's deep apprehension over the escalating regional conflict.
その外交官は、地域紛争のエスカレートに対する自国の深い不安を伝えました。
Investors are feeling deep apprehension about the volatile market conditions.
投資家は、不安定な市場状況に対して強い不安を感じています。
The management team felt deep apprehension about missing the crucial deadline.
経営陣は、重要な期限に間に合わないことに対して深い懸念を抱いていました。
There is deep apprehension among employees about the potential for job cuts.
従業員の間では、人員削減の可能性について強い不安があります。
Despite his brave face, a deep apprehension about the surgery lingered in his mind.
彼は勇敢な顔をしていたが、手術に対する深い不安が心に残っていた。
She felt a deep apprehension as her son prepared for his risky expedition.
息子が危険な遠征の準備をするのを見て、彼女は深い不安を感じました。
The deep apprehension over climate change is driving many to seek sustainable solutions.
気候変動に対する根深い危惧が、多くの人々を持続可能な解決策の探求へと駆り立てています。
Medical professionals have expressed deep apprehension about the spread of antibiotic-resistant bacteria.
医療専門家は、抗生物質耐性菌の拡散について深い懸念を表明しています。
類似表現との違い
「grave concern」も「重大な懸念」という意味で非常に近い表現です。どちらもフォーマルな文脈で使われますが、'concern'は'apprehension'よりも広範な「懸念」を指し、未来の不確実な危険に対する漠然とした恐れよりも、特定の状況や問題に対する懸念に焦点を当てる傾向があります。
「serious anxiety」は「深刻な不安」を意味しますが、'anxiety'は精神的・身体的な苦痛を伴う「不安感」や「心配」を指すことが多いです。'apprehension'は、特定の未来の出来事に対する予期される悪い結果への恐れや懸念に焦点を当てますが、'anxiety'はより内面的な、身体症状を伴う漠然とした不安を指すことがあります。
「profound uneasiness」は「根深い不安感」という意味で、「deep apprehension」と似ています。'profound'も'deep'と同様に「深い」というニュアンスを加えます。しかし、'uneasiness'は'apprehension'が持つ具体的な未来の悪い予感よりも、漠然とした不快感や落ち着かない感覚を指すことが多いです。
「great fear」は「大きな恐れ」を意味し、より直接的な「恐怖」の感情を表します。'apprehension'が潜在的な危険や不確実性に対する懸念であるのに対し、'fear'はより具体的で強い、時には即座の危険に対する反応を指します。'deep apprehension'はより知的で思慮深い懸念のニュアンスを含みます。
よくある間違い
「強い不安」という意味で'strong apprehension'も文法的には間違いではありませんが、一般的に「根深い不安」というニュアンスで使う場合は'deep apprehension'がより自然で頻繁に使われます。'deep'が情緒的な深さをより強調します。
'apprehension'には「理解」という意味もありますが、'deep apprehension'というコロケーションではほぼ「深い不安/懸念」という意味で使われます。「深い理解」と言いたい場合は'deep understanding'を使うのが自然です。文脈によって意味が大きく変わるため注意が必要です。
「明日の試験について深い不安がある」という個人的な感情を表現する場合、'deep apprehension'はややフォーマルで堅すぎる場合があります。より自然な表現としては、形容詞形'apprehensive'を使って'I am deeply apprehensive'とするか、'I have a lot of anxiety/worry'のように表現するのが一般的です。
学習のコツ
- 💡「deep apprehension」は、ビジネスや学術的な文書、公式な声明など、非常にフォーマルな状況で使うと効果的です。
- 💡「deep」は物理的な深さだけでなく、「根深い」「心からの」といった感情的な深さを表す際に用いられます。
- 💡「apprehension」には「理解」という意味もありますが、このコロケーションでは「不安、懸念」の意味で使われることを覚えておきましょう。
- 💡日常会話では「I'm really worried」や「I'm quite concerned」など、よりカジュアルな表現を選ぶ方が自然です。
対話例
企業合併に関する重役会議
A:
Mr. Tanaka, what are your thoughts on the potential market reaction to our proposed merger?
田中さん、私たちが提案している合併に対する市場の潜在的な反応についてどうお考えですか?
B:
To be frank, I have deep apprehension about how our shareholders will perceive the acquisition of a company with such a volatile financial history.
率直に申し上げますと、そのような不安定な財務履歴を持つ企業の買収について、株主がどのように受け止めるか、深い懸念を抱いております。
Memorizeアプリで効率的に学習
deep apprehension を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。