意味
反対の、矛盾した、正反対の
意地の悪い、気難しい、反抗的な
反対のこと、正反対（通常 'the contrary'）
それどころか、むしろ（通常 'on the contrary'）
発音
/ˈkɑːntreri/
CONtrary
💡 第一音節の「con」を強く発音し、Rの音は舌を巻かずに引くように意識するとネイティブに近い響きになります。日本語の「コントラリー」のように平坦にならないよう、強弱をはっきりつけましょう。
例文
The outcome was contrary.
結果は反対でした。
He had a contrary opinion.
彼は反対意見を持っていました。
On the contrary, I agree.
それどころか、私は賛成です。
Her mood was quite contrary.
彼女の機嫌はかなり気難しかった。
It's contrary to common sense.
それは常識に反します。
She is a contrary child.
彼女は意地悪な子供です。
This is contrary to our policy.
これは当社の方針に反します。
The data shows contrary results.
そのデータは反対の結果を示します。
Their findings were contrary.
彼らの発見は相反していました。
It is contrary to law.
それは法律に違反します。
変形一覧
名詞
形容詞
文法的注意点
- 📝'contrary' は形容詞として単独で使われることもありますが、「〜に反して」という意味では 'contrary to + 名詞/句' の形で使うのが一般的です。
- 📝'on the contrary' は文頭や文中で接続副詞的に使われ、前の発言や考えを否定し、反対の事実や意見を述べる際に用います。
- 📝人を形容する際に 'contrary' を使うと、「ひねくれた、意地悪な」といったネガティブなニュアンスを持つことがありますので、使用する際は注意が必要です。
使用情報
類似スペル単語との違い
contraryと似ていますが、'opposite' は物理的な位置関係の「反対」や、価値観・性質が「正反対」であることをより強く表します。一方 'contrary' は、意見、方針、事実などが「相違する、矛盾する」という文脈で使われることが多いです。
'contradictory' は「矛盾している、両立しない」という意味で、'contrary'（反対の）と非常に近い意味を持ちます。特に主張や証拠などが論理的に食い違う状況で使われます。'contrary' はより広範な「反対」を指しますが、'contradictory' は「論理的な矛盾」に焦点が当たります。
派生語
語源
📚 ラテン語の 'contrarius'（反対の、反対向きの）が古フランス語 'contraire' を経て英語に入りました。「反対」や「対立」を意味する 'contra-' が語根にあり、現代英語でも多くの単語に見られます。
学習のコツ
- 💡「〜に反して」という意味で使う場合は、'contrary to' の形を覚えましょう。例: 'contrary to expectations'（予想に反して）。
- 💡副詞的に使う場合は、'on the contrary' で「それどころか、むしろ」となります。会話でよく使われるフレーズです。
- 💡形容詞として人に対して使うと、「気難しい、ひねくれた」といったネガティブな意味になることがあります。
- 💡名詞の 'the contrary' は 'on the contrary' や 'to the contrary' のフレーズで使われることが多いです。
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