complicit

/kəmˈplɪsɪt/

英検準1級C1TOEIC ★★
法律倫理政治社会

意味

形容詞

(犯罪や不正行為などに)加担している、共謀している、共犯の

発音

/kəmˈplɪsɪt/

comPLIcit

💡 「コムプ(LI)シット」のように、真ん中の「pli」の音節を強く発音します。日本人には「プ」が強く聞こえがちですが、「リ」に強勢があるので注意しましょう。「-cit」は「シット」と軽く発音し、最後のtはほとんど聞こえないくらいで大丈夫です。

例文

He was complicit in the fraud.

カジュアル

彼はその詐欺に加担していました。

She didn't want to be complicit.

カジュアル

彼女は共犯者になりたくなかった。

Are you complicit in this plan?

カジュアル

あなたはこの計画に一枚噛んでいるのですか?

Silence often makes us complicit.

カジュアル

沈黙はしばしば私たちを共犯にします。

They were secretly complicit.

カジュアル

彼らは密かに共謀していました。

Don't be complicit in injustice.

カジュアル

不正義に加担してはいけません。

The team became complicit in the cover-up.

ビジネス

チームはその隠蔽に加担した。

Management was complicit in the misconduct.

ビジネス

経営陣はその不正行為に加担していた。

The minister was found complicit.

フォーマル

その大臣は共犯と判明しました。

International bodies were complicit.

フォーマル

国際機関は共謀していました。

変形一覧

形容詞

比較級:more complicit
最上級:most complicit

文法的注意点

  • 📝形容詞なので、名詞を修飾したり、be動詞の補語として使われます。
  • 📝通常、to不定詞ではなく前置詞 'in' の後に名詞句や動名詞が続きます(例: complicit in the crime)

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:時々使われる
使用場面:
法律ビジネス倫理政治ジャーナリズム社会問題歴史

類似スペル単語との違い

compliant

complicitは「(不正に)加担している、共謀している」という意味ですが、compliantは「(規則や要求に)従順な、応じる」という意味です。スペルと発音が似ていますが、意味は大きく異なります。complicitが否定的な状況で使われるのに対し、compliantは中立的または肯定的な文脈でも使われます。

complex

complicitが「共犯の」という意味の形容詞であるのに対し、complexは「複雑な、複合的な」という意味の形容詞または名詞です。語源は同じラテン語の 'plicare' (折る) に由来しますが、意味の発展が異なります。スペルが似ているため混同しやすいですが、意味は全く違います。

派生語

語源

由来:ラテン語
語根:
com- (共に、一緒に)plicare (折る、編む)

📚 17世紀後半に「共に編み込まれた」という意味のラテン語の動詞 'complicare' (複雑にする、絡み合わせるの意) と、'explicit' などに見られる接尾辞 '-it' が結びついて 'complicit' となりました。元々は「複雑に絡み合った」というニュアンスから、徐々に「共謀する、加担する」という意味合いを持つようになりました。

学習のコツ

  • 💡主に犯罪や不正行為といったネガティブな文脈で使われます。
  • 💡前置詞 'in' と組み合わせて「be complicit in something(何かに加担している)」の形でよく使われます。

Memorizeアプリで効率的に学習

complicit を含む、すべての英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。

App Storeからダウンロード
無制限の単語登録
音声再生対応
📱
オフライン学習