clarion sound
発音
/ˌklæriən ˈsaʊnd/
CLARion SOUND
💡 「クラリオン」の「クラ」に一番強いアクセントを置き、続く「サウンド」もはっきりと発音します。「リ」や「オン」は弱めに発音しましょう。
使用情報
構成単語
意味
明瞭で力強く、遠くまで響き渡るような高らかな音。特に、人々の注意を引き、何かを告げるかのように鳴り響く音。
"A loud, clear, and ringing sound, often resembling that of a trumpet or a bugle, which is easily heard and often serves to signal an important event or call people to attention."
💡 ニュアンス・使い方
この表現は非常に格式高く、文学的・修辞的な響きがあります。単に「大きな音」という意味ではなく、その音に「はっきりとした目的やメッセージがある」「注意を喚起する」「行動を促す」といった意味合いが込められています。鐘の音、ラッパの音、あるいは自然の音(雷鳴など)が、人々に何かを告げたり、目覚めさせたりするような文脈で使われます。緊急性や重要性、厳粛な雰囲気を伴うことが多いです。日常会話で使われることはほとんどありません。
例文
The clarion sound of the church bells echoed across the valley, signaling the start of the ceremony.
教会の鐘の澄んだ音が谷間に響き渡り、儀式の始まりを告げた。
From the distant barracks, a clarion sound of a bugle broke the morning silence.
遠くの兵舎から、ラッパの高らかな音が朝の静けさを破った。
The clarion sound of the trumpet called the soldiers to attention.
トランペットの明確な音が兵士たちに注目を促した。
As dawn approached, the clarion sound of a rooster awakened the sleepy farm.
夜明けが近づくと、鶏の高らかな鳴き声が眠る農場を目覚めさせた。
A clarion sound from the conductor's whistle brought the orchestra to silence.
指揮者の笛の澄んだ音がオーケストラを静寂に誘った。
The clarion sound of the fire alarm quickly evacuated the building.
火災報知器の高らかな音が、たちまち建物を避難させた。
The festival began with a clarion sound of ancient horns.
祭りは古代の角笛の高らかな音で始まった。
We heard the clarion sound of the hunter's horn in the distance.
遠くに狩人の角笛の高らかな音が聞こえた。
人々を行動に駆り立て、意識を目覚めさせるような、明瞭で力強い呼びかけ、メッセージ、または声明。
"A powerful, clear, and inspiring call, message, or declaration that urges people to action, attention, or a particular cause, often with moral or social significance."
💡 ニュアンス・使い方
こちらも極めてフォーマルで、修辞的な表現です。物理的な音ではなく、抽象的な「声」「メッセージ」「理念」などに適用され、特に、社会問題、政治的変革、倫理的な課題、芸術的な宣言など、人々の心に強く訴えかけ、行動や意識の変化を促すような文脈で使われます。「警鐘を鳴らす」「檄を飛ばす」といった重みや緊急性、重要性を含んでいます。ニュース記事の社説、演説、文学作品、学術論文などで見られます。
例文
Her speech was a clarion sound for social justice, echoing through the parliament.
彼女のスピーチは社会正義への高らかな呼びかけであり、議会中に響き渡った。
The report served as a clarion sound, urging immediate action on climate change.
その報告書は、気候変動に対する即座の行動を促す明確な呼びかけとして機能した。
The artist's new work made a clarion sound against consumerism.
その芸術家の新作は、消費主義に対する力強いメッセージを発した。
His writings became a clarion sound for intellectual freedom.
彼の著作は、知の自由への高らかな呼びかけとなった。
The leader's address was a clarion sound to unite the fragmented nation.
指導者の演説は、分断された国民を団結させるための明確な呼びかけであった。
Environmental activists often raise a clarion sound about the urgent need for conservation.
環境活動家たちは、保護の緊急性を訴える高らかな声を上げることがよくあります。
The book delivered a clarion sound against the prevailing apathy.
その本は、蔓延する無関心に対する力強いメッセージを伝えた。
We need a clarion sound from our politicians on this critical issue.
この重要な問題について、政治家からの明確な声明が必要です。
類似表現との違い
「clarion sound」は非常にフォーマルで文学的な響きを持ち、「注目すべき、何かを告げる」といった意味合いが強いのに対し、「loud and clear」はより日常的で、物理的な音やメッセージが「はっきりと伝わる」ことを表します。後者は口語でも広く使われます。
「resounding call」も力強い呼びかけを表しますが、「resounding」は物理的な反響や成功の大きさを強調する傾向があります。「clarion sound」は「明瞭さ」と「行動喚起」に重点を置き、より厳粛で格式高い文脈で使われます。
「wake up call」は「目覚まし、警鐘」という意味で、比喩的な呼びかけとして使われますが、より口語的で、個人や組織が過ちや危険に気づくことを促すニュアンスが強いです。「clarion sound」はより広範な社会的・集団的な行動喚起に使われ、格式も高いです。
「strong message」は単に「強いメッセージ」という意味で、汎用性が高い表現です。「clarion sound」はそれ自体が「メッセージ」を内包しつつ、そのメッセージが「明瞭で、人を行動に駆り立てる」という特定のニュアンスと、非常にフォーマルな響きを持っています。
「call to action」は「行動を促す呼びかけ」という意味で、「clarion sound」の比喩的な意味と重なる部分が多いです。しかし、「call to action」はビジネスやマーケティングでもよく使われる実用的な表現であるのに対し、「clarion sound」はより文学的・修辞的で、倫理的、社会的な重みのある文脈で用いられます。
よくある間違い
「clarion sound」は日常的な目覚まし音などには通常使いません。フォーマルな文脈で、注目や行動を促すような、明瞭で力強い音やメッセージに対して用いる表現です。目覚ましには 'alarm sound' や 'wake-up call' などが適切です。
スマートフォンなどの電子音に対して「clarion sound」を使うのは不自然です。このフレーズは、主に金管楽器の音、鐘の音、または比喩的に行動を促す呼びかけなど、特定の厳粛な文脈で使われます。日常の電子音には 'clear sound' や 'distinct sound' などが適しています。
学習のコツ
- 💡非常にフォーマルで文学的な表現なので、日常会話では使わないようにしましょう。
- 💡物理的な「高らかな音」と、比喩的な「行動を促すメッセージ」という二つの意味合いがあることを理解しましょう。
- 💡特に、「行動喚起」「注意喚起」といった目的を伴う、明瞭で力強いメッセージに使われることが多いです。
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