cavalier approach
発音
/ˌkævəˈlɪər əˈproʊtʃ/
ca-va-LIER ap-PROACH
💡 「cavalier（カヴァリアー）」は、最後の「li（リ）」に強いアクセントが来ます。続く「approach（アプローチ）」は、「pro（プロー）」にアクセントを置きます。
使用情報
構成単語
意味
重要な事柄や他者の感情に対し、配慮や真剣さが欠け、無頓着かつ傲慢な態度で臨むこと。しばしば軽率さや無責任さを伴う。
"An attitude or manner of dealing with something that shows a lack of proper concern, care, or seriousness, often implying arrogance, indifference, or a disregard for others' feelings or important matters."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、特定の状況や問題に対して、必要な注意や真剣さ、配慮が著しく欠けている態度や方法を指します。話し手は、その態度が軽率であり、しばしば傲慢であると感じている場合に用います。特に、結果に深刻な影響を及ぼす可能性のある状況や、他者の感情や意見を尊重すべき場面で使われることが多いです。 フォーマルな文脈や、批判的な議論、ビジネスの報告書、ニュース記事などで頻繁に登場します。相手の行動や方針を非難するニュアンスが強く、ポジティブな意味で使われることはありません。ネイティブは、この表現を聞くと、そのアプローチが不適切で、無責任であるという強い批判を感じ取ります。
例文
His cavalier approach to project deadlines frustrated the entire team.
彼のプロジェクトの締め切りに対する無頓着な態度は、チーム全体を苛立たせました。
Critics condemned the government's cavalier approach to environmental regulations.
批評家たちは、政府の環境規制に対する無配慮な姿勢を非難しました。
Don't take such a cavalier approach to your studies; your grades will suffer.
そんなに軽率な態度で勉強してはいけません。成績が落ちますよ。
The company was criticized for its cavalier approach to data privacy.
その会社は、データプライバシーに対する軽々しい対応を批判されました。
He had a cavalier approach to budgeting, often spending money without much thought.
彼は予算編成に無頓着で、よく深く考えずに散財していました。
Many found her cavalier approach to traditional customs disrespectful.
多くの人が、彼女の伝統的な慣習に対する無関心な態度を無礼だと感じました。
Such a cavalier approach to safety procedures could lead to serious accidents.
安全手順に対するそのような軽率な態度は、重大な事故につながる可能性があります。
The manager's cavalier approach to employee concerns led to low morale.
マネージャーの従業員の懸念に対する軽視するような態度は、士気の低下につながりました。
The article criticized the artist's cavalier approach to historical accuracy.
その記事は、歴史的正確さに対するその芸術家の無頓着な態度を批判しました。
Taking a cavalier approach to your health can have long-term consequences.
健康に無頓着な態度を取ると、長期的な結果を招くことがあります。
類似表現との違い
「reckless disregard」は、「向こう見ずな無視」や「無謀な軽視」を意味し、結果への配慮が全くなく、意図的に危険や影響を無視するニュアンスが強いです。特に法的・倫理的な文脈で、より強い非難を表します。「cavalier approach」は、無関心や傲慢さが主ですが、「reckless disregard」は危険を顧みない行動も示唆します。
「haphazard manner」は、「でたらめなやり方」や「無計画な方法」を意味し、計画性や秩序が欠如していることに焦点を当てます。「cavalier approach」が無関心や傲慢さに起因する軽率さを指すのに対し、「haphazard manner」は単に無秩序で偶発的であることを強調します。必ずしも他者への配慮の欠如を伴うわけではありません。
「careless attitude」は「不注意な態度」を意味し、一般的な注意力の欠如を示します。「cavalier approach」が無頓着さや傲慢さを伴う意図的な軽視を指すのに対し、「careless attitude」は単なるうっかりや、不注意によるものというニュアンスが強いです。「cavalier」の方がより批判的で、性格的な欠陥を指摘する響きがあります。
「flippant attitude」は「軽薄な態度」を意味し、真剣な状況に対しておどけたり、ふざけたりするような態度を指します。真剣さの欠如という点では共通しますが、「cavalier approach」が傲慢さや他者への配慮の欠如を示すのに対し、「flippant attitude」は、もう少し表面的で、真面目ぶらない、というニュアンスが強いです。
よくある間違い
「cavalier」は形容詞なので、直後に名詞が必要です。この文脈では「approach」や「attitude」などの名詞を補うことで、「～に対する無頓着な態度」という意味になります。
同様に「cavalier」の後に「approach」を続けることで「職務に対する無頓着な取り組み方」という自然な表現になります。「take a cavalier with...」という形は不自然です。
学習のコツ
- 💡「cavalier」は騎士という意味もありますが、形容詞で使う際は「無頓着な、傲慢な」という全く異なる意味になることを覚えておきましょう。
- 💡主にビジネス文書、ニュース記事、学術論文など、比較的フォーマルな文脈で、批判的な意味合いで使われることが多い表現です。
- 💡誰かの態度や方法を批判する際に使うと効果的ですが、強いネガティブなニュアンスを持つため、使う相手や状況には注意が必要です。
- 💡「cavalier attitude」も同様に「無頓着な態度」を表すよく使われるコロケーションです。
対話例
上司が部下のプロジェクトへの姿勢を指摘する場面
A:
I'm concerned about your cavalier approach to the budget. We need to be more careful.
予算に対するあなたの無頓着なやり方を懸念しています。もっと注意深くあるべきです。
B:
I understand. I'll make sure to review the figures more thoroughly from now on.
承知しました。今後はもっと綿密に数字を確認するようにします。
同僚が会社の新しい方針について批判的に話す場面
A:
The management seems to be taking a rather cavalier approach to employee feedback lately.
最近、経営陣は従業員のフィードバックに対してかなり無関心な態度をとっているように見えますね。
B:
I agree. It's frustrating when our concerns are simply brushed aside.
同感です。私たちの懸念が簡単に無視されるのは不満ですよね。
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