carry a tune

慣用句英検準2級B1TOEIC ★★★TOEIC 600点目標

発音

/ˌkæri ə ˈtuːn/

carry a TUNE

💡 「キャリー・ア・チューン」と発音します。「carry」の「キャ」を軽く強調し、「tune」に最も強いアクセントを置きます。「a」は非常に軽く、前の「carry」と後の「tune」に自然と繋がるように発音するのがポイントです。

使用情報

フォーマリティ:カジュアル
頻度:よく使われる
使用場面:
日常会話趣味・娯楽音楽芸術・文化学校・教育

構成単語

意味

歌の音程を正確に保って歌うことができる。音痴ではない。

"To be able to sing a melody or a song correctly, maintaining the proper pitch and rhythm without going off-key."

💡 ニュアンス・使い方

このフレーズは、ある人が歌う際に音程を外さずに、メロディを正しく再現できる能力を持っていることを指します。特に否定形 "can't carry a tune" で使われることが多く、「音痴である」という意味で冗談めかして、あるいは謙遜して使われます。ポジティブな意味で「歌がうまい」と直接的に褒めるよりは、「音程を外さない」という技術的な側面を強調する表現です。非常にカジュアルな場面で使われ、友人との会話やカラオケ、パーティーなどの娯楽の状況で耳にします。ビジネスやフォーマルな場面ではほとんど使用されません。ネイティブは、歌の話題になったときに気軽に使う表現です。

例文

I love singing in the shower, but I can't really carry a tune.

カジュアル

シャワーで歌うのは好きなんだけど、正直、音痴なんだ。

She has a beautiful voice and can definitely carry a tune.

カジュアル

彼女は素敵な声をしていて、ちゃんと音程を合わせて歌えますよ。

My dad always sings along to the radio, even though he can't carry a tune.

カジュアル

うちの父は音痴なのに、いつもラジオに合わせて歌ってるんだ。

Don't worry about singing perfectly; just try to carry a tune.

カジュアル

完璧に歌うことなんて気にしなくていいよ、音程だけは外さないようにしてみて。

He's not a professional singer, but he can carry a tune well enough for karaoke.

カジュアル

彼はプロの歌手じゃないけど、カラオケには十分なレベルで音程を保って歌えるよ。

I wish I could carry a tune, then maybe I'd join the choir.

カジュアル

音程を保って歌えたらな、そしたら合唱団に入ってたかも。

We tried to sing happy birthday, but half of us couldn't carry a tune.

カジュアル

ハッピーバースデーを歌おうとしたけど、半分は音痴だったね。

For this musical, we need someone who can act and also carry a tune.

ビジネス

このミュージカルには、演技ができて、さらに音程も正確に歌える人が必要です。

Our marketing jingle needs to be catchy, and the singer must be able to carry a tune.

ビジネス

私たちのマーケティング用ジングルは耳に残るものでなければならず、歌手は音程を正確に歌える必要があります。

While not possessing a classical voice, the performer demonstrated an admirable ability to carry a tune.

フォーマル

クラシックな歌声とは言えないが、その演者は見事な音程維持能力を示した。

類似表現との違い

"carry a tune" は「音程を正確に歌える能力がある」という、才能や技術としての「できる・できない」を表します。一方、"sing in tune" は「実際に音程を合わせて歌っている状態」や「正しい音程で歌うという行為」を指します。例えば、「彼は歌が上手で、carry a tuneできる」と言えますが、「彼は今、in tuneで歌っている」のように使います。

"carry a tune" が「音程を保って歌える」という意味であるのに対し、"be tone deaf" はその反対で「音痴である」ことを表します。つまり、「I can't carry a tune」と「I'm tone deaf」はほぼ同じ意味になりますが、"tone deaf" の方がより直接的で、音を聞き分ける能力自体がないというニュアンスが強いです。

よくある間違い

sing a tune
carry a tune

「歌を歌う」という意味で "sing a tune" も文法的には間違いではありませんが、「音程を保って歌う」という能力や技術を表現する際には、慣用的に "carry a tune" を使用します。"sing a tune" は単に「曲を歌う」という意味合いになります。

hold a tune
carry a tune

"hold a tune" も意味は通じなくはないですが、この特定の意味では "carry a tune" が一般的な慣用表現です。ネイティブスピーカーは通常 "carry" を使います。

学習のコツ

  • 💡否定形で「can't carry a tune」(音痴である)と使われることが多いことを覚えておきましょう。
  • 💡歌唱力について話す際に、気軽な表現として便利です。
  • 💡音楽の授業や合唱の場面で耳にすることがあります。

対話例

友人とのカラオケ

A:

Are you going to sing next?

次、君が歌う?

B:

Oh, no, I can't carry a tune to save my life! You go ahead.

いやいや、全然音痴だから無理!君が先に歌ってよ。

友人がバンドに加入した話

A:

I heard you joined a band! That's awesome!

バンドに入ったって聞いたよ!すごいね!

B:

Yeah, it's fun. Luckily, our lead singer can actually carry a tune, unlike me.

うん、楽しいよ。幸いなことに、リードシンガーは僕と違ってちゃんと歌が歌えるんだ。

音楽の才能について

A:

My daughter really loves to sing, but I'm not sure if she can carry a tune.

娘は歌うのが本当に好きなんですけど、音程を保って歌えるのかどうかは自信がなくて。

B:

That's okay, as long as she enjoys it! Maybe she'll develop it.

楽しんでいれば大丈夫ですよ!もしかしたらこれから伸びるかもしれませんね。

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