by a margin
発音
/baɪ ə ˈmɑːrdʒɪn/
by a MARGIN
💡 「マージン」の「マー」の部分に最も強くアクセントを置きます。by a の部分はリエゾンして、自然に「バイア」と繋がるように発音すると英語らしく聞こえます。
使用情報
構成単語
意味
〜の差で、〜の余裕で、〜の程度で
"Indicates the degree of difference, advantage, or disadvantage between two or more things, often used in contexts of competition, elections, or numerical comparisons."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主に比較対象がある状況で、その差の大きさを客観的に表現する際に用いられます。特に、選挙の勝敗、スポーツの試合結果、ビジネスにおける業績の差など、数値や結果が明確な場面で頻繁に使われます。`a large margin`(大差で)、`a narrow margin`(僅差で)、`a comfortable margin`(かなりの余裕をもって)のように、`margin` の前に形容詞を付けることで、その差の程度を具体的に示すことができます。フォーマル度は中立からややフォーマルで、ビジネスレポートやニュース報道で特に一般的ですが、日常会話でスポーツの結果を話す際などにも自然に使えます。客観的な事実を述べるニュアンスが強く、感情的な要素は含まれません。
例文
The candidate won the election by a narrow margin.
その候補者は僅差で選挙に勝利しました。
Our team lost the game by a single point margin.
私たちのチームは1点差で試合に負けました。
The company exceeded its sales targets by a comfortable margin.
その会社は、かなりの余裕をもって売上目標を達成しました。
He finished the race by a significant margin ahead of his rivals.
彼はライバルたちにかなりの差をつけてレースを終えました。
The new product outperformed its competitor by a substantial margin.
新製品は競合製品を大幅な差で上回りました。
The proposal was approved by a wide margin in the committee.
その提案は委員会で大差で承認されました。
They managed to complete the project by a small margin before the deadline.
彼らは締め切り前にかろうじて、わずかな余裕をもってプロジェクトを完了させました。
I passed the exam by a very small margin, so I was lucky.
私はごくわずかな差で試験に合格したので、運が良かった。
The poll showed the incumbent leading by a narrow margin.
世論調査では、現職が僅差でリードしていることが示されました。
Our profits increased by a healthy margin last quarter.
先四半期、私たちの利益は健全な差で増加しました。
類似表現との違い
「by a margin」が差の程度を比較的客観的に示すのに対し、「by a hair's breadth」は「紙一重で」「間一髪で」という非常にわずかな差、または危うい状況を強調します。より口語的でドラマチックな響きがあります。
「by far」は「はるかに」「断然」という意味で、比較対象の中で突出して優れていることを強調します。「by a margin」が具体的な差の大きさを指すのに対し、「by far」は程度が極めて大きいことを示します。
「with room to spare」は「余裕をもって」という意味で、特に時間や空間、能力などに十分な余地があることを指します。「by a margin」が結果の差に焦点を当てるのに対し、「with room to spare」は達成するまでの過程や状態における余裕を示します。
「by a whisker」は「ほんの少しの差で」「間一髪で」という意味で、「by a hair's breadth」と非常に似ています。主に競馬やスポーツなどの競争場面で使われる口語表現で、「by a narrow margin」よりもさらにわずかな、幸運な勝利や回避を強調します。
よくある間違い
「margin」という名詞には、通常「a」などの冠詞が必要です。形容詞を伴う場合も「by a large margin」のように冠詞を忘れないようにしましょう。
「〜の差で」という原因や手段を表す場合は前置詞「by」を使用するのが自然です。「with」は「〜を伴って」という意味合いが強いため、「by a margin」とはニュアンスが異なります。例: 'with a margin of error'(誤差の範囲で)のように別の文脈で使うことはあります。
形容詞(big, large, narrowなど)が「margin」を修飾する場合でも、不定冠詞「a」を忘れてはいけません。
学習のコツ
- 💡「margin」の前に「large」「narrow」「comfortable」「significant」「wide」などの形容詞を付けて、差の程度を具体的に表現しましょう。
- 💡スポーツの試合結果、選挙の投票結果、ビジネスの業績比較など、比較対象が明確な場面で非常に役立つ表現です。
- 💡`by a margin of X` の形で、具体的な数値(例: by a margin of 10 points - 10点差で)を伴って使うこともできます。
対話例
スポーツの試合結果について話す友人同士の会話
A:
Did you watch the basketball game last night?
昨晩のバスケットボールの試合見た?
B:
Yes, I did! Our team won by a narrow margin in the final seconds.
うん、見たよ!うちのチームが土壇場で僅差で勝ったね。
A:
It was so thrilling! I thought they might lose by a point.
すごくスリル満点だったね!1点差で負けるかと思ったよ。
会議で競合他社との業績を比較するビジネスミーティング
A:
According to the latest report, our market share increased significantly.
最新のレポートによると、当社の市場シェアは大幅に増加しました。
B:
That's great news! How did we compare to our main competitor?
それは素晴らしいニュースですね!主要な競合他社と比較してどうでしたか?
A:
We surpassed them by a comfortable margin this quarter.
今四半期は、かなりの余裕をもって彼らを上回りました。
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