build resilience

コロケーション英検準1級C1TOEIC ★★TOEIC 800点目標

発音

/bɪld rɪˈzɪliəns/

build re-ZIL-ience

💡 「build」は「ビルド」と短く発音し、「resilience」は「リズィリアンス」のように、真ん中の「ズィル」の部分に強勢を置いて発音すると自然に聞こえます。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:よく使われる
使用場面:
ビジネス学校・教育医療・健康日常会話社会問題自己啓発心理学

構成単語

意味

困難や逆境から迅速に立ち直る能力、適応力、精神的な強さを築き、強化すること。

"To develop or strengthen the ability of a person, organization, or system to recover quickly from difficulties, adapt to change, and withstand adversity."

💡 ニュアンス・使い方

「build resilience」は、個人が精神的な強さや適応力を身につけたり、企業が予期せぬ危機や市場変動に耐える能力を高めたり、地域社会が災害や社会経済的ショックから復旧する力を養ったりする際に使われる表現です。単に「回復する」という意味合いだけでなく、「回復するための土台を積極的に構築する」「事前に備える」という予防的・建設的なニュアンスが強く含まれます。ビジネス、教育、心理学、社会開発などの分野で頻繁に用いられる、ややフォーマルな響きを持つ表現ですが、個人の自己成長やメンタルヘルスに関するカジュアルな会話でも使われることがあります。ポジティブで前向きな行動を促す際に適しています。

例文

Regular exercise and a balanced diet can help you build resilience against daily stress.

カジュアル

定期的な運動とバランスの取れた食事は、日々のストレスに対する回復力を築くのに役立ちます。

The company decided to invest in employee training to build resilience within the workforce.

ビジネス

その会社は、従業員の間に回復力を築くために社員研修に投資することを決定しました。

Education plays a crucial role in building resilience among young people facing societal challenges.

フォーマル

教育は、社会的な課題に直面する若者の回復力を築く上で極めて重要な役割を果たします。

It takes time and effort to build emotional resilience after a major life event.

カジュアル

人生の大きな出来事の後で、感情的な回復力を築くには時間と努力が必要です。

Our goal is to build financial resilience in communities vulnerable to economic downturns.

フォーマル

私たちの目標は、経済的低迷に脆弱な地域社会の財政的な回復力を構築することです。

Leaders must encourage their teams to build resilience when facing project setbacks.

ビジネス

リーダーは、プロジェクトの挫折に直面した際に、チームが回復力を築くよう促さなければなりません。

Practicing self-compassion is a powerful way to build mental resilience.

カジュアル

自己への思いやりを実践することは、精神的な回復力を築く強力な方法です。

The organization is developing strategies to build system resilience against cyber attacks.

ビジネス

その組織は、サイバー攻撃に対するシステムの回復力を構築するための戦略を開発しています。

Governments are working to build urban resilience to climate change impacts.

フォーマル

政府は、気候変動の影響に対する都市の回復力を構築するために取り組んでいます。

By learning from failures, you can effectively build resilience for future endeavors.

カジュアル

失敗から学ぶことで、将来の取り組みのために効果的に回復力を築くことができます。

類似表現との違い

「build resilience」と意味は非常に近いですが、「develop」は「発展させる」「発達させる」というニュアンスが強く、元々ある程度の回復力があり、それをさらに成長させるような文脈で使われることがあります。「build」はゼロから構築する、あるいは基盤を強化するという意味合いがより強いです。

既に存在する回復力や適応力を「強化する」「強固にする」というニュアンスがあります。「build」が「構築する」ことに重きを置くのに対し、「strengthen」は「既存のものをより強くする」ことに焦点を当てます。

「foster」は「育む」「育成する」という意味合いが強く、特に教育や子育ての文脈で、時間をかけて能力をゆっくりと育てていく様子を表します。「build」よりも、より育成的なアプローチを示唆します。

「cultivate」は「耕す」「培う」という意味で、植物を育てるように時間と労力をかけて回復力を「養う」というニュアンスがあります。精神的な成長や自己啓発の文脈でよく使われ、「build」よりも長期的なプロセスを強調します。

よくある間違い

make resilience
build resilience

「resilience」のような抽象的な能力や特性に対して「make」を使うのは不自然です。「build」や「develop」、「strengthen」など、より適切な動詞を使用します。

get resilience
build resilience

「get」は「得る」という意味ですが、「resilience」は努力して築き上げるものなので、「build」の方がより適切です。「get」を使うと、まるで偶然手に入れるかのような響きになります。

build a resilience
build resilience

「resilience」は不可算名詞として扱われることが多いため、通常は冠詞「a」を付けません。例えば「a strong resilience」のように形容詞が付く場合は使われることもありますが、単独では「build resilience」が一般的です。

学習のコツ

  • 💡個人だけでなく、組織、チーム、社会など幅広い主語とともに使えることを理解する。
  • 💡「resilience」という単語は、近年ビジネスや自己啓発の分野で重要視されており、このフレーズも使用頻度が高い。
  • 💡「困難に立ち向かう力」や「適応力」といった日本語のニュアンスで捉えると理解しやすい。
  • 💡類語の「develop resilience」や「strengthen resilience」との違いを意識して使い分けを学ぶと、表現の幅が広がる。

対話例

友人とキャリアプランについて話している場面

A:

I'm worried about job security in this changing economy. How do you prepare?

この変化の激しい経済状況だと、雇用の安定性が心配だよ。どうやって備えてる?

B:

It's tough, but I try to build resilience by constantly learning new skills and expanding my network. That way, I feel more adaptable.

大変だけど、新しいスキルを常に学んだり、人脈を広げたりして回復力を築くようにしてるよ。そうすれば、もっと適応できるようになる気がするんだ。

チームリーダーがプロジェクトの課題克服について話している場面

A:

We faced some major challenges on the last project. How can we ensure the team handles similar issues better next time?

前回のプロジェクトでは大きな課題に直面しました。次回、チームが同様の問題にもっとうまく対処できるようにするにはどうすればいいでしょうか?

B:

I think we need to focus on building resilience within the team. This means improving our communication, fostering a culture of mutual support, and learning from our mistakes.

チーム内で回復力を築くことに焦点を当てる必要があると思います。これは、コミュニケーションを改善し、相互支援の文化を育み、過ちから学ぶことを意味します。

Memorizeアプリで効率的に学習

build resilience を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。

App Storeからダウンロード
無制限の単語登録
音声再生対応
📱
オフライン学習