broader approach
発音
/ˈbrɔːdər əˈproʊtʃ/
BROAD-er ap-PROACH
💡 「ブローダー」は「ド」の部分を強く発音し、「アプローチ」は「プロー」を強く発音します。「-er」の音は軽く、口を大きく開けずに発音するとより自然に聞こえます。
使用情報
構成単語
意味
より広範な視点や包括的な考え方に基づく取り組み、手法、または解決策。限定的・部分的ではなく、より多くの要素や可能性を考慮したアプローチ。
"A method or way of dealing with a problem or situation that is more comprehensive, inclusive, and considers a wider range of factors or possibilities than a narrower one."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、現状のやり方や考え方が不十分であったり、視野が狭いと感じられる場合に、より多くの側面や選択肢を検討すべきだという意図で使われます。単に「新しい」だけでなく、「網羅的」「包括的」「多角的」といった「広さ」が強調される点が特徴です。 主にビジネス、学術、政治、社会問題といったフォーマルな文脈で用いられ、建設的な議論や問題解決の提案によく登場します。話者の感情としては、物事をより深く、多角的に捉えようとする真摯な姿勢や、より良い解決策を追求する意欲を示します。ネイティブスピーカーにとっては、論理的で思慮深い提案として受け取られ、問題解決能力の高さや戦略的な思考を印象付けます。フォーマル度は比較的高く、日常会話でカジュアルに使う場面は少ないですが、友人との真剣な議論などでは使用可能です。
例文
We need a broader approach to tackle the complex issue of climate change.
気候変動という複雑な問題に取り組むには、より広範なアプローチが必要です。
The company decided to take a broader approach to market expansion, considering diverse regions.
その会社は、多様な地域を考慮して、市場拡大に対しより広範なアプローチを取ることを決定しました。
Our current strategy is too narrow; a broader approach might yield better results.
現在の戦略は狭すぎます。より広範なアプローチの方が良い結果を生むかもしれません。
Students should adopt a broader approach to their research, not just focusing on one theory.
学生は研究において、一つの理論に限定せず、より広範なアプローチを採用すべきです。
A broader approach to education includes practical skills alongside theoretical knowledge.
より広範な教育アプローチには、理論的知識と並行して実践的なスキルが含まれます。
The new policy emphasizes a broader approach to public health, covering prevention and mental well-being.
新政策は、予防と精神的な幸福を網羅する、より広範な公衆衛生へのアプローチを強調しています。
We need a broader approach to foster innovation in our team.
チーム内でイノベーションを育むためには、より広範なアプローチが必要です。
Instead of just punishing, we should consider a broader approach to youth crime.
罰するだけでなく、少年犯罪に対してより広範なアプローチを検討すべきです。
Let's take a broader approach and see if there are other solutions.
もっと広い視点から考えて、他に解決策があるか見てみましょう。
His broader approach to problem-solving always yields creative solutions.
彼の問題解決に対するより広範なアプローチは、常に創造的な解決策を生み出します。
類似表現との違い
「broader approach」がより広い「手法や考え方」全般を指すのに対し、「more comprehensive strategy」は具体的に「戦略」に焦点を当て、網羅的であることを強調します。ビジネスや計画策定の文脈で頻繁に使われます。
「broader approach」が具体的な行動や手法に重きを置くのに対し、「wider perspective」は主に「視点」や「見方」の広がりを指します。思考の枠を広げ、多様な考え方を取り入れる際に使われることが多いです。
「broader approach」が多様な要素を考慮に入れる「広さ」であるのに対し、「holistic view」は物事を部分的に捉えず、全体として統合的に見る「全体性」を強調します。特にシステム、健康、生態系などの複雑な文脈で使われます。
「broader approach」が「より広い」ことを強調するのに対し、「different approach」は単に「異なる」アプローチであることを示します。その「異なり」が必ずしも「広い」ことを意味するわけではありません。
よくある間違い
「broad approach」でも意味は通じますが、「broader approach」とすることで、現状の狭いアプローチと比較して「より広い」という意味合いが明確になり、より建設的・比較的な提案として響きます。多くの場合、「現行のアプローチよりも改善された、広い視野を持つアプローチ」というニュアンスで使われるため、比較級の「broader」がより自然です。
「way」も「方法」という意味ですが、「approach」の方が「問題解決や目標達成のための特定の考え方や体系的な手法」という、より戦略的・専門的な意味合いが強いです。特にビジネスや学術的な文脈では、「approach」が好まれます。
学習のコツ
- 💡主に問題解決、戦略策定、研究、議論などのフォーマルな文脈で使うと効果的です。
- 💡現状のアプローチに改善を促す際に、「Let's consider a broader approach.」(より広範なアプローチを検討しましょう)のように提案形で使うと良いでしょう。
- 💡「take a broader approach」や「adopt a broader approach」のように動詞と共に覚えると、自然な表現として使いこなせます。
- 💡「narrow approach」(狭いアプローチ)と対比して考えると、フレーズの意味やニュアンスがより明確になります。
対話例
会社の企画会議で新しいプロジェクトの進め方について議論している場面。
A:
Our current strategy for product development is too focused on a single demographic. Are we missing opportunities?
現在の製品開発戦略は、単一の顧客層に焦点を当てすぎていると思います。機会を逃しているのではないでしょうか?
B:
I agree. We should definitely take a broader approach and consider how our product can appeal to a wider range of users, perhaps even globally.
私も同感です。もっと広範なアプローチを取り、製品がより幅広いユーザー層、もしかしたら世界中のユーザーにもアピールできる方法を検討すべきです。
大学のゼミで、ある社会問題への対策について意見を出し合っている場面。
A:
The government's new policy only addresses the economic aspects of poverty. Do you think it's sufficient?
政府の新しい政策は、貧困の経済的側面しか扱っていません。これで十分だと思いますか?
B:
Not really. I believe a broader approach is needed, one that also includes social, educational, and healthcare support for affected communities.
そうは思いません。影響を受けるコミュニティに対する社会的、教育的、そして医療的支援も含む、より広範なアプローチが必要だと考えます。
Memorizeアプリで効率的に学習
broader approach を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。