/blʌnt rɪˈmɑːrk/
BLUNT reMARK
💡 「blunt」は短母音の/ʌ/(アとオの中間のような音)で、最後に/t/が来るため、日本語の「ブラント」よりも締まった音になります。「remark」は「re-」が弱く、「-mark」にアクセントがあるため、「リマーク」というより「リマー(ク)」という感じです。
"A direct and straightforward comment or statement, often made without considering the feelings of others, which can be perceived as impolite, insensitive, or harsh."
💡 ニュアンス・使い方
「blunt remark」は、相手の感情や立場を考慮せずに、思ったことを率直に、時に手厳しく述べる発言を指します。隠し立てせず、回り道をしない点が特徴です。 **どんな場面で使うか**: 個人的な会話で友達が正直すぎる意見を言った時、ビジネスの場で誰かが遠慮なく批判的なフィードバックをした時、あるいはメディアが有名人の失言を報じる際など、様々な状況で使われます。 **どんな気持ちを表すか**: 話し手は「正直であること」を意図していることが多いですが、聞き手にとっては「無神経」「失礼」「手厳しい」と感じられることがあります。一方で、その「率直さ」を評価する人もいます。 **フォーマル度**: 一般的にはフォーマルな場での使用は避けられる傾向にありますが、状況によっては、たとえば非常に困難な事実を伝えなければならないビジネス会議などで、あえてストレートに発言する場合に「blunt remark」がなされることがあります。 **ネイティブがどう感じるか**: 「blunt」という言葉には、「鈍い」「研ぎ澄まされていない」という元の意味があるため、発言が洗練されておらず、粗い印象を与えることがあります。聞き手にとっては、不快感を与える可能性をはらんでいる表現だと認識されます。
His blunt remark about her new haircut really hurt her feelings.
彼の新しい髪型についてのぶっきらぼうな発言は、彼女の気持ちを本当に傷つけました。
She's known for her blunt remarks, but at least you always know where you stand with her.
彼女は率直な物言いで知られていますが、少なくとも彼女が何を考えているかは常に分かります。
I appreciate his blunt remarks during our brainstorming sessions; they help us get to the point.
ブレインストーミング中の彼の率直な発言には感謝しています。おかげで要点にたどり着けますから。
The manager's blunt remark about the team's poor performance motivated them to work harder.
マネージャーのチームの成績不振に関する手厳しい発言は、彼らを奮起させてより懸命に働かせました。
Her blunt remark cut through the polite façade of the meeting, revealing the true problem.
彼女のぶっきらぼうな発言は、会議の丁寧な建前を打ち破り、真の問題を明らかにしました。
Please excuse my blunt remark, but I believe this approach is fundamentally flawed.
率直な物言いで恐縮ですが、このアプローチには根本的な欠陥があると考えます。
He made a blunt remark about my cooking, saying it lacked seasoning.
彼は私の料理について、味付けが足りないというぶっきらぼうな発言をしました。
Don't take her blunt remarks to heart; she doesn't mean to offend.
彼女の率直な発言を真に受けないでください。悪気はないのです。
The critic's blunt remark described the new movie as 'a complete waste of time'.
批評家の手厳しい発言は、新作映画を「全くの時間の無駄」と評しました。
Sometimes, a blunt remark is necessary to make people understand the gravity of a situation.
時として、事態の重大さを人々に理解させるためには、率直な発言が必要となることがあります。
「direct comment」は単に「直接的なコメント」を意味し、「blunt remark」のような「無神経さ」や「手厳しさ」といったネガティブなニュアンスは含まない、より中立的な表現です。事実を簡潔に述べる際に使われます。
「frank opinion」は「率直な意見」で、相手に誠実さや信頼感を与えるポジティブなニュアンスがあります。「blunt remark」は受け取り方によっては無神経に聞こえるのに対し、「frank opinion」は相手への配慮が感じられることが多いです。
「harsh criticism」は「手厳しい批判」であり、「blunt remark」よりもさらに強い批判や非難のニュアンスを含みます。感情的な要素や攻撃性が強調されることがあります。「blunt remark」は必ずしも批判とは限らず、単に「思ったことをストレートに言った」という場合にも使われます。
「rude comment」は「失礼なコメント」であり、発言者の意図が相手を不快にさせることにあったり、社会的な礼儀を欠いている場合に用いられます。「blunt remark」は、必ずしも失礼にしようと意図したわけではないが結果的に失礼になった、あるいは無神経だと受け取られた発言を指すことが多いです。
「speech」はより長く、準備された演説を指すことが多いです。「blunt remark」は短く、その場での発言や意見を指します。「blunt statement」も使われますが、「remark」の方が日常的によく使われるコロケーションです。
A:
Did you hear what Sarah said to the boss during the meeting? Her blunt remark about the budget really surprised everyone.
会議でサラが上司に言ったこと聞いた?予算についての彼女の率直な発言は、みんなを本当に驚かせたよ。
B:
I know! It was a bit harsh, but someone needed to say it. It got the discussion moving.
ええ、知ってる!少し手厳しかったけど、誰かが言わなきゃいけないことだったよね。おかげで議論が進んだよ。
A:
How was your date with Tom last night?
昨日のトムとのデートどうだった?
B:
Honestly, he made a pretty blunt remark about my taste in music. It was a bit off-putting.
正直、彼が私の音楽の趣味について結構ぶっきらぼうな発言をしたんだ。ちょっと興ざめだったな。
A:
I know my feedback might sound like a blunt remark, but it's important for your growth here.
私のフィードバックはきつい発言に聞こえるかもしれないが、ここで成長するためには重要なんだ。
B:
No, I appreciate your honesty. I need to hear it if I'm going to improve.
いえ、正直に言ってくださってありがとうございます。改善するためには聞く必要があります。
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