blaspheming against
発音
/blæsfˈiːmɪŋ əɡˈɛnst/
blasPHEMing aGAINST
💡 「blaspheming」は「ブラスフィーミング」と発音し、「pheme」の部分を強く、長く発音します。「against」は「アゲインスト」と発音し、「gainst」の部分を強く発音します。全体としては非常にフォーマルで重い意味合いを持つ言葉なので、はっきりと発音することが重要です。
使用情報
構成単語
意味
（神、聖なるもの、宗教的な教義、または非常に神聖視されているもの）を冒涜する、神を冒涜するような言動をする。
"To speak or act irreverently and disrespectfully against God, sacred things, religious doctrines, or anything considered holy or inviolable."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主に宗教的な対象（神、聖典、宗教的教義、聖人など）に対して、不敬な言葉を述べたり、不遜な行動をとったりすることを指します。非常に強い非難や冒涜の意味合いを持ち、道徳的・倫理的な罪と見なされる行為です。 使用される場面は、宗教、倫理、法律、歴史、学術といったフォーマルな文脈がほとんどで、日常会話で気軽に用いられることは稀です。もしカジュアルな文脈で使われるとすれば、それは比喩的・皮肉的な表現として、何かを極端に軽んじる、あるいは「あるべき姿を冒涜している」といった強い非難の意を込める場合です。 宗教的背景を持つ人々にとっては極めて深刻なタブーであり、強い怒りや嫌悪感を伴う感情を表します。ネイティブスピーカーは、この言葉が持つ歴史的・文化的・宗教的な重みを十分に理解しており、安易に使うことはありません。極めて慎重な使用が求められます。
例文
Historically, blaspheming against the divine was a capital offense in many societies.
歴史的に見て、神を冒涜することは多くの社会で死罪でした。
The sermon warned against blaspheming against the Holy Spirit through cynical doubt.
その説教は、冷笑的な疑念によって聖霊を冒涜することに対して警告しました。
He was accused of blaspheming against religious traditions in his controversial artwork.
彼は物議を醸す芸術作品で宗教的伝統を冒涜したとして非難されました。
Some philosophers argue that questioning dogma is not blaspheming against truth, but seeking it.
一部の哲学者たちは、教義を疑うことは真理を冒涜するのではなく、むしろそれを探求することだと主張します。
The ancient laws strictly prohibited blaspheming against the state gods.
古代の法律は、国家の神々を冒涜することを厳しく禁じていました。
Mixing pineapple on pizza might be seen by some as blaspheming against Italian culinary heritage.
パイナップルをピザに乗せることは、イタリアの食文化遺産を冒涜していると考える人もいるかもしれません。
Critics claimed the film was blaspheming against the memory of the war heroes.
批評家たちは、その映画が戦没者の記憶を冒涜していると主張しました。
His casual remarks were interpreted by some as blaspheming against the solemnity of the occasion.
彼の何気ない発言は、一部の人々によってその場の厳粛さを冒涜していると解釈されました。
Many consider deliberately destroying a sacred text as blaspheming against the faith it represents.
多くの人が、意図的に聖典を破壊することは、それが表す信仰を冒涜していると見なします。
Some rock bands in the past were accused of blaspheming against traditional moral standards.
過去のいくつかのロックバンドは、伝統的な道徳基準を冒涜したとして非難されました。
類似表現との違い
「insulting God」は「神を侮辱する」という意味で、不敬な態度や言葉を含むものの、「blaspheming against God」ほど宗教的な冒涜行為という強い意味合いは持ちません。「blaspheming」は宗教的な教義や神聖さを積極的に否定・汚す行為を指し、より深刻な罪と見なされます。「insulting」はより一般的な「侮辱」の意味で、対象が宗教に限られません。
「profaning sacred things」は「神聖なものを汚す」という意味で、物理的なものや場所を汚す行為にも使われます。意味合いとしては非常に近いですが、「blaspheming against」は特に言葉や態度による冒涜を強調するのに対し、「profaning」は行為全般を指すことが多いです。両者とも宗教的な文脈で使われます。
「sacrilege」は「冒涜、神聖なものを汚す罪」という名詞です。「commit sacrilege」は「冒涜の罪を犯す」という意味で、行為そのものに焦点を当てます。「blaspheming against」が冒涜的な言動という動的な行為を指すのに対し、「sacrilege」はその行為がもたらす結果や罪としての側面を強調します。
よくある間違い
動詞 'blaspheme' が冒涜の対象を示す際に取る前置詞は通常 'against' です。「～に反して」という方向性を示します。'of' は所有や関係を示し、この文脈では適切ではありません。
前置詞 'to' は方向性を示しますが、冒涜の文脈では「～に対して敵対する」というニュアンスを持つ 'against' がより適切です。'to' は通常、肯定的な方向性や受動的な対象に使われることが多いです。
学習のコツ
- 💡非常に強い意味合いを持つため、使用する際は文脈と文化的背景をよく理解する必要があります。
- 💡主に宗教、法律、歴史、学術といったフォーマルな文脈で登場する言葉です。
- 💡日常会話でカジュアルに使うことはほとんどなく、もし使うとすれば比喩的・皮肉的な表現に限られます。
- 💡「blaspheme」は動詞で、過去形や現在進行形など様々な活用が可能ですが、多くの場合「against」を伴って使われます。
対話例
宗教史の授業で、古代社会の法律について議論している場面。
A:
In ancient civilizations, what was considered one of the most severe crimes against the state?
古代文明において、国家に対する最も重大な罪の一つとされていたのは何でしたか？
B:
Often, it was blaspheming against the gods or the ruler, as it was seen as directly undermining divine authority and social order.
多くの場合、それは神々や支配者を冒涜することでした。それは神聖な権威や社会秩序を直接的に損なう行為と見なされていたからです。
倫理的な問題を議論するフォーマルな会合での意見交換。
A:
Some critics argue that certain modern artistic expressions can be perceived as blaspheming against traditional moral values.
一部の批評家は、現代の特定の芸術表現が伝統的な道徳的価値を冒涜していると受け取られかねないと主張しています。
B:
That raises significant questions about the balance between freedom of expression and the need to respect deeply held communal sensibilities.
それは、表現の自由と、深く根付いた共同体の感情を尊重する必要性との間のバランスについて、重要な問いを提起しますね。
Memorizeアプリで効率的に学習
blaspheming against を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。