blanketed in fog
発音
/ˈblæŋkɪtɪd ɪn fɒɡ/
BLANKeted in FOG
💡 「ブランケティッド・イン・フォッグ」と発音します。「blanketed」の最初の音節と「fog」を比較的強く発音し、「in」は弱く短く発音すると自然です。「blanketed」の最後の「d」と「in」がつながって「ディン」のように聞こえることが多いです。
使用情報
構成単語
意味
(場所が)濃い霧で一面に覆われている、霧に包まれている。
"Covered completely by a thick layer of fog, making visibility very low. It describes a landscape or area where fog acts like a blanket, obscuring everything."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある場所全体が厚い霧によってすっぽりと覆われている様子を、視覚的かつ詩的に描写する際に使われます。「blanket(毛布)」という単語が使われているため、霧が優しく、あるいは厚く、全体を包み込んでいるようなイメージを喚起します。天候や景色の描写で頻繁に用いられ、神秘的、幻想的、あるいは時には不気味な雰囲気を表現するのに適しています。比較的フォーマルな文脈や文学的な表現で使われることもありますが、日常会話で天候について話す際にも自然に用いられます。ネイティブは、この表現から、霧が厚く、視界がほとんどない状況を具体的に想像することができます。
例文
The entire valley was blanketed in fog this morning, making it impossible to see the mountains.
今朝は谷全体が霧に覆われており、山々を見ることはできませんでした。
We woke up to find our camp blanketed in a thick, eerie fog.
目を覚ますと、キャンプ場は濃い不気味な霧に包まれていました。
The coastal town often gets blanketed in fog during the autumn months.
その沿岸の町は、秋の数ヶ月間、しばしば霧に覆われます。
Driving through the hills was challenging as the roads were blanketed in fog.
道が霧に覆われていたため、丘を運転するのは困難でした。
The ancient castle looked magnificent, blanketed in a mystical morning fog.
その古城は、神秘的な朝霧に包まれ、荘厳な姿を見せていました。
Flight delays are expected as the airport is blanketed in dense fog.
空港が濃霧に覆われているため、フライトの遅延が予想されます。
Our morning commute was significantly slowed by the area being blanketed in fog.
地域が霧に覆われていたため、午前中の通勤は大幅に遅れました。
The historical site appeared ethereal, blanketed in a thick, ethereal mist.
その史跡は、濃く幽玄な霞に覆われ、幻想的な姿を見せていました。
Visibility issues arose as the coastal region remained blanketed in fog for several hours.
沿岸地域が数時間にわたり霧に覆われたため、視界の問題が発生しました。
The city skyline, usually vibrant, was completely obscured, blanketed in a thick, gray fog.
普段は活気のある都市のスカイラインも、分厚い灰色の霧に覆われ、全く見えなくなっていました。
(比喩的に)何かで一面を覆われている、すっぽり包み込まれている。
"Figuratively, to be completely covered or obscured by something, often implying a dense or extensive covering beyond just physical fog. This can refer to snow, smoke, silence, or even abstract concepts like sadness or mystery."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、霧以外の様々な「覆い」についても比喩的に使用されます。例えば、雪、煙、あるいは沈黙、悲しみ、謎といった抽象的なものが広範囲に及んでいる状況を表現する際に用いられます。物理的な「覆い」だけでなく、感情や状況が全体を支配している様子を効果的に伝えることができます。文学作品や詩的な表現でよく見られ、ある状況の深刻さや、特定の雰囲気を強調したい場合に非常に有効です。ネイティブは、この用法から、文字通りの霧ではなく、何か別のものが圧倒的な存在感で全体を包み込んでいるという、より深い意味合いを読み取ります。
例文
After the heavy snowfall, the entire garden was blanketed in white.
大雪の後、庭全体が真っ白な雪に覆われました。
The concert hall was blanketed in silence as the conductor raised his baton.
指揮者がタクトを振り上げると、コンサートホールは静寂に包まれました。
His sadness blanketed the whole house after the news of the loss.
その喪失の知らせの後、彼の悲しみが家全体を覆いました。
The old factory was blanketed in smoke from the nearby fire.
古い工場は、近くの火事からの煙に覆われていました。
The report was blanketed in technical jargon, making it hard for general readers to understand.
その報告書は専門用語に覆われており、一般の読者には理解しにくかった。
The firm's reputation was blanketed in controversy after the scandal broke.
スキャンダル発覚後、その会社の評判は論争の渦に覆われました。
The historical records are often blanketed in ambiguity, making definitive conclusions difficult.
歴史的記録はしばしば曖昧さに覆われており、決定的な結論を出すのは難しいです。
The landscape was blanketed in a pristine layer of fresh snow, creating a serene scene.
その風景は、真新しい雪の清らかな層に覆われ、静謐な光景を作り出していました。
The debate was blanketed in a veil of suspicion, hindering constructive dialogue.
議論は疑念のベールに覆われ、建設的な対話を妨げました。
類似表現との違い
「blanketed in fog」とほぼ同じ意味ですが、「covered in fog」の方がより一般的で直接的な表現です。「blanketed in fog」は「毛布で包み込まれている」ような、より詩的で、霧が厚く全体を覆っているというニュアンスが強いです。
「shrouded in fog」は「覆い隠されている」「ベールに包まれている」というニュアンスが強く、神秘的、あるいはやや不気味な雰囲気を伴うことが多いです。「blanketed in fog」よりも、視界が完全に遮られ、何かを隠しているような印象を与えます。
「enveloped in fog」は「blanketed in fog」と非常に似ており、どちらも「霧に包み込まれている」という意味合いですが、「enveloped」は「包み込む」「くるむ」といった意味合いが強く、より文学的で優雅な響きがあります。「blanketed」と同様に、場所全体が霧にすっぽりと覆われているイメージを伝えます。
「foggy」は形容詞で「霧の多い」「霧がかかった」という意味です。「The town was foggy. (その町は霧がかかっていた)」のように使われ、「blanketed in fog」が「〜で覆われている」という状態を具体的に描写するのに対し、単に「霧が多い状態」を表す汎用的な表現です。
よくある間違い
「〜に覆われている」という意味で受動態を使う場合、「in」がより自然な前置詞です。「with」も誤りではありませんが、「blanketed in」の方が一般的で、霧が空間全体に満ちているイメージが強くなります。
「blanketed」は動詞「blanket(覆う)」の過去分詞形で、この文脈では「〜に覆われている」という状態を表す受動態にする必要があります。そのため、「was」のようなbe動詞が必要です。
学習のコツ
- 💡「blanket」は動詞の「覆う」の過去分詞形で、「〜に覆われている」という受動態の形でよく使われます。
- 💡単に「霧がかかっている」よりも、厚い霧が辺り一面をすっぽり包み込んでいるような、詩的な描写をしたいときに効果的です。
- 💡比喩的に、雪や煙、あるいは沈黙や感情などが広範囲に及んでいる状況を表現する際にも応用できます。
- 💡似た表現として「covered in fog」や「shrouded in fog」がありますが、それぞれ微妙なニュアンスの違いを意識して使い分けましょう。
対話例
友人と旅行中の景色について話す
A:
Wow, look at that! The entire valley is blanketed in fog this morning.
わあ、見て!今朝は谷全体が霧に覆われているよ。
B:
It's so beautiful, but also a bit eerie, isn't it? Makes me wonder what's hidden beneath.
すごく美しいけど、ちょっと不気味な感じもするね?下に何が隠れているのか知りたくなるよ。
ニュースで天候による影響について話す
A:
The news just reported that the airport is blanketed in fog, causing major flight delays.
今ニュースで、空港が濃霧に覆われていて、フライトの大幅な遅延が出ているって言ってたよ。
B:
Oh no, I hope my sister's flight isn't affected. That's terrible for travelers.
まさか、妹のフライトに影響がないといいけど。旅行者にとっては大変だね。
比喩的な表現として、ある状況について話す
A:
After the big announcement, the whole office was blanketed in an uncomfortable silence.
あの大きな発表の後、オフィス全体が気まずい沈黙に包まれたね。
B:
Yeah, everyone seemed to be processing the news. It was a strange atmosphere.
うん、みんなニュースを消化しているようだった。変な雰囲気だったね。
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