become an antagonist

コロケーション英検準1級C1TOEIC ★★TOEIC 800点目標

発音

/bɪˈkʌm ən ænˈtæɡənɪst/

biCOME an anTAgonist

💡 「become」の「co」の部分と「antagonist」の「ta」の部分を強く発音すると自然です。「an antagonist」はリンキングして「アナンタゴニスト」のように聞こえることがあります。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:時々使われる
使用場面:
文学・批評政治・社会問題人間関係ビジネス心理学歴史法律

構成単語

意味

敵対者となる、反対者となる、悪役を演じる立場になる。

"To take on the role of an opponent, adversary, or hostile force, often in a narrative, a conflict, or a relationship."

💡 ニュアンス・使い方

物語、議論、人間関係、政治的な状況などにおいて、ある人物や団体がこれまでとは異なる、敵対的な立場や役割を担うようになることを指します。特に、最初はそうではなかったのに、何らかのきっかけや状況の変化によって「敵対者」としての役割を果たすようになる場合に用いられます。単に「敵になる」よりも、その役割や機能に着目した、やや分析的・客観的な表現です。主に書き言葉や、議論、批評などで使われることが多く、フォーマル寄りのニュアンスを持ちます。

例文

The rival company decided to become an antagonist in the market by launching an aggressive marketing campaign.

ビジネス

競合他社は攻撃的なマーケティングキャンペーンを開始することで、市場における敵対者となることを決定しました。

In the final act, the protagonist's mentor surprisingly becomes an antagonist.

フォーマル

最終幕で、主人公の指導者が驚くべきことに敵対者となります。

His refusal to compromise on the issue led him to become an antagonist to many within his own party.

フォーマル

その問題での妥協を拒否したことで、彼は自身の党内の多くの者にとっての敵対者となりました。

When a character starts to oppose the main hero's goals, they effectively become an antagonist.

カジュアル

キャラクターが主人公の目標に反対し始めると、実質的に敵対者となります。

The once-friendly neighbor seemed to become an antagonist after the property line dispute.

カジュアル

かつて友好的だった隣人は、敷地境界線の争いの後、敵対者となったようです。

Environmental groups often become an antagonist to large corporations involved in deforestation.

ビジネス

環境団体は、森林破壊に関わる大企業に対してしばしば敵対者となります。

The unforeseen economic downturn caused the government to become an antagonist to struggling small businesses.

ビジネス

予期せぬ経済不況により、政府は苦境に立つ中小企業にとっての敵対者となりました。

She didn't intend to become an antagonist, but her strong opinions often put her at odds with others.

カジュアル

彼女は敵対者になるつもりはありませんでしたが、その強い意見がしばしば他の人々と対立させました。

The general's former subordinate decided to become an antagonist and challenge his authority.

フォーマル

将軍の元部下は、敵対者となり彼の権威に異を唱えることを決めました。

In many classic tragedies, fate itself seems to become an antagonist to the heroes.

フォーマル

多くの古典悲劇では、運命そのものが英雄たちの敵対者となるようです。

類似表現との違い

「become an enemy」はより直接的で個人的な敵意や憎しみを含み、感情的なニュアンスが強いです。一方、「become an antagonist」は、特定の目標や物語の文脈において、反対の役割や立場を取ることを客観的に示す傾向があります。

「become an adversary」は「become an antagonist」と非常に似ていますが、特に競争、法的な対立、または競技などの文脈で使われることが多いです。より冷静で戦略的な対立を示唆する場合があります。

「turn against someone」は、ある人物が特定の誰かに対して裏切る、反抗する、または敵対的な態度を取ることを意味し、より口語的で感情的な裏切りのニュアンスを含みます。対象が特定の人物であることが多いです。

「take an opposing stance」は、特定の意見、政策、または議論に対して反対の立場を取ることを明確にする表現です。より抽象的で、意見やイデオロギーの対立に焦点を当てています。必ずしも「敵対者になる」というよりも「反対意見を表明する」に近い意味です。

よくある間違い

become a antagonist
become an antagonist

「antagonist」は母音(a)から始まる単語なので、不定冠詞は「a」ではなく「an」を使います。

make an antagonist
become an antagonist

「敵対者になる」という意味では「become」を使います。「make」は「作り出す」という意味合いが強く、文脈に合いません。

学習のコツ

  • 💡「antagonist」は「protagonist(主人公)」の対義語として覚えると、物語における役割が理解しやすくなります。
  • 💡文学作品や映画のレビュー、政治のニュース記事などでこのフレーズに注目すると、より自然な使い方を学ぶことができます。
  • 💡単に「敵になる」だけでなく、「敵対する役割や立場を担う」というニュアンスを意識すると、より正確に使いこなせます。

対話例

映画のストーリーについて話している時

A:

I was really surprised when the detective in the movie started to become an antagonist.

あの映画で刑事が敵対者になり始めた時、本当に驚いたよ。

B:

Yeah, it added a great twist to the plot. I didn't see that coming.

うん、それはプロットに素晴らしいひねりを加えてたね。全然予想できなかったよ。

歴史上の人物の役割について議論している時

A:

Some historians argue that the king's advisor eventually became an antagonist to the kingdom's stability.

一部の歴史家は、その王の顧問が最終的に王国の安定に対する敵対者になったと主張しています。

B:

That's an interesting perspective. His initial intentions seemed noble.

それは興味深い視点ですね。彼の当初の意図は崇高に見えましたが。

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