be prone to
発音
/biː proʊn tuː/
be PRONE to
💡 「prone」は「プロウン」のように発音し、強く読みます。「to」は弱めに「トゥ」と発音されることが多いです。
使用情報
構成単語
意味
(好ましくない事柄が)〜しがちである、〜の傾向がある、〜にかかりやすい
"To have a tendency to suffer from something undesirable or to often do something that is considered negative. It implies a predisposition to certain actions or conditions, often those that are problematic or unwanted."
💡 ニュアンス・使い方
人や物が、特定の(多くの場合、好ましくない)行動や状況に陥りやすい傾向を持っていることを表します。例えば、病気にかかりやすい体質、間違いを犯しやすい性格、故障しやすい機械などに使われます。比較的客観的な事実を述べる際に使われますが、その傾向に対して少し懸念や注意を促すニュアンスも含まれます。ビジネスシーンや医療の文脈でもよく使われる、比較的フォーマル寄りの表現ですが、日常会話でも使用されます。ネイティブは、避けたい事柄や望ましくない状況に対してこのフレーズを使います。
例文
He's prone to making silly mistakes when he's tired.
彼は疲れているとくだらない間違いをしがちです。
My car is prone to overheating on long trips.
私の車は長距離ドライブでオーバーヒートしがちです。
She's prone to mood swings when she's stressed.
彼女はストレスを感じると気分の浮き沈みが激しくなりがちです。
Kids are often prone to catching colds in winter.
子供たちは冬に風邪をひきやすいです。
This system is prone to security vulnerabilities if not updated regularly.
このシステムは定期的に更新しないとセキュリティ上の脆弱性を抱えやすいです。
Our sales team is prone to overpromising to clients.
私たちの営業チームは顧客に過剰な約束をしがちです。
Elderly people are prone to falls, especially on slippery surfaces.
高齢者は特に滑りやすい場所で転倒しがちです。
Certain crops are prone to disease in humid climates.
特定の作物は湿潤な気候で病気にかかりやすいです。
I'm prone to forgetting my keys.
私は鍵を忘れがちです。
The software is prone to crashing if too many applications are open.
アプリケーションを多く開くと、そのソフトウェアはクラッシュしがちです。
Companies that neglect customer feedback are prone to losing market share.
顧客のフィードバックを無視する企業は、市場シェアを失いがちです。
類似表現との違い
「tend to」は「〜する傾向がある」と意味が似ていますが、「be prone to」が主に好ましくない傾向や問題に焦点を当てるのに対し、「tend to」はより中立的で、良い傾向にも悪い傾向にも使えます。例えば、「He tends to be quiet. (彼は静かな傾向がある)」のように使います。
「be liable to」も「〜しがちである」という意味がありますが、特に法的・責任的な側面や、避けられないような悪い結果になる可能性が高いことを示唆します。よりネガティブで、危険やリスク、罰則などと結びつくことが多いです。「be prone to」よりも結果への必然性が強いニュアンスがあります。
「be susceptible to」は「〜の影響を受けやすい」「〜にかかりやすい」という意味で、「be prone to」と似ていますが、主に外部からの影響(病気、批判、誘惑など)に対して弱い、抵抗力がないというニュアンスが強いです。「be prone to」は内因的な傾向にも使えますが、「be susceptible to」は外部要因への脆弱性を強調します。
「be apt to」も「〜しがちである」「〜する傾向がある」という意味で、「be prone to」と置き換え可能な場合もありますが、「be apt to」はより一般的な傾向や、特定の状況下で起こりやすいことを指します。多くの場合、好ましくない傾向だけでなく、習慣や性格的な傾向にも使われますが、ややフォーマルな響きがあります。「be prone to」ほど悪い傾向に限定されない点や、能力的な傾向(〜するのが得意)にも使える点で異なります。
よくある間違い
「prone」の後には常に前置詞「to」が続きます。「for」は使いません。「〜しがちである」の対象を表すのは「to」です。
「to」は前置詞なので、その後に動詞が続く場合は動名詞(-ing形)を使います。名詞が続くこともよくあります。(例: be prone to making mistakes / be prone to accidents)
学習のコツ
- 💡「prone to」の後には名詞か動名詞(-ing形)が来ます。
- 💡主にネガティブな傾向や問題に対して使われることが多い表現です。
- 💡文脈によって「〜しやすい」「〜にかかりやすい」など、自然な日本語訳を使い分けましょう。
- 💡be prone to の前に副詞 (e.g., very, quite, extremely) を置いて程度を強調できます。
対話例
友人が頻繁に体調を崩すことについて話している。
A:
How's Sarah doing? I heard she's been sick again.
サラはどうしてる?また体調崩したって聞いたけど。
B:
Yeah, she's unfortunately quite prone to colds and allergies.
ええ、残念ながら彼女は風邪やアレルギーにかかりやすいんです。
新しいソフトウェアの導入について話している。
A:
Are there any risks with implementing this new software?
この新しいソフトウェアを導入するにあたり、何かリスクはありますか?
B:
It's generally stable, but early versions were prone to minor glitches.
概ね安定していますが、初期バージョンは軽微な不具合を起こしがちでした。
旅行の計画について話している。
A:
We should plan for rain during our trip; it's typhoon season.
旅行中に雨に備えるべきだよ、台風シーズンだからね。
B:
You're right. This region is especially prone to heavy rainfall in autumn.
そうだね。この地域は秋に特に豪雨になりやすいから。
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