be about to cry

コロケーション英検準2級B1TOEIC ★★★TOEIC 600点目標

発音

/bi əˈbaʊt tə kraɪ/

be aBOUT to CRY

💡 「about to」は、ネイティブはしばしば「アバウッタ」のように、Tの音を弱めたりRの音に近づけたりして発音します。全体的にリズムよく繋げて発音することがポイントです。

使用情報

フォーマリティ:カジュアル
頻度:よく使われる
使用場面:
日常会話感情表現育児友人との会話映画・TVニュース・報道

構成単語

意味

まさに泣き出しそうだ、今にも泣きそうだ。感情が高まって涙がこぼれ落ちる寸前の状態を表します。

"To be on the verge of crying; to feel so sad, upset, or overwhelmed that one is very close to shedding tears."

💡 ニュアンス・使い方

このフレーズは、悲しみ、悔しさ、痛み、または感動など、何らかの強い感情によって涙がこぼれ落ちる一歩手前の状態を表現する際に使われます。主に日常会話で非常に頻繁に使われる口語的な表現で、フォーマルなビジネスシーンや書き言葉ではあまり用いられません。ネイティブは、相手の感情的な状態を説明したり、自分の感情を伝えたりする際に自然と使います。特に、子供が怪我をしたり、感動的な映画を観たりした時など、感情が露わになる瞬間にぴったりの表現です。

例文

The baby was about to cry after dropping her favorite toy.

カジュアル

お気に入りの人形を落として、赤ちゃんは今にも泣き出しそうでした。

When I heard the news about her accident, I was about to cry.

カジュアル

彼女の事故のニュースを聞いた時、私は今にも泣き出しそうでした。

She looked like she was about to cry after her boss yelled at her.

カジュアル

上司に怒鳴られた後、彼女は今にも泣き出しそうな顔をしていました。

I was about to cry from laughing so hard at his silly joke.

カジュアル

彼のおかしな冗談があまりにも面白くて、笑いすぎて泣きそうになりました。

Don't scold him too much; he looks about to cry.

カジュアル

彼をあまり叱らないであげて。今にも泣き出しそうだ。

The ending of the movie was so touching, I was about to cry.

カジュアル

その映画のエンディングはとても感動的で、私は今にも泣きそうでした。

He was about to cry when he realized he had lost his way in the crowded station.

カジュアル

混雑した駅で道に迷ったと気づいた時、彼は今にも泣き出しそうでした。

Seeing her suffer, my heart ached and I was about to cry.

カジュアル

彼女が苦しんでいるのを見て、私の胸は痛み、今にも泣きそうでした。

類似表現との違い

「be about to cry」とほぼ同じ意味ですが、より詩的でややフォーマルな響きがあります。「涙の寸前である」という直訳に近い表現で、書き言葉や少し改まった場面で使われることがあります。感情が極限状態にあることを示す点で共通しています。

「on the verge of tears」に似ていますが、より口語的でカジュアルな場面でも使われます。「涙に近い状態」という直接的な表現で、感情が高まっている状況を具体的に示します。ネイティブが日常でよく使う表現の一つです。

「be about to cry」が「泣き出す寸前の状態」を表すのに対し、「start to cry」は実際に「泣き始める」という動作の開始に焦点を当てます。感情が頂点に達して涙がこぼれ始めた瞬間やその直後を指すことが多いです。

「泣きたい気分だ」という意味で、実際に泣きそうになっている状態よりも、その気持ちや欲求を表します。「be about to cry」の方が、物理的に涙がこぼれ落ちそうな切迫した状況を示します。

よくある間違い

be about to crying
be about to cry

「to」は不定詞のtoなので、後ろには動詞の原形が続きます。動名詞(-ing形)は使いません。

be about cry
be about to cry

「about」の後には必ず「to」が続くのがこのフレーズの形です。「to」を省略すると不自然な英語になります。

学習のコツ

  • 💡「be about to + 動詞の原形」は「まさに〜しようとしている」という重要な構文です。このパターンを覚えておくと、様々な動詞に応用できます。
  • 💡主に強い感情、特に悲しみや感動で涙がこぼれ落ちそうな状況で使われます。映画や小説の感想を言う際にも便利です。
  • 💡主語が人間に限らず、状況や物事に対しても使われることがあります。例: "The sky was about to cry." (空が今にも泣き出しそうだった=今にも雨が降り出しそうだった) のように比喩的に使われることもあります。

対話例

子供が転んで怪我をした時

A:

Oh no, he fell down! Is he okay?

あら大変、彼が転んだわ!大丈夫かしら?

B:

He bumped his knee pretty hard. He's about to cry.

ひざをかなり強く打ったみたい。今にも泣き出しそうだよ。

感動的な映画を観た後

A:

That movie was incredibly moving, wasn't it?

あの映画、信じられないほど感動的だったね?

B:

Absolutely. During the final scene, I was about to cry.

本当に。最後のシーンでは、今にも泣きそうだったよ。

友人が仕事でトラブルを抱えている時

A:

Sarah seems really down today. What happened?

サラ、今日はずいぶん落ち込んでいるみたいだね。何かあったの?

B:

She had a huge fight with her colleague. She was about to cry when she told me.

同僚と大ゲンカしたんだって。私に話してくれた時、今にも泣きそうだったよ。

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