意味
土台、基礎、基盤、根本、底部、ふもと、拠点、基地、塩基、塁(野球で)
〜に基づかせる、〜を根拠とする、〜を置く
卑しい、基本的な、基底の、塩基性の
発音
/beɪs/
BASE
💡 この単語は単音節なので、全体を強く発音します。母音の /eɪ/ は日本語の「エイ」と似ていますが、口を横に広げて発音し、二重母音として滑らかにつなげることを意識しましょう。語尾の /s/ は、息だけを出すように「ス」と軽く発音するのがポイントです。
例文
This is the base of the tower.
これが塔の土台です。
He touched first base safely.
彼は安全に一塁に触れました。
We need a strong base for growth.
成長には強固な基盤が必要です。
The story is based on facts.
その話は事実に基づいています。
Our company has a good customer base.
我が社は良好な顧客基盤を持っています。
They based their decision on data.
彼らはデータに基づいて決定しました。
We will base our operations here.
私たちはここに拠点を置きます。
The military base is well-protected.
その軍事基地は厳重に守られています。
This report is based on research.
この報告書は調査に基づいています。
Base metals are not precious.
卑金属は貴金属ではありません。
変形一覧
文法的注意点
- 📝動詞として「〜に基づく」の意味で使う場合、最も一般的な形は 'be based on + 名詞' です。
- 📝名詞の 'base' は可算名詞としても不可算名詞としても使われることがあり、文脈によって判断が必要です。(例: 'a base' は具体的な拠点、'customer base' は不可算的な集合体)
- 📝場所を表す前置詞と共に 'at the base of'(〜のふもとに/根元に)や 'on the base of'(〜の土台に)のように使われることが多いです。
使用情報
よくある間違い
「〜に基づいている」と表現する場合、動詞の 'base' を受動態にし 'be based on' の形を使うのが一般的です。自動詞として「〜に基づいている」という意味では使いません。能動態で使う場合は 'base A on B'(AをBに基づいて置く)という形になります。
類似スペル単語との違い
'base' は物理的な土台、底部、活動の拠点、また抽象的な「基盤」を指すことが多いです。一方、'basis' は主に抽象的な「根拠」「原理」「基礎」を意味し、思考や論理の出発点となるものに使われます。例えば、「会社の顧客基盤 (customer base)」や「登山基地 (base camp)」では 'base' を、「議論の根拠 (on the basis of the argument)」では 'basis' を使います。
派生語
語源
📚 「base」はラテン語の「basis」(基礎、土台)に由来し、古フランス語を経て英語に入りました。物理的な土台から、抽象的な「根拠」や「基盤」、さらには活動の「拠点」やスポーツの「塁」といった多様な意味に発展しました。それぞれの意味が、ある種の「根源」や「出発点」を表しています。
学習のコツ
- 💡動詞として「〜に基づく」の意味で使う場合は 'be based on' の形で使われることが非常に多いです。このフレーズを覚えておくと便利です。
- 💡野球の「ベース」は英語の 'base' がそのまま使われているため、日本人には馴染み深いでしょう。
- 💡複数の意味を持つ多義語なので、文脈から正しい意味を判断する練習をしましょう。
- 💡名詞の 'base' は、物理的な土台や軍事基地のような場所、または顧客基盤のような抽象的な概念まで、幅広く使われます。
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