assert a right
発音
/əsˈɜːrt ə raɪt/
asSERT a RIGHT
💡 「assert」の「-sert」の部分を強く発音し、「right」も明確に発音します。間の「a」は軽く「ア」と読み、全体的にややフォーマルな響きを意識すると良いでしょう。
使用情報
構成単語
意味
（自身の）権利を主張する、権利を行使する、または自身の権利を擁護する。
"To clearly state or insist on one's entitlement to something, or to take action to enforce that entitlement, especially when it is being questioned or challenged."
💡 ニュアンス・使い方
自身の持つ正当な権利（法的、道徳的、社会的なもの）を、言葉や行動によってはっきりと示す際に使われる表現です。特に、その権利が侵害されそうになったり、認められない状況にある場合に、その権利を擁護・行使する意味合いが強いです。フォーマルな文脈、特に法律、政治、社会問題に関する議論で頻繁に用いられます。個人の尊厳を守る、集団の権利を守るという文脈で使われることが多く、やや堅苦しく、強い意志を示すニュアンスがあります。単に権利を要求するだけでなく、その権利が正当であることを強く示す行動や発言を指します。
例文
Every citizen has the right to assert their right to free speech.
全ての市民は、言論の自由という自身の権利を主張する権利を持っています。
The union asserted its right to negotiate for better working conditions.
労働組合は、より良い労働条件を交渉する権利を主張しました。
He felt compelled to assert his right to privacy when his personal information was leaked.
彼は個人情報が漏洩した際、プライバシーの権利を主張せざるを得ないと感じました。
Women had to fight for decades to assert their right to vote.
女性たちは投票権を主張するために何十年も戦わなければなりませんでした。
In a democratic society, people can assert their rights peacefully.
民主主義社会において、人々は平和的に自身の権利を主張することができます。
The company asserted its right to protect its intellectual property.
その会社は知的財産を保護する権利を主張しました。
She asserted her right to be heard during the meeting, despite the attempts to silence her.
彼女は、沈黙させようとする試みにもかかわらず、会議中に意見を述べる権利を主張しました。
Children have the right to assert their right to education and a safe environment.
子どもたちには教育を受ける権利と安全な環境に対する権利を主張する権利があります。
It's important to know when and how to assert your rights effectively without being overly aggressive.
過度に攻撃的にならずに、いつ、どのようにして効果的に自分の権利を主張するかを知ることは重要です。
The indigenous community asserted its right to ancestral lands and cultural preservation.
先住民コミュニティは、祖先の土地と文化の保存に対する権利を主張しました。
類似表現との違い
「claim a right」も「権利を主張する」という意味ですが、「assert a right」は、より強く、既にある権利が侵害されそうになったり、認められない状況で、それを擁護・行使するニュアンスが強いです。「claim」は単に権利を要求したり、所有権を主張する意味合いが中心で、法的な主張だけでなく、一般的な文脈でも使われます。「assert」の方が、より積極的で強い意志を示すことが多いです。
「exercise a right」は「権利を行使する」という意味で、既に認められている権利を実行に移すことを指します。これに対し、「assert a right」は、その権利が認められるべきだと強く主張したり、時にはその存在自体を主張する意味合いも含まれます。つまり、「exercise」は権利の『実行』、「assert」は権利の『主張と擁護』に重点があります。
「demand a right」は「権利を要求する」という意味で、非常に強く、時には対立的なニュアンスを伴って権利を求める際に使われます。「assert a right」も強い主張ですが、「demand」ほど攻撃的な響きはなく、正当性に基づいて権利を明確にするというニュアンスが強いです。
「insist on one's rights」は「自分の権利を主張する」という意味で、「assert a right」と非常に近いですが、「insist on」はより個人的な信念や意見に基づいて強く主張するニュアンスがあります。文法的には「assert a right」が動詞+目的語の形であるのに対し、「insist on」は動詞+前置詞の形を取ります。
よくある間違い
「assert」は他動詞なので、権利を目的語として直接取ります。前置詞「for」は不要です。
特定の権利を指す場合は「the right」も可能ですが、一般論として「権利」を主張する際は「a right」や「rights」（複数形）を使うのが自然です。「the right」とすると、文脈上特定の権利を指している必要があります。
学習のコツ
- 💡「assert」は少し堅い単語なので、フォーマルな場面や、法的・政治的な議論での使用を意識しましょう。
- 💡「権利」が複数ある場合は「assert rights」のように複数形を使います。
- 💡このフレーズは、単に権利を要求するだけでなく、その権利が正当であることを強く示す行動や発言を指します。
- 💡「assert oneself（自己主張する）」や「assert one's authority（権威を行使する）」など、「assert」を使った他のコロケーションも合わせて学ぶと理解が深まります。
対話例
国際会議での発言
A:
We must ensure that developing nations can assert their right to self-determination.
我々は、発展途上国が自決権を主張できることを保証しなければなりません。
B:
Indeed. Respect for sovereignty and the assertion of such rights are fundamental principles in international relations.
全くその通りです。主権の尊重と、そのような権利の主張は国際関係における根本的な原則です。
市民活動家とジャーナリストの会話
A:
Many people are hesitant to assert their rights, fearing repercussion from those in power.
多くの人々は、権力者からの報復を恐れて、自身の権利を主張することをためらっています。
B:
It's our role as journalists to highlight the importance of asserting those rights and supporting those who do.
そのような権利を主張することの重要性を強調し、そうする人々を支援するのが、私たちジャーナリストの役割です。
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