appeasing tone

コロケーション英検2級B2TOEIC ★★★TOEIC 700点目標

発音

/əˈpiːzɪŋ toʊn/

ap-PEAS-ing TONE

💡 `appeasing`は「アピージング」のように、二音節目の「ピー」を強く発音します。`tone`は「トーン」と短くはっきり発音しましょう。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:よく使われる
使用場面:
議論・交渉ビジネス人間関係謝罪政治・外交危機管理教育

構成単語

意味

相手の怒りや不満を和らげ、なだめることを目的とした口調や声のトーン。相手を宥めたり、機嫌を取ったりする際に使われます。

"A manner of speaking or vocal quality intended to calm someone down, mitigate their anger or resentment, or bring about reconciliation, often by making concessions or demonstrating a willingness to yield."

💡 ニュアンス・使い方

このフレーズは、主に相手が感情的になっている、怒っている、不満を抱いている、あるいは反抗的であるといったネガティブな状況で用いられます。話し手は、対立を避けたい、関係を修復したい、相手を落ち着かせたい、あるいは自分の非を認める、譲歩する意図をもってこの口調を使います。ビジネスのクレーム対応、外交交渉、個人的な意見の相違など、幅広いシーンで使われますが、単語自体がやや改まった印象を与えるため、公式な文脈にもなじみます。ネイティブは、この口調が真摯な謝罪や和解の試みであると受け止めることもあれば、状況によっては話し手が弱腰である、あるいは一時的に問題をやり過ごそうとしていると感じることもあります。

例文

She used an appeasing tone to calm the angry customer.

ビジネス

彼女は怒っている顧客を落ち着かせるためになだめるような口調を使いました。

He tried to explain his mistake in an appeasing tone.

カジュアル

彼は自分の過ちをなだめるような口調で説明しようとしました。

The manager adopted an appeasing tone to de-escalate the tension in the meeting.

ビジネス

マネージャーは会議の緊張を緩和するためになだめるような口調を採用しました。

Despite his appeasing tone, she remained upset.

カジュアル

彼がなだめるような口調で話したにもかかわらず、彼女はまだ怒っていました。

The diplomat's appeasing tone aimed to prevent further international conflict.

フォーマル

その外交官のなだめるような口調は、さらなる国際紛争を防ぐことを目的としていました。

When her child started crying, she spoke in an appeasing tone.

カジュアル

子供が泣き始めたとき、彼女はなだめるような口調で話しました。

He responded to her accusations with an appeasing tone, hoping to avoid an argument.

カジュアル

彼は口論を避けることを願い、彼女の非難になだめるような口調で答えました。

The government issued a statement in an appeasing tone after the public outcry.

フォーマル

政府は国民の激しい抗議の後、なだめるような口調で声明を発表しました。

Learning to use an appeasing tone can be effective in conflict resolution.

ビジネス

なだめるような口調を使うことを学ぶことは、紛争解決において効果的でありえます。

"Please, let's just discuss this calmly," he said in an appeasing tone.

カジュアル

「お願いだから、落ち着いて話し合いましょう」と彼はなだめるような口調で言いました。

類似表現との違い

「soothing tone」は、相手を安心させたり、心地よい気分にさせたりするような、穏やかで優しい口調を指します。一方、「appeasing tone」は、相手の怒りや不満を具体的な意図をもって和らげようとする、より積極的な行為を伴う口調です。soothingは心地よさ、appeasingは対立回避や譲歩のニュアンスが強いです。

conciliatory toneフォーマル

「conciliatory tone」は、「和解的な」「融和的な」といった意味で、「appeasing tone」と非常に似ています。しかし、「conciliatory」は、特に紛争や対立のある状況で、和解や合意形成を目指すよりフォーマルで戦略的な意図を持つことが多いです。外交やビジネス交渉など、公式な場でよく使われます。appeasingはもう少し個人的な状況でも使えます。

「calming voice」は、文字通り相手を落ち着かせる声という意味で、「appeasing tone」よりも一般的でカジュアルな表現です。感情を鎮める効果に焦点があり、必ずしも譲歩や非を認めるニュアンスは含みません。単に「落ち着いた声」という広範な意味で使われます。

よくある間違い

an appeasing voice
an appeasing tone

「tone」の方が、話し手の意図や感情のニュアンスをより強く含みます。感情を和らげる「口調」を指す場合、「tone」がより適切です。

He appeased her with his tone.
He used an appeasing tone with her.

「appeasing tone」は名詞句であり、「なだめるような口調」という表現自体を指します。「appease」を動詞として使う場合は「He appeased her.(彼が彼女をなだめた)」となります。

学習のコツ

  • 💡「appeasing」は、相手の怒りや不満といったネガティブな感情を和らげたいときに使う表現です。
  • 💡衝突を避けたい、関係を修復したい、という話し手の意図が含まれます。
  • 💡ビジネスのクレーム対応や外交交渉など、緊張感のある場面で効果的に使えます。

対話例

顧客からのクレーム対応

A:

I'm extremely disappointed with your service!

あなたのサービスには非常にがっかりしています!

B:

I understand your frustration. Please accept my sincerest apologies. We'll do our best to resolve this immediately, in an appeasing tone.

ご不満はよく理解できます。心よりお詫び申し上げます。すぐに解決できるよう最善を尽くします、となだめるような口調で。

夫婦間の口論

A:

You always do that! I'm tired of it.

あなたはいつもそう!もううんざりだわ。

B:

I'm sorry, I didn't mean to upset you. Let's talk about it calmly.

ごめん、君を怒らせるつもりはなかったんだ。落ち着いて話し合おうよ。

A:

Your appeasing tone isn't going to fix everything.

あなたのなだめるような口調で全てが解決するわけじゃないわよ。

B:

I know, but I genuinely want to make things right.

わかっているけど、本当にちゃんとしたいんだ。

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