an obtuse explanation
発音
/ən əbˌtjuːs ekspləˈneɪʃən/
an obTUSE explaNAtion
💡 「an」は弱く発音し、「obtuse」の「tu」と「explanation」の「na」に強勢を置きます。特に「obtuse」は「アブテュース」のような発音を意識し、最後の「s」は濁らないように発音します。「explanation」は「イクスプラネイション」と、四つの音節を意識して発音しましょう。
使用情報
構成単語
意味
分かりにくく、鈍重で、的を射ない説明。
"An explanation that is difficult to understand, lacks clarity or subtlety, or shows a lack of intelligence or sensitivity."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、説明が非常に分かりにくく、理解しにくいだけでなく、しばしばその説明が鈍感で的を射ていない、あるいは無粋であると感じる場合に用いられます。元々は「鈍角」という意味を持つ「obtuse」が比喩的に使われており、鋭さに欠け、本質を見抜いていないようなニュアンスを含みます。相手の説明に対して、イライラ、困惑、失望といったネガティブな感情を抱いていることを表します。ややフォーマルな文脈や批判的な文脈で使われることが多いですが、友人間の会話で、相手が非常に複雑で回りくどい説明をしてきた際にも使用されることがあります。相手の知性や説明能力を間接的に批判する含みがあるため、使用する際には注意が必要です。
例文
The professor gave an obtuse explanation of the complex theory, leaving many students confused.
教授は複雑な理論について分かりにくい説明をしたため、多くの学生が混乱しました。
His explanation for the company's poor performance was so obtuse that no one could grasp the real issue.
彼の会社の業績不振に関する説明はあまりに的を射ておらず、誰も本当の問題を理解できませんでした。
I tried to follow her logic, but it was just an obtuse explanation that went nowhere.
彼女の論理を追おうとしましたが、それはどこにも行き着かない、ただの分かりにくい説明でした。
The article provided an obtuse explanation of the new policy, making it hard for readers to understand its implications.
その記事は新方針について鈍重な説明をしており、読者がその影響を理解するのを困難にしました。
During the meeting, the manager's obtuse explanation of the project goals frustrated the team.
会議中、マネージャーのプロジェクト目標に関する分かりにくい説明に、チームは不満を感じました。
Could you please give me a clearer answer? That was rather an obtuse explanation.
もう少し明確な答えをいただけますか?あれはかなり分かりにくい説明でしたよ。
The consultant's report was filled with obtuse explanations, making it difficult to extract actionable insights.
コンサルタントの報告書には分かりにくい説明が多く、具体的な知見を引き出すのが困難でした。
His attempt to clarify the situation resulted in an even more obtuse explanation.
彼が状況を明確にしようと試みた結果、さらに分かりにくい説明になってしまいました。
The lawyer's submission contained an obtuse explanation of the legal precedent.
弁護士の提出書類には、判例に関する分かりにくい説明が含まれていました。
I found the speaker's philosophical concepts to be delivered through an obtuse explanation.
私は講演者の哲学的概念が、理解しにくい説明を通じて伝えられていると感じました。
類似表現との違い
「an unclear explanation」は単純に「不明瞭で分かりにくい説明」を指し、最も一般的な表現です。意図的か否かに関わらず、理解できない状態を表します。「an obtuse explanation」はこれに加え、「鈍感さ」や「的を射ていない」という批判的なニュアンスが強く含まれます。
「a vague explanation」は「曖昧な説明」を意味します。詳細が不足している、意図的にぼかされている、または漠然としている状態を指します。「an obtuse explanation」は曖昧さだけでなく、理解しにくさや鈍感さが強調されます。
「a convoluted explanation」は「入り組んだ、複雑な説明」を意味し、複雑すぎて理解しにくいという点では共通しますが、こちらは説明自体の構造の複雑さに焦点を当てています。「an obtuse explanation」は必ずしも複雑である必要はなく、説明が本質を捉えていない、または受け手の理解を無視しているというニュアンスが強いです。
「a muddled explanation」は「混乱した、支離滅裂な説明」を指します。説明する側が混乱している、あるいは論理が破綻している状態を表します。「an obtuse explanation」は混乱というよりは、説明のポイントがずれていたり、相手の理解レベルを考慮していない状態を指すことが多いです。
「a long-winded explanation」は「話が長すぎて要点が分からない説明」を意味します。不必要に冗長であることに焦点を当てています。一方、「an obtuse explanation」は、話の長さよりも、内容の分かりにくさ、あるいは説明が本質を捉えていないことに重点が置かれます。
よくある間違い
「confused explanation」は説明する側が混乱しているという意味になりがちです。説明自体が聞き手を混乱させる場合は「a confusing explanation」を使い、分かりにくく的を射ない説明の場合は「an obtuse explanation」が適切です。
「obtuse」は形容詞であり、名詞「explanation」を修飾します。副詞形「obtusely」を使ってしまうと文法的に誤りです。
「obtuse」には「鈍い」という意味がありますが、これは鉛筆の芯のような物理的な「鈍さ」ではなく、知性や理解、感覚の「鈍さ」や「鋭さに欠ける」ことを指します。物理的な意味での「鈍さ」とは使い分けが必要です。
学習のコツ
- 💡「obtuse」は元々「鈍角」という意味があり、そこから比喩的に「鈍い、分かりにくい、的を射ない」といった意味で使われるようになったと覚えると、ニュアンスが掴みやすくなります。
- 💡このフレーズは相手の説明に対して批判的なニュアンスを含みます。より穏やかに伝えたい場合は「unclear explanation」や「confusing explanation」を使うことを検討しましょう。
- 💡「obtuse」は比較的フォーマルで知的な単語であり、日常会話で頻繁に使うと、相手に少々堅苦しい印象を与える可能性があります。
対話例
会社のプレゼンテーション後、同僚が内容の分かりにくさについて話している場面。
A:
I really struggled to follow the last part of the presentation.
プレゼンの最後の部分、本当に理解に苦しんだよ。
B:
Me too. I thought it was an obtuse explanation of the new marketing strategy.
私もだよ。新しいマーケティング戦略について、分かりにくい説明だと思ったな。
学生が友人と授業の内容について話している場面。
A:
Did you understand the professor's lecture on quantum physics today?
今日の量子物理学の教授の講義、理解できた?
B:
Not really. It felt like an obtuse explanation designed to make us feel lost.
あまりね。私たちを迷わせるような、分かりにくい説明に感じたよ。
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