意味
(動詞として) (人や動物が)苦しむ、病気になる、調子が悪い;(何かが人や組織を)悩ます、苦しめる、困らせる
発音
/eɪl/
AIL
💡 「エイル」と発音します。日本語の「エール」と似ていますが、Lの音は舌先を上前歯の付け根につけて発音し、少しこもった音になります。Rの音と混同しないように注意しましょう。特に、最初の母音は日本語の「え」よりも少し口を横に広げる意識で発音すると良いでしょう。
例文
My grandfather has been ailing lately.
祖父は最近体調が優れません。
What ails him these days?
彼は最近どうしたのでしょうか?
The child was ailing with a fever.
その子供は熱で苦しんでいました。
Her dog has been ailing for days.
彼女の犬は数日間体調が悪いです。
What ails you, my friend?
どうしたのですか、友よ?
What ails the global economy?
世界経済は何が問題なのですか?
Does anything ail the system?
システムに何か不具合がありますか?
Nothing seems to ail their business.
彼らのビジネスには問題がないようです。
A deep sadness ailed her heart.
深い悲しみが彼女の心を悩ませました。
An unknown illness ailed the villagers.
未知の病が村人たちを苦しめました。
変形一覧
文法的注意点
- 📝「ail」は自動詞としても他動詞としても使えます。他動詞の場合、目的語は「苦しめられる人や物」になります。(例: An unknown illness ailed him.)
- 📝自動詞として「(〜で)苦しむ、病気になる」という意味で使う場合は、'ail with' または 'ail from' の前置詞を伴うことがあります。(例: He was ailing with a fever.)
- 📝疑問文で 'What ails...?' の形は「何が〜を悩ませているのですか?」「〜はどうしたのですか?」と、問題や原因を尋ねる際に用いられるフォーマルな表現です。
使用情報
よくある間違い
「〜で苦しむ」という場合、自動詞として用いるなら通常 'ail with/from' とし、進行形 'be ailing with/from' を使うことが多いです。他動詞として 'A cold ailed him.' の形も可能です。
類似スペル単語との違い
「ill」は主に形容詞で「病気の、体調が悪い」という状態を表します。一方「ail」は動詞で「病気になる、苦しめる、悩ます」という動作や状態の原因を指します。例えば、'He is ill.'(彼は病気だ)ですが、'What ails him?'(彼を悩ませているものは何か?)となります。名詞の 'illness'(病気)は 'ailment' と似ています。
「pale」は形容詞で「青白い、血色の悪い」という意味です。これは体調不良の具体的な症状や見た目を表します。対して「ail」は、体調が悪い、苦しむという状態そのものや、その原因に焦点を当てた動詞です。「pale」は「ail」の結果として現れる症状の一つになり得ます。
派生語
語源
📚 古英語の「eġlan」に由来し、「苦痛を与える、悩ます」という意味で使われていました。現代英語ではあまり一般的ではありませんが、書き言葉やフォーマルな文脈で、特に「何かが誰かを苦しめているか」を問う際に用いられます。
学習のコツ
- 💡主に「何かが人や組織を悩ませる・苦しめる」という意味で使われます。例えば 'What ails you?' は「何か困っていることはありますか?」と尋ねる際に使われます。
- 💡進行形 'be ailing' で「体調が悪い状態が続いている」ことを表すことが多いです。
- 💡少し古風でフォーマルな響きがあるため、日常的な会話では 'What's wrong?' や 'Are you feeling sick?' の方が一般的です。
- 💡名詞形の 'ailment'(病気、不調)もよく使われます。一緒に覚えると良いでしょう。
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