add to
発音
/æd tuː/
ADD to
💡 「add」は日本語の「アド」よりも唇を横に引き気味に「ア」と発音し、最後の「d」は破裂させずに止める感じで発音します。「to」は文脈によって強く発音されることもありますが、通常は弱く「タ」のように発音されることが多いです。
使用情報
構成単語
意味
既存の物事や状況に何かを加えて、量、程度、規模などを増やす、または強化する。
"To increase the amount, extent, or degree of something already present; to make something larger or more significant by introducing a new element or factor."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、具体的な量(例:材料、人数)を増やす場合にも、抽象的な程度(例:喜び、プレッシャー、価値)を増やす場合にも使われます。ポジティブな文脈(例:楽しさを増す、価値を高める)とネガティブな文脈(例:ストレスを増やす、問題を悪化させる)の両方で使われる点が特徴です。フォーマル度は中立的で、日常会話からビジネス、学術的な場面まで幅広く適用できます。ネイティブにとっては非常に自然で一般的な表現です。
例文
Can you add more sugar to my coffee?
コーヒーにもっと砂糖を入れてくれる?
Let's add some more friends to the guest list.
ゲストリストにもう何人か友達を追加しよう。
This new feature really adds to the user experience.
この新機能はユーザー体験を本当に向上させますね。
Don't add to his worries by telling him bad news.
彼に悪いニュースを言って心配を増やさないでください。
Adding a fresh coat of paint will really add to the value of the house.
新しいペンキを塗れば、家の価値は本当に上がるでしょう。
We need to add more budget to this project to ensure its success.
このプロジェクトを成功させるために、もっと予算を追加する必要があります。
Her expertise will certainly add to the strength of our team.
彼女の専門知識は、間違いなく私たちのチームの強みを増すでしょう。
The new regulations will significantly add to the bureaucratic burden.
新しい規制は、行政上の負担を大幅に増大させるでしょう。
Further research is required to add to our understanding of the phenomenon.
その現象への理解を深めるために、さらなる研究が必要です。
ある状況や結果に対して、何かが肯定的な、または否定的な影響を与える、つまり寄与する、あるいは悪化させること。
"To contribute to a particular situation, outcome, or feeling, often by making it worse or better; to be an additional factor that influences or changes something."
💡 ニュアンス・使い方
この意味では、特に「問題」「困難」「成功」「喜び」といった抽象的な事柄に対して、ある要因が追加的な影響を及ぼす状況を表現します。しばしば、否定的な状況を「さらに悪化させる」という文脈で使われることも多いです。具体的に数を増やすというよりは、既存の状態に「積み重なる」形で影響を与えるニュアンスが強いです。フォーマル度は中立的で、広範な場面で使われます。
例文
His rude comment only added to the tension in the room.
彼の失礼なコメントは、部屋の緊張を増すばかりだった。
Seeing them happy really adds to my own joy.
彼らが幸せそうなのを見ると、私の喜びも本当に増す。
Lack of sleep will just add to your stress.
睡眠不足はストレスを増やすだけだ。
The bad weather added to the difficulties of the climb.
悪天候が登山の困難さを増した。
Her innovative ideas will add greatly to the success of the project.
彼女の革新的なアイデアは、プロジェクトの成功に大いに貢献するでしょう。
Poor communication can often add to misunderstandings in a project team.
不十分なコミュニケーションは、プロジェクトチーム内の誤解を深めることにつながりやすいです。
These unforeseen challenges added significantly to the complexity of the mission.
これらの予期せぬ課題は、ミッションの複雑さに大きく寄与しました。
His groundbreaking research has added greatly to the body of scientific knowledge.
彼の画期的な研究は、科学的知識体系に大きく貢献しました。
類似表現との違い
「add to」は既存の物や状況に何かを「付け加える」ことで全体を増やすニュアンスが強いのに対し、「increase」は単に「増える」「増やす」という結果や変化そのものを指します。対象が明示されず、漠然とした増加にも使えますが、「add to」は常に「何かに」加える対象が必要です。
「contribute to」は「〜に貢献する」「〜の一因となる」という意味で、特に良い結果や望ましい状況への寄与を表すことが多いです。「add to」も寄与の意味で使えますが、悪い状況を「悪化させる」という否定的な文脈でも非常によく使われる点で異なります。
動詞の「compound」は「〜を悪化させる」「〜を複雑にする」という意味で、「add to」の否定的な意味合いと重なる部分があります。しかし、「compound」はより深刻な状況や問題が複合的に絡み合って悪化するニュアンスが強く、よりフォーマルな文脈で使われることが多いです。
よくある間違い
「〜に加える」という方向性を示すには前置詞 `to` が適切です。`with` は「〜と一緒に」という共同のニュアンスになります。
具体的な場所やリストの中に何かを追加する場合でも、「〜に加える」という作用から `to` が自然です。`in` は既に中にある状態を表すことが多いです。
学習のコツ
- 💡「add to」は「増やす」だけでなく「悪化させる」という否定的な意味でも使うことを覚えておきましょう。
- 💡「to」の後に続くのは、増やされる「対象」や影響を受ける「状況」です。
- 💡日常会話からビジネスまで幅広く使える汎用性の高い句動詞です。
対話例
料理をしている友人同士の会話
A:
This soup is a bit bland. What do you think?
このスープ、ちょっと味が薄いね。どう思う?
B:
Maybe we should add a little more salt to it. That might add to the flavor.
もう少し塩を足すべきかな。それが風味を増してくれるかもね。
プロジェクトの進捗について話す同僚
A:
I'm worried about the new requirements. Will they add to our workload significantly?
新しい要件が心配です。私たちの作業量を大幅に増やすことになりますか?
B:
Potentially, yes. But they could also add to the overall quality of the final product.
可能性としてはそうですね。しかし、最終製品の全体的な品質向上にも寄与するかもしれません。
友人との週末の計画
A:
I'm thinking of inviting Sarah to our hiking trip this weekend.
週末のハイキング旅行にサラを誘おうと思ってるんだ。
B:
That's a great idea! She always adds to the fun of any group.
それはいい考えだね!彼女がいると、どんなグループでも楽しさが増すからね。
Memorizeアプリで効率的に学習
add to を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。