act apprehensively
発音
/ækt ˌæprɪˈhɛnsɪvli/
ACT AP-pre-HEN-siv-ly
💡 「act」は短くはっきりと発音し、「apprehensively」は『アプレヘンシヴリー』と、特に『-hen-』の部分に強勢を置いて発音すると自然です。最後の『-ly』は軽く添えるようにしましょう。
使用情報
構成単語
意味
不安そうに振る舞う、心配げに行動する、何か悪いことが起こるのではないかと警戒して行動する。
"To behave in a manner that expresses worry, fear, or unease about a potential negative outcome, an uncertain situation, or a perceived threat."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主に人が内心で不安や懸念を抱いている状態が、その人の外見や行動に現れている様子を表現する際に用いられます。具体的には、落ち着きがない、おどおどする、躊躇する、警戒するなどの行動を指します。重要な発表の前、未知の状況に直面した時、悪い知らせを待っている時など、心理的なプレッシャーがかかる場面でよく使われます。比較的フォーマルな文脈や、人の心理描写、状況説明で用いられることが多く、ネイティブにとっては、人の複雑な感情を細やかに描写する、やや洗練された表現として受け止められます。
例文
He started to act apprehensively as his turn to speak approached.
話す番が近づくにつれて、彼は不安そうに振る舞い始めました。
The child acted apprehensively when strangers approached her in the park.
公園で見知らぬ人が近づくと、その子は不安そうに振る舞いました。
She couldn't help but act apprehensively about the upcoming exam results.
彼女は今度の試験の結果について不安げに振る舞わずにはいられませんでした。
Before the roller coaster started, he was acting apprehensively, gripping the safety bar tightly.
ジェットコースターが始まる前、彼は不安そうに行動し、安全バーを強く握りしめていました。
The dog acted apprehensively during the thunderstorm, hiding under the bed and whining softly.
雷雨の間、犬は不安そうに振る舞い、ベッドの下に隠れて小さく鳴いていました。
The management acted apprehensively about the sudden market downturn and its potential impact on revenue.
経営陣は突然の市場の落ち込みと、それが収益に与える潜在的な影響について不安げな対応をしました。
Employees began to act apprehensively as rumors of company restructuring and layoffs spread throughout the office.
会社の再編と人員削減の噂がオフィス中に広がるにつれて、従業員は不安そうに振る舞い始めました。
We need to avoid acting apprehensively in front of our clients and present our proposal with confidence.
クライアントの前で不安げに振る舞うのを避け、自信を持って提案を提示する必要があります。
The witness acted apprehensively on the stand, hesitating before giving answers to sensitive questions.
証人は証言台で不安そうに振る舞い、デリケートな質問への回答をためらいました。
The nation's leaders acted apprehensively regarding the escalating international crisis, seeking diplomatic solutions.
その国の指導者たちはエスカレートする国際的な危機に対して不安げな対応をし、外交的解決策を模索しました。
類似表現との違い
「act nervously」は「神経質に振る舞う」という意味で、「apprehensively」が内面的な不安や懸念に焦点を当てるのに対し、より物理的な緊張、落ち着きのなさ、または焦りといった行動に重点を置きます。同義的に使われることもありますが、'nervously'の方が少しカジュアルな響きがあります。
「act worriedly」は「心配そうに振る舞う」という意味で、「act apprehensively」と非常に近い意味を持ちます。しかし、「worriedly」の方がより直接的に「心配」という感情を表し、一般的に日常会話で使われやすい、より口語的な表現です。「apprehensively」はもう少しフォーマルで、漠然とした将来への懸念を含むニュアンスがあります。
「behave with apprehension」は「不安を抱いて振る舞う」という意味で、名詞「apprehension」を用いることで、よりフォーマルで、行動の裏にある「不安」という感情そのものに焦点を当てた表現になります。文語的で、心理分析や詳細な描写に適しています。動詞「act」と副詞「apprehensively」の組み合わせよりも、表現として硬い印象を与えます。
「show signs of anxiety」は「不安の兆候を見せる」という意味で、具体的な行動よりも、顔色、声のトーン、姿勢など、不安が表れる様々な「兆候」に焦点を当てています。「act apprehensively」が具体的な「振る舞い」や「行動」を指すのに対し、こちらはより広範な「症状」や「態度」を示すニュアンスがあります。
よくある間違い
「apprehensively」は副詞なので、動詞「act」を直接修飾します。「with」のような前置詞は不要です。名詞の「apprehension」を使う場合は「act with apprehension」となりますが、副詞の形では使いません。
「apprehensive」は形容詞(不安な、心配な)であり、動詞「act」の「どのように振る舞うか」という様態を説明するには副詞「apprehensively」を使うのが正しいです。形容詞は名詞を修飾したり、be動詞などの後に来て状態を表します。
学習のコツ
- 💡「apprehensively」は「apprehension」(不安、懸念)という名詞の副詞形であることを覚えておくと、意味を推測しやすくなります。
- 💡人の心理的な不安や懸念が行動に表れている様子を、やや丁寧かつ詳細に描写したい場合に効果的な表現です。
- 💡主に書き言葉や、人の態度や行動を分析・記述する際に使われることが多いですが、口語でも状況説明として使えます。
対話例
重要なプレゼンテーション前の同僚の様子
A:
Have you seen Mark? He seems a bit off today.
マークに会った?なんだか今日、様子がおかしいんだ。
B:
Yes, he's been acting apprehensively all morning, constantly checking his notes for the big presentation.
ええ、今朝ずっと不安そうに振る舞っていましたね。大事なプレゼンのために、しきりにメモを確認していました。
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