a true cynic
発音
/ə truː ˈsɪnɪk/
a TRUE CYNic
💡 「true」と「cynic」の最初の音節に強勢を置きます。「cynic」の「cy-」は「シ」のように発音し、「-nic」は「ニック」のように発音します。
使用情報
構成単語
意味
本当の皮肉屋、真性の懐疑論者。人間の動機を疑い、しばしば利己的であると考える人。
"A person who believes that people are only motivated by selfishness and distrusts human sincerity or integrity; often used to describe someone who frequently expresses such views or acts in such a way, indicating a deep-seated disbelief in human goodness."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、他人の動機や行動に対して常に疑念を抱き、その裏に利己主義や悪意があると見抜こうとする人を指します。「true」という形容詞が付くことで、その人物が根っからの、あるいは生粋の皮肉屋であり、その傾向が非常に強いことを強調します。必ずしも否定的な意味合いで使われるわけではなく、物事を現実的に、あるいは批判的に見る洞察力があると評価される場合もありますが、一般的には、希望や理想を排し、物事の悪い面や隠された意図ばかりを見ようとする態度を表します。 **どんな場面で使うか**: 人の性格や行動、特定の状況に対する見方を描写する際に使われます。例えば、友人の性格を説明したり、特定の人物がなぜそのような反応を示すのかを分析したりする文脈で用いられます。 **どんな気持ちを表すか**: その人の性格や視点を客観的に、あるいは少々批判的に描写する際に使われます。多くの場合、その人の懐疑的な見方や悲観主義を強調する意図があります。 **フォーマル度**: 中程度のフォーマリティです。日常会話からビジネス、よりフォーマルな文章まで幅広く使えますが、直接的な表現であるため、使う相手や文脈によっては少し配慮が必要です。 **ネイティブがどう感じるか**: 誰かを「a true cynic」と呼ぶことは、その人の性質を強く定義する表現だと感じます。多くの場合、その人が持つ懐疑的、あるいは悲観的な見方を強調する際に用いられ、その人が世の中の善意に対して深く不信感を抱いていることを示唆します。
例文
He's such a true cynic; he always thinks everyone has an ulterior motive.
彼は本当に根っからの皮肉屋で、いつもみんなに裏の動機があると思っています。
Don't be a true cynic, sometimes people are genuinely kind.
そんなに皮肉屋にならないで。時には人々は本当に親切なものだよ。
Even as a child, she was a true cynic about Santa Claus.
子供の頃から、彼女はサンタクロースに対して本当に皮肉屋でした。
My brother is a true cynic when it comes to politics, always expecting the worst.
私の兄は政治に関しては根っからの皮肉屋で、いつも最悪の事態を予想しています。
You could say he's a true cynic, but he's often right about people's intentions.
彼は根っからの皮肉屋と言えるかもしれませんが、人の意図についてはよく当たっています。
She's becoming a true cynic after all those bad experiences.
あれだけのひどい経験をして、彼女は本当の皮肉屋になりつつあります。
Our CEO used to be a true cynic about new technologies, but he's slowly changing his mind.
弊社のCEOはかつて新技術に対して根っからの皮肉屋でしたが、徐々に考えを変えつつあります。
It's hard to get support for new initiatives from a true cynic like him.
彼のような根っからの皮肉屋から、新しい取り組みへの支持を得るのは難しいです。
The columnist, often regarded as a true cynic, offered a scathing critique of the government's latest policy.
しばしば根っからの皮肉屋と見なされるそのコラムニストは、政府の最新政策を痛烈に批判しました。
Historians debate whether the author was merely a satirist or a true cynic of human nature.
歴史家たちは、その著者が単なる風刺家だったのか、それとも人間の本性に対する真の皮肉屋だったのかを議論しています。
類似表現との違い
「a true cynic」は、他人の動機や行動に対して疑念を抱き、利己主義や偽善を見抜こうとする人を指します。一方、「a pessimist」は、物事の悪い面ばかりを考え、常に最悪の結果を予想する悲観的な人を指します。皮肉屋は他者に対して懐疑的ですが、悲観主義者は未来に対して否定的です。
「a true cynic」は、特に人間の動機や誠実さに対して強い不信感を抱く人を指します。対して「a skeptic」は、証拠や事実がなければ物事を容易に信じない懐疑的な人を指し、その対象はより広範(科学的理論、超常現象など)です。シニシズムはしばしば利己主義を前提としますが、懐疑主義は知的な厳密さを追求します。
「a true cynic」はしばしば否定的な意味合いで使われ、人間の本質や動機を疑うことで、希望や理想を排除する傾向があります。一方、「a realist」は、物事をありのままに受け止め、理想ではなく現実的な可能性に基づいて判断する人です。リアリストは客観的であるのに対し、シニシストはしばしば悲観的で批判的な視点を持っています。
「a true cynic」は根っからの性質や信念として皮肉な見方をする人を指すのに対し、「a jaded individual」は、過去の経験や失望によって疲弊し、物事に対して情熱や新鮮な興味を失った人を指します。ジェイデッドな人は皮肉を言うかもしれませんが、それは経験からくる疲弊感や飽きが原因であり、根底にある哲学的なシニシズムとは異なります。
よくある間違い
「cynic」は名詞で「皮肉屋」を意味し、「cynical」は形容詞で「皮肉な、冷笑的な」を意味します。名詞を使う場合は「a cynic」と、形容詞を使う場合は「truly cynical」(副詞が形容詞を修飾)と使い分けます。
学習のコツ
- 💡「cynic」は名詞で「皮肉屋、懐疑論者」という意味と覚えておきましょう。
- 💡「true」が付くことで、「根っからの」「真性の」といった強調のニュアンスが加わります。
- 💡似た意味の「pessimist(悲観主義者)」や「skeptic(懐疑論者)」との違いを意識して使い分けましょう。
対話例
友人との人間関係についての会話
A:
Sarah just never trusts anyone's good intentions. She always thinks there's a catch.
サラは決して人の善意を信じないね。いつも裏があると思っているよ。
B:
Yeah, she's become a true cynic over the years, probably because of her past experiences.
うん、彼女は長年の間に根っからの皮肉屋になったね、おそらく過去の経験のせいだろう。
仕事での新しい提案に対する反応
A:
I'm excited about the new project, but John's already pointing out all the potential problems.
新しいプロジェクトにワクワクしているんだけど、ジョンはもう潜在的な問題点をすべて指摘しているよ。
B:
Well, he's a true cynic when it comes to innovative ideas. He prefers sticking to what's proven.
まあ、彼は革新的なアイデアに関しては根っからの皮肉屋だからね。実証済みのものにこだわる方が好きだ。
Memorizeアプリで効率的に学習
a true cynic を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。