/ə ɡreɪn əv truːθ/
ə GRAIN əv TRUTH
💡 「grain」と「truth」をはっきりと発音し、強勢を置きます。「of」は弱く「アヴ」のように発音されることが多いです。
"A very small amount of truth in something that is largely false, exaggerated, or questionable."
💡 ニュアンス・使い方
誰かの話、噂、報告書、主張などに対して、大部分は信用できない、あるいは誇張されていると感じるものの、完全に否定するわけではなく、わずかに納得できる、あるいは事実に基づいている部分がある場合に用いられます。批判的または懐疑的な文脈で使われることが多く、情報源の信頼性に疑問を呈しつつも、完全に嘘と断じることを避ける際に便利な表現です。フォーマル度はニュートラルで、日常会話からビジネス、ニュースなどの比較的真面目な文脈まで幅広く使われます。ネイティブは、この表現を使うことで、「全てを信じているわけではないが、全くのデタラメではない」という複雑な感情を表現していると感じます。
Her story sounds exaggerated, but there might be a grain of truth in it.
彼女の話は大げさに聞こえるけど、少しは本当のことがあるのかもしれません。
I heard a rumor about them, and I think there's a grain of truth to it.
彼らの噂を聞いたんだけど、少しは本当のことだと思うよ。
He tends to dramatize things, but usually, there's a grain of truth in what he says.
彼は物事を大げさに言う傾向があるけど、たいてい彼の言うことには少し真実があるものです。
This crazy theory sounds wild, but it might have a grain of truth.
このとんでもない理論は突拍子もないけど、少しは真実があるかもしれない。
Don't believe everything he says, but there's often a grain of truth somewhere.
彼の言うことを全て信じてはいけないけど、たいていどこかに一片の真実があるものだ。
She dismisses all criticism, but maybe there's a grain of truth in some of it.
彼女はあらゆる批判を一蹴するが、もしかしたらその一部には真実の欠片があるのかもしれない。
His complaints seemed petty, but I realized they had a grain of truth.
彼の不満は些細に思えたが、少しは真実を含んでいることに気づいた。
The competitor's claims seem outlandish, but we should investigate if there's a grain of truth.
競合他社の主張は突飛に思えるが、一片の真実があるか調べるべきです。
While the report contains some exaggerations, there's likely a grain of truth in its core findings.
その報告書には誇張が含まれるものの、その核心的な発見には一片の真実がある可能性が高いでしょう。
The accusations, though sensationalized, may contain a grain of truth that warrants further investigation.
その告発は、扇情的に報じられているとはいえ、さらなる調査を正当化する一片の真実を含んでいるかもしれません。
Historians often sift through ancient texts to find a grain of truth amidst myth and legend.
歴史家は、神話や伝説の中に一片の真実を見出すために、しばしば古代の文書をふるいにかけます。
「a grain of truth」とほぼ同じ意味で使われますが、「kernel」は「種子の核」や「核心」を意味するため、全体の中で「重要な、核となる真実」というニュアンスが強調されることがあります。「grain」は「微量、かすか」という感じがより強いです。
「a grain of truth」が「微量」「わずか」という非常に少ない量を強調し、全体としては疑わしいというニュアンスが強いのに対し、「some truth」は単に「いくつかの真実」を意味し、必ずしも全体が疑わしいとは限りません。より直接的で汎用的な表現です。
「少しの真実」を意味する場合でも、慣用句として「a grain of truth」を使うのが自然です。「a little truth」は文法的に間違いではありませんが、「a grain of truth」が持つ「ほとんど嘘だが一部真実」というニュアンスは伝わりません。
「particle」も「微粒子」という意味ですが、「a grain of truth」が定着した慣用句であるため、この表現を使うのが一般的で自然です。他の単語への置き換えは避けるべきです。
A:
Did you hear what Sarah said about the new manager? Sounds pretty harsh.
サラが新しいマネージャーについて言ってたこと聞いた?かなり辛辣だったね。
B:
Yeah, I did. I think there might be a grain of truth in it, though. He has been a bit demanding.
うん、聞いたよ。でも、少しは本当のこともあるんじゃないかな。彼は確かにちょっと要求が多いし。
A:
This news report about the company's financial troubles seems overly dramatic, doesn't it?
この会社の財政問題に関するニュース報道、かなり大げさに聞こえますよね?
B:
It does, but I suspect there's a grain of truth behind some of their claims. We've seen some budget cuts recently.
そうですね。でも、彼らの主張の中には少し真実があるような気がします。最近、予算削減がありましたし。
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