a barb of wit
発音
/ə bɑːrb əv wɪt/
a BARB of WIT
💡 barbは「バーブ」のように発音し、舌を後ろに引いてrの音をしっかりと出します。witは「ウィット」と短く鋭く発音し、全体的に知的な響きを意識すると良いでしょう。
使用情報
構成単語
意味
機知に富んだ辛辣な言葉、人を傷つけるような皮肉や風刺。
"A witty remark or comment that is sharp, critical, or intended to cause a slight discomfort or offense, often cleverly disguised. It refers to a clever but hurtful verbal thrust."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、単なる批判や悪口とは異なり、「wit(機知)」、つまり知性や言葉のセンスを伴った、巧妙で鋭い皮肉や風刺を表します。「barb(とげ)」という言葉が使われていることからもわかるように、その言葉は聞く人の心にチクリと刺さるような痛みや不快感を与える可能性があります。直接的な攻撃ではなく、ユーモアや洗練された表現の中に隠された辛辣さがあるため、より手強い印象を与えます。主に書き言葉や、比較的フォーマルで知的な議論の場で使われることが多いですが、親しい間柄での高度なジョークや、相手の知性を試すような場面でも使われることがあります。ネガティブな感情を伴いますが、その言葉を発する人の知性を示すこともあります。
例文
His friends often exchanged barbs of wit during their poker nights, but it was all in good fun.
彼らのポーカーナイトでは、友人たちはよく機知に富んだ皮肉を交わしましたが、それはすべて気心の知れた冗談でした。
She delivered a subtle barb of wit that made everyone chuckle, except for the target of her comment.
彼女は微妙な機知に富んだ皮肉を放ち、発言の標的となった人物を除いて皆を笑わせました。
The stand-up comedian was known for his quick delivery of barbs of wit, always keeping the audience on their toes.
そのスタンダップコメディアンは、機知に富んだ辛辣な言葉を素早く繰り出すことで知られ、常に観客を惹きつけていました。
I tried to make a point with a barb of wit, but it completely flew over his head.
私は機知に富んだ皮肉で意見を述べようとしましたが、彼は全く理解できませんでした。
Their playful arguments were always filled with barbs of wit, never truly malicious.
彼らのじゃれ合いの議論は常に機知に富んだ皮肉で満たされていましたが、決して本当に悪意があるものではありませんでした。
During the heated debate, the CEO countered his opponent's argument with a sharp barb of wit.
白熱した議論の最中、CEOは対立候補の主張に対し、鋭い機知に富んだ皮肉で反論しました。
The article, though critical, used elegant prose and subtle barbs of wit to make its points.
その記事は批判的ではあったものの、上品な散文と微妙な機知に富んだ皮肉を用いて主張を展開していました。
He's known for his ability to inject a barb of wit into otherwise dull meetings, often lightening the mood while making a serious point.
彼は、退屈な会議にも機知に富んだ皮肉を注入し、深刻な点を指摘しつつ場の雰囲気を和らげる能力で知られています。
The critic's review of the play was laced with barbs of wit, exposing its flaws with sophisticated humor.
その劇に対する評論家のレビューは機知に富んだ皮肉に満ちており、洗練されたユーモアでその欠陥を露呈させていました。
In the parliamentary debate, the minister delivered a carefully crafted barb of wit, effectively disarming his political rival.
議会の討論で、大臣は巧みに練られた機知に富んだ皮肉を放ち、政敵を効果的に武装解除させました。
類似表現との違い
「a barb of wit」が知性や巧妙さを伴う皮肉や風刺を指すのに対し、「cutting remark」はより直接的で露骨に相手を傷つけるような辛辣な発言を指します。wit(機知)の要素は薄く、純粋な攻撃性が強い傾向があります。
「a barb of wit」は、より洗練された、知的な皮肉や風刺に使われることが多いですが、「sarcastic comment」はより一般的な皮肉を指し、口語的でカジュアルな場面でも頻繁に使われます。witの巧妙さよりも、言葉の裏返しによる皮肉が中心です。
「a barb of wit」が辛辣さや批判的な意図を含むのに対し、「witty retort」は主に機知に富んだ素早い切り返しや反論を意味します。相手を傷つける意図よりも、その場の状況に合わせた知的な応答の速さや巧みさに焦点が当たります。ポジティブな文脈でも使われます。
「sharp remark」は「鋭い発言」を意味し、「a barb of wit」と同様に批判的であることもありますが、必ずしも機知や巧みさを伴うとは限りません。単に的を射た、あるいは攻撃的な発言全般に使われます。witの要素は必須ではありません。
よくある間違い
「wisdom(知恵)」ではなく「wit(機知)」を使います。「wisdom」は一般的に深い知識や経験から来る知恵を指し、皮肉や辛辣な言葉とは直接結びつきません。「wit」は言葉のセンスやユーモア、とんちを指すため、辛辣な言葉と組み合わされます。
「thorn(とげ)」も似た意味ですが、この表現では「barb」が慣例的に使われます。「barb」は特に矢じりなどの『かえり』を意味し、刺さると抜けにくいというニュアンスから、鋭く傷つける言葉に適しています。
学習のコツ
- 💡「barb」は「とげ」や「かえり」を意味し、言葉が相手にチクリと刺さる様子を想像すると覚えやすいです。
- 💡単なる悪口ではなく、知性やユーモアを伴った巧妙な皮肉を表現したいときに使います。
- 💡主に書き言葉や、ややフォーマルな会話で効果的に使われることが多い表現です。
- 💡使用する際は、相手の感情を考慮し、特にビジネスシーンでは慎重に選ぶ必要があります。
対話例
会議後の同僚の評価
A:
Did you notice how Mary shut down John's proposal?
メアリーがジョンの提案をどうやって退けたか、気づいた?
B:
Yes, she delivered a subtle barb of wit that left him speechless. It was clever, yet a bit harsh.
ええ、彼女は巧妙な機知に富んだ皮肉を放ち、ジョンは言葉を失っていましたね。賢明でしたが、少しきつかったかもしれません。
文学作品についての議論
A:
The author often includes very pointed observations in his novels.
その作家は、小説によく鋭い考察を盛り込みますよね。
B:
Indeed. He has a talent for weaving a barb of wit into even the most serious passages, making his social commentary quite effective.
全くですね。彼は最も真面目な文章の中にさえ機知に富んだ皮肉を織り交ぜる才能があり、その社会批評は非常に効果的です。
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