意味
無能、能力不足、不適格、不手際
発音
/ɪnˈkɒmpɪtəns/
inCOMpetence
💡 この単語は第2音節の「com」を最も強く発音します。日本人が間違えやすいのは、「オ」の音を強くしすぎたり、最後の「-ence」を「エンス」とはっきり発音しすぎることです。「o」は短い「ア」に近い音、最後の「-ence」は弱く「ンス」のように発音すると自然です。
例文
His incompetence led to errors.
彼の無能さが間違いを招きました。
They ignored the player's incompetence.
彼らはその選手の無能さを無視しました。
Her incompetence became evident.
彼女の能力不足が明らかになりました。
I noticed his work incompetence.
彼の仕事の不手際が目につきました。
This job revealed incompetence.
この仕事で無能さが露呈しました。
We must address this incompetence.
この能力不足に対処しなければなりません。
Such incompetence cannot be tolerated.
そのような無能さは容認できません。
The report highlighted incompetence.
その報告書は能力不足を強調していました。
Management cited his incompetence.
経営陣は彼の無能さを理由に挙げました。
Legal action due to incompetence.
無能力による法的措置です。
変形一覧
名詞
文法的注意点
- 📝基本的に不可算名詞として扱われるため、通常は`a/an`をつけたり、`-s`を加えて複数形にすることはありません。
- 📝`incompetence in (分野)`の形で「〜における能力不足」と表現されることが多いです。(例: `incompetence in leadership`)
- 📝動詞と組み合わせて`demonstrate incompetence`(無能さを示す)や`reveal incompetence`(無能さを露呈する)のように使われます。
使用情報
よくある間違い
`incompetence`は「無能」という名詞です。人を「無能だ」と形容する際には、形容詞の`incompetent`を使います。また、「彼の無能さは明らかだ」のように表現するなら`His incompetence is clear.`となります。
類似スペル単語との違い
`incompetence`は「無能、能力不足」という意味の名詞ですが、`competence`は「有能、能力、適性」を意味する名詞で、互いに対義語の関係にあります。接頭辞の`in-`が否定の意味を表している点が違いです。
`incompetence`は「無能」という名詞であるのに対し、`incompetent`は「無能な、能力不足の」という形容詞です。品詞が異なり、使い方も「He showed incompetence.(彼は無能さを示した)」と「He is incompetent.(彼は無能だ)」のように変わります。
派生語
語源
📚 ラテン語の 'incompetentia' に由来し、'in-'(否定)と 'competentia'(適合性、能力)が結合して「能力がないこと」を意味するようになりました。英語には16世紀に導入され、特に法的な文脈で「権限がないこと」を指すこともありました。
学習のコツ
- 💡否定の接頭辞である「in-」と、対義語の「competence(能力)」をセットで覚えると、意味を理解しやすくなります。
- 💡比較的フォーマルな文脈や専門的な議論で使われることが多い単語です。日常会話で安易に使うと、相手に強い印象を与える可能性があります。
- 💡この単語は基本的に不可算名詞として扱われますが、稀に「複数の無能な行為や事例」を指す場合は `incompetencies` と複数形が用いられることもあります。
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