i'd rather not
発音
/aɪd ˈræðər nɒt/
I'd RATHER not
💡 「rather」を強く発音し、全体的にやや早口で言うと自然です。「I'd」の「d」はほとんど発音されないか、直後の「rather」とつながって不明瞭になることが多いです。
使用情報
構成単語
意味
「〜したくない」「〜は遠慮します」という意思を、比較的丁寧に伝える表現。相手の誘いや提案、質問などを断るときに使われます。
"Used to politely refuse an offer, invitation, or suggestion, or to express a disinclination to do something without being too direct."
💡 ニュアンス・使い方
誰かからの誘い、提案、または個人的な質問などを断るときに用いられます。直接的な「No」や「I don't want to」よりも、より丁寧で柔らかい印象を与えます。相手の気持ちを尊重しつつ、自分の意思を伝えたい場合に最適です。 このフレーズは、拒否や辞退の意思を表しますが、しばしば「申し訳ないが」「できれば避けたい」という控えめな気持ちや、個人的な理由で関わりたくないというニュアンスを含みます。時には、相手の提案が不快であると感じている場合でも、直接的な表現は避け、このフレーズで婉曲に伝えることがあります。 フォーマル度は比較的にニュートラルで、カジュアルな友人との会話から、ビジネスシーンまで幅広く使えます。ネイティブは、自分の意思をはっきりと、かつ丁寧に伝えていると感じます。相手が踏み込みすぎた質問をしてきた場合など、プライバシーを守るためにも使われることがあります。
例文
Do you want to go out tonight?
今夜出かける?
I'd rather not, I'm a bit tired.
できれば遠慮したいな、ちょっと疲れてるんだ。
Let's talk about politics.
政治について話そうよ。
Oh, I'd rather not, if you don't mind.
ああ、もしよかったらそれは遠慮したいな。
Could you tell me how much you earn?
どれくらい稼いでいるか教えてもらえますか?
I'd rather not say.
言いたくありません。
Want to try skydiving this weekend?
週末にスカイダイビング試してみない?
Thanks, but I'd rather not.
ありがとう、でも遠慮しておくよ。
Would you like to take on this extra project?
この追加プロジェクトを担当していただけませんか?
Thank you for the offer, but I'd rather not at this time.
ご提案ありがとうございます、しかし今回は辞退させていただきます。
Could you share the details of our new strategy with them?
彼らに新しい戦略の詳細を共有していただけますか?
I'd rather not, as it's still confidential.
まだ機密事項ですので、できれば遠慮したいです。
類似表現との違い
「I don't want to」は「〜したくない」という直接的な意思を表し、「i'd rather not」よりもカジュアルで、時には無礼に聞こえることがあります。「i'd rather not」はより柔らかく、相手への配慮を示唆する表現です。
「No, thank you」はシンプルで直接的な断りの表現です。「i'd rather not」はもう少し理由や心情をにおわせるニュアンスがあり、状況によっては「No, thank you」よりも丁寧で思慮深い印象を与えます。
「I'm afraid I can't」は「残念ながらできません」という意味で、よりフォーマルで、できない理由が何かあることを示唆します。「i'd rather not」は「したくない」という個人的な意向を伝えるのに対し、「I'm afraid I can't」は物理的、時間的、その他の制約による不可能性を伝える場合が多いです。
「I'd prefer not to」は「できれば〜しないことを選びたい」という意味で、「i'd rather not」と非常に似ています。どちらも丁寧な拒否を表しますが、「prefer」の方が「選択」のニュアンスが強く、ややフォーマルな響きを持つことがあります。日常会話では両方使われます。
よくある間違い
`rather not` の後には動詞の原形が直接続きます。「to」は不要です。
`rather` は助動詞 `would` の後、否定の `not` の前に置くのが正しい語順です。
`would rather` の構文では、動詞を否定する際に `don't` を使うのではなく、`rather` の直後に `not` を置きます。
学習のコツ
- 💡相手からの誘いや提案を丁寧に断りたいときに便利です。
- 💡後ろに動詞を続ける場合は、「I'd rather not + 動詞の原形」の形になります。
- 💡プライバシーに関わる質問など、答えたくないときに婉曲な拒否として使えます。
- 💡「I'd rather not.」と簡潔に答えるだけでも自然な会話になります。
対話例
友人からの週末のパーティーへの誘い
A:
Hey, we're having a party this Saturday. Want to come?
ねえ、今週の土曜日にパーティーするんだけど、来ない?
B:
Oh, thanks for the invite, but I'd rather not this time. I'm swamped with work.
ああ、誘ってくれてありがとう、でも今回は遠慮したいな。仕事で手がいっぱいなんだ。
職場での追加の仕事の依頼
A:
Could you take a look at these reports and give me feedback by tomorrow?
これらのレポートを見て、明日までにフィードバックをいただけますか?
B:
I appreciate you asking, but I'd rather not right now. I have a tight deadline on another project.
お声がけいただき恐縮ですが、今はできれば遠慮したいです。別のプロジェクトで締め切りが迫っておりまして。
興味のないイベントへの参加を促される
A:
The team is planning a karaoke night. You should definitely join us!
チームでカラオケナイトを企画してるんだ。絶対参加すべきだよ!
B:
Thanks, but I'd rather not. Karaoke isn't really my thing.
ありがとう、でも遠慮しておくよ。カラオケはあまり得意じゃないんだ。
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