i hate to do
発音
/aɪ heɪt tuː duː/
I HATE to DO
💡 「hate」ははっきりと発音し、「to」は弱く「トゥ」と短く発音されることが多いです。文脈によって「do」を強調することもあります。
使用情報
構成単語
意味
~するのは気が進まない、~したくない、不本意ながら~する
"To express strong reluctance or regret about doing something, often when the action is unpleasant, undesirable, or potentially offensive, but necessary or unavoidable. It can also serve as a polite softener when delivering bad news or criticism."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある行為に対して強い不本意な気持ちや気が進まない感情を表明する際に使われます。単に「嫌い」という直接的な感情だけでなく、「本当はしたくないけれど、やむを得ず~する」といった状況や、「相手に不快なことや悪い知らせを伝えなければならないが、そうするのは気が引ける」といった、相手への配慮を示す丁寧な前置きとしても機能します。例えば、「I hate to bother you, but...(お邪魔して申し訳ないのですが...)」のように、クッション言葉として非常によく使われます。フォーマル度はニュートラルからやや丁寧な印象があり、ビジネスシーンでも適切に使えます。ネイティブは、ストレートに不満を言うのではなく、一歩引いた「気が進まない」という表現で、自身の感情や相手への配慮を示す際に用います。
例文
I hate to admit it, but you were right about the problem.
認めたくないのですが、その問題についてはあなたが正しかったですね。
I hate to leave early, but I have an important meeting I can't miss.
早く帰るのは気が進まないのですが、どうしても外せない重要な会議があります。
I hate to say this, but your fly is open.
こんなこと言いたくないんだけど、チャックが開いてるよ。
I hate to tell you, but the restaurant is already fully booked for tonight.
言いたくないんだけど、そのレストランは今夜もう満席だよ。
I hate to interrupt, but we're running out of time.
邪魔して申し訳ないのですが、時間がなくなってきています。
I hate to complain, but this coffee is really cold.
文句は言いたくないんだけど、このコーヒー本当に冷たいよ。
I hate to ask, but could you possibly help me move this weekend?
頼みたくないんだけど、今週末引っ越しを手伝ってもらえないかな?
I hate to deliver bad news, but the latest quarter's sales figures are below target.
悪い知らせで恐縮ですが、最新四半期の売上高は目標を下回っています。
I hate to disagree, but I believe we should reconsider the proposed strategy.
異論を唱えるのは気が進みませんが、提案された戦略を再考すべきだと考えます。
I hate to ask you to work overtime, but we have a tight deadline for this project.
残業をお願いするのは心苦しいのですが、このプロジェクトには厳しい締め切りがあります。
I hate to question your esteemed judgment, but there appears to be a discrepancy in these calculations.
貴殿の崇高な判断に疑義を呈するのは不本意ですが、これらの計算には相違があるようです。
I hate to inform you that your application for the grant was unsuccessful on this occasion.
誠に申し上げにくいのですが、今回の助成金申請は残念ながら不採用となりました。
類似表現との違い
「I don't want to do」は単純に「~したくない」という直接的な願望の否定を表します。一方「I hate to do」は、したくないがそうせざるを得ない状況や、相手への配慮から「気が進まない」というニュアンスを含みます。より感情的で直接的な拒否が「don't want to」です。
「I'm reluctant to do」は「気が進まない」「しぶしぶ~する」という意味で、「I hate to do」と似ていますが、よりフォーマルな響きがあり、感情的な嫌悪よりも「乗り気でない」という理性的な判断を伴うニュアンスが強いです。ビジネス文書などでよく使われます。
「I'd rather not do」は「~しない方がましだ」「むしろ~したくない」という、複数の選択肢の中から「~しない」を選ぶ意思を表明します。比較的丁寧ですが、選択の余地がある場合に使われます。「I hate to do」はやむを得ない状況で使われることが多いです。
「I regret to inform you」は「遺憾ながらご通知申し上げます」と訳され、非常にフォーマルで、悪い知らせを伝える際の定型表現です。個人的な感情よりもビジネス上の公式な場面で使われます。「I hate to inform you」よりもさらに事務的で丁寧な印象を与えます。
よくある間違い
`I hate doing` は「一般的にその行為そのものが嫌い」という、習慣的・全般的な嫌悪を表します。例えば「I hate doing housework.(家事が全般的に嫌いだ)」など。一方 `I hate to do` は「今からすることに対して、不本意な気持ちがある、気が進まない」という一時的・具体的な状況での感情を表します。この意味の違いに注意が必要です。
`to` の後には動詞の原形が続きます。`to` が不定詞を形成するため、その後に `-ing` 形の動名詞が来るのは誤りです。ただし、`to` が前置詞の場合(例: `look forward to doing`)は動名詞が続きますが、`hate to` の場合は不定詞です。
学習のコツ
- 💡「I hate to tell you, but...」のように、相手に不快なことや残念なことを伝える際の丁寧な前置きとして頻繁に使われます。
- 💡「~するのは気が進まない」という不本意な気持ちを表すときに使いますが、「~することが一般的に嫌い」という場合は `I hate doing` を使います。この違いをマスターしましょう。
- 💡ビジネスシーンでは、苦情や否定的な意見を述べる際に、ストレートな表現を避けてこのフレーズを使うことで、丁寧で配慮のある印象を与えることができます。
- 💡「I hate to be rude, but...(失礼ですが…)」のように、前置きとして使うとより穏やかな表現になります。
対話例
同僚に頼み事をする
A:
Could you help me with this report? I'm really swamped.
このレポート手伝ってもらえませんか?本当に手が回らないんです。
B:
I hate to say no, but I'm completely swamped myself today.
断るのは気が進まないのですが、私自身も今日はいっぱいいっぱいなんです。
友人に悪い知らせを伝える
A:
Did you hear about Sarah's promotion?
サラが昇進したって聞いた?
B:
Oh, I hate to be the one to tell you, but she actually didn't get it. They chose someone else.
ああ、私から言うのは気が進まないんだけど、実は彼女は昇進できなかったんだ。別の人が選ばれたんだって。
会議で異論を述べる
A:
So, we're all agreed on the new marketing strategy?
では、新しいマーケティング戦略について、全員賛成でよろしいでしょうか?
B:
I hate to interrupt, but I have a slight concern about the proposed budget for that campaign.
お邪魔して申し訳ありませんが、そのキャンペーンの予算案について少し懸念があります。
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