what's more

コロケーション英検2級B2TOEIC ★★★TOEIC 700点目標

発音

/wʌts mɔːr/

wʌts MƆːR

💡 「ワッツモア」のように発音し、「more」に最も強いアクセントを置きます。'what's'の部分は短く、'more'をはっきりと発音するのがコツです。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:よく使われる
使用場面:
日常会話ビジネス学校・教育議論・討論ニュース・報道文学・評論

構成単語

意味

その上、さらに、おまけに。前に述べたことに追加情報を加えたり、重要性を強調したりする際に使用します。

"Used to introduce an additional piece of information that supports or emphasizes what has just been said, often implying that the added information is more significant or surprising."

💡 ニュアンス・使い方

このフレーズは、直前の発言や記述に追加情報を提供し、それが単なる補足ではなく、より重要であったり、驚くべき内容であったり、あるいは事態を悪化させるものであったりすることを強調する際に使われます。ポジティブな文脈でもネガティブな文脈でも使用可能ですが、常に何らかの「強調」のニュアンスを含みます。文頭に置かれることが多く、フォーマルからカジュアルまで幅広い状況で使えますが、特に書き言葉や、論理的な議論を進める際に重宝されます。話し言葉では、相手に注意を促したいときや、自分の意見を補強したいときに効果的です。ネイティブスピーカーは、単なる追加情報ではなく、さらに踏み込んだ情報や、話の核心に迫る情報を加える際に自然とこの表現を選びます。

例文

He's very intelligent, and what's more, he's incredibly hardworking.

カジュアル

彼はとても頭が良いし、その上、信じられないほど勤勉です。

The food was delicious, and what's more, the service was excellent.

カジュアル

料理は美味しかったし、さらに言えば、サービスも素晴らしかったですよ。

She missed the deadline, and what's more, she didn't even apologize.

カジュアル

彼女は締め切りを破った。おまけに、謝りもしなかった。

The new software is user-friendly, and what's more, it significantly boosts productivity.

ビジネス

新しいソフトウェアは使いやすく、その上、生産性を大幅に向上させます。

The proposal was well-researched, and what's more, it addressed all our concerns.

ビジネス

その提案はよく調査されており、さらに、私たちの懸念事項全てに対処していました。

The company reported record profits, and what's more, announced a new dividend policy.

ビジネス

その会社は過去最高の利益を報告し、さらに、新たな配当政策を発表しました。

The research findings were unexpected, and what's more, they contradicted previous studies.

フォーマル

研究結果は予期せぬもので、その上、これまでの研究とは矛盾していました。

The treaty provides a framework for cooperation, and what's more, it promotes cultural exchange.

フォーマル

その条約は協力の枠組みを提供するだけでなく、さらに文化交流も促進します。

It's starting to rain, and what's more, the wind is picking up.

カジュアル

雨が降り始めているし、その上、風も強くなってきた。

The museum offers free admission, and what's more, it has a fantastic gift shop.

カジュアル

その美術館は入場料が無料ですし、おまけに素晴らしいギフトショップもあります。

類似表現との違い

「in addition」は単に情報を追加するニュアンスが強く、「その上」という強調の度合いは「what's more」ほど強くありません。より客観的な情報追加に適しており、ややフォーマルな印象を与えます。

furthermoreフォーマル

「furthermore」は「what's more」よりもフォーマルな表現で、主に書き言葉で使われます。論理的な議論や論文などで、前の内容を補強する追加情報を提示する際に用いられ、堅い印象を与えます。

moreoverフォーマル

「moreover」は「furthermore」とほぼ同義で、同様にフォーマルな書き言葉で使われます。前の文の主張を強化したり、より重要な情報を追加したりする際に用いられ、非常に堅い印象を与えます。

besidesカジュアル

「besides」は「〜に加えて」という意味で、口語的でカジュアルな場面で使われることが多いです。時には「〜だけでなく」という否定的な文脈や、軽い付け足しのようなニュアンスで使われることもあり、「what's more」のような強調のニュアンスは薄いです。

andカジュアル

「and」は最もシンプルでカジュアルな接続詞で、単に情報を追加する際に使われます。「what's more」が持つような強調や「さらに重要なことには」というニュアンスはほとんどありません。日常会話で最も頻繁に用いられます。

よくある間違い

what's more than that
what's more

`what's more` 自体で「その上、さらに重要なことには」という意味が完結しているため、`than that` などの追加は不要です。冗長な表現となります。

what more
what's more

`what more` は「これ以上何を」という疑問文(例: What more could I ask for?)になるため、意味が全く異なります。接続詞的な意味で使う場合は必ず `what's more` を使用します。

学習のコツ

  • 💡文頭に使うことで、接続詞のように前の文と次の文を自然につなぎ、論理の流れを明確にします。
  • 💡前の文の内容に「加えて、さらに重要なことには」という強調のニュアンスを付け加える際に効果的です。
  • 💡ポジティブな情報にもネガティブな情報にも使えるため、幅広い文脈で活用できます。
  • 💡書き言葉での論理的な説明や議論で使うと、洗練された印象を与えられます。

対話例

友人との週末の計画についての会話

A:

I'm thinking of going to the beach this weekend. It's supposed to be sunny.

今週末、ビーチに行こうと思ってるんだ。晴れるらしいよ。

B:

Oh, that sounds great! What's more, there's a new seafood festival happening nearby.

へえ、いいね!その上、近くで新しいシーフードフェスティバルも開催されるらしいよ。

ビジネス会議でのプロジェクトの進捗報告

A:

The marketing campaign has successfully reached our target audience.

マーケティングキャンペーンは、ターゲット層に成功裏に到達しました。

B:

Excellent. And what's more, we've seen a significant increase in online engagement as a direct result.

素晴らしい。そしてさらに、その直接的な結果として、オンラインエンゲージメントが大幅に増加しました。

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